かえるん日記

当たった時は謙虚に。外した時は冷静に。

【川崎記念 2020】回顧・1月収支報告

どうも、かえるんです。先ほど終了した川崎記念について軽めに振り返っていきたいと思います。予想としてはイン前戦の決め打ちだったのですが、外差し競馬になってしまい撃沈です。仕方ないと片付けてしまえばそれまでですが、ここでしっかり精査して次戦でのサルベージを考えていかないと2000円負けた意味がありません。回顧が1番大事です。

ミツバ(5人気7着)

完敗でした。馬場の内外バイアスというのも敗因の1つかとは思いますが、やはりこの馬追走力に欠ける部分があるんですよね。予想記事にも書きましたが、やはりテンから流れる展開だと良さが生きてこないです。ちょっと出遅れたほうが面白かったまでありますね。あとはやはり衰えは感じるところで、今後このクラスで戦うというのはさすがに厳しいかもしれません。何度も馬券でお世話になった馬ですが、今後は慎重に扱っていきたいところ。

チュウワウィザード(1人気1着)

この馬また強くなったなと感じさせる圧勝劇でした。外伸び馬場で枠も良かったですし、ペースが流れて地力が問われる展開になったのも良かったですね。コーナーで置かれる心配はありましたが、他の馬がバテたおかげで弱点が露呈しなかった形です。ただここ勝つのは当たり前っちゃ当たり前なので、これでこの馬の評価をどうこう変える必要はないかと思います。

ケイティブレイブ(2人気6着)

こちらは人気を裏切る形になりましたが、やはり前のレースを見てもインが走りずらそうな特殊な馬場状態ということもあり、ちょっとそこら辺のバイアスを加味して大目に見てあげてもいいかなという感じです。ただペースとしてはこの馬なら残れるぐらいの水準だったと思いますし、かなり衰えが見られるなというのが正直なところです。

2着ヒカリオーソ、3着デルマルーヴル、4着のミューチャリーに関しては去年のJDDを見てもらえばわかる通り地力的には同じくらいで、馬場の外を通った順に入ったという感じですね。ここに5着アナザートゥルースを含めた4頭に関してはGⅢ級の地力とみているので、レースレベルがそれくらいだったということでしょう。オッズが結構ついたのでケイティブレイブやミツバが垂れる展開に張ってここら辺のゾーンの馬から勝負しても良かったかもしれませんが、ただそうなるとアナザートゥルースを買っていたと思うので、このレースはちょっと私には取れなかったかなという感じです。

月間収支報告

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結果として1月の月間収支はこのようになりました。予想が上手く嵌ったレースも多かったですし、来月に繋げていければと思います。週末はまた根岸Sの分解指数分析と徹底回顧記事も出す予定なので、6本立てになりそうです。中山の振り返り記事も作成中です。明日か明後日に出せればという形。ダートシーズン真っ只中ですが、頑張っていきましょう。それではまた明日。

【川崎記念 2020】徹底予想

どうも、かえるんです。先日の記事で1月の月間収支報告を出してしまいましたが、まだ1レース残っていましたね。川崎記念回顧記事でもう1度載せたいと思います。初見の方については、予想方針の大枠について以下の記事にまとめておりますので、そちらからぜひ。

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川崎記念2020 予想

ミツバ

まあ重賞競走の鉄則ということでリピーターから入ります。そもそもこの馬は昨年の川崎記念以降の4戦はいずれも明確な敗因があって、チャンピオンズCに関してはイン前戦でポジションを取れなかったことが全て、南部杯はワンターンのマイルで追走能力が足りず、帝王賞はあのメンツで0.8差4着ならここでは上位のパフォーマンス。ダイオライト記念は一貫ペースを早めにマクっていってのガス欠という形。追走力に欠ける部分が若干あるので、立ち回りと脚力である程度カバーできる川崎2100の内枠というのはまさしくこれ以上ない条件。相手関係としてもGⅠ勝ち負け級にいる馬はコーナリングに不安のあるチュウワウィザードと落ち目のケイティブレイブだけだし、このオッズなら狙えていいだろう。

チュウワウィザードはここではもちろん地力上位だが、この馬の弱点はそのコーナリング性能。実際にJBCクラシックでは3~4角にかけてかなりオメガパフュームに差を詰められており、それが祟って1度は差されるかという危ないレースとなった。今回の川崎も相当コーナリングがキツいコースでこの馬の能力をフルに発揮できるわけではなく、あわやの取りこぼしがあってもおかしくない。

ケイティブレイブは意外とオッズが付くので押さえたい。前走に関してはゴールドドリームでさえ垂れるぐらいのハイペースなわけでやはり度外視してよく、浦和記念を見ても、さすがに全盛期ほどの力は無いとはいえアナザートゥルースデルマルーヴルあたりとは地力の差がかなりある印象。ハナもすんなり取れそうな並びだし、ここは大崩れしないのでは。そもそも大幅な相手弱化にも関わらず前走より単勝オッズが付く時点で相当妙味がある。

その他、さすがにここでは地力的に厳しいであろうメイプルブラザー、大井巧者のミューチャリー、年明け初戦を負けるなどパッとしないヒカリオーソ、前走はたまたま逃げられたが、基本的にズブズブになってきているオールブラッシュなどは今回は見送りで。

買い目

◎ミツバ

〇チュウワウィザード

ケイティブレイブ

単勝300円

◎-〇ワイド1000円

◎-▲ワイド500円

◎-〇-▲三連複200円 計2000円

今月のプラスは確定しているので、穴軸から入って力試しですね。頑張れミツバ、頑張れ和田Jということで。それでは。

【東海S 2020】徹底回顧・フェブラリーS2020展望

東海S回顧

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インティ(1人気3着)

ヴェンジェンス(3人気2着)

キングズガード(6人気5着)

エアアルマス(2人気1着)

2020年初のダート重賞ということで気合いが入っていましたが、予想としては残念な結果になりましたね。エアアルマスに対する考察やレース展開・隊列に関する考察で詰めが甘かったと思います。反省すべき点は反省し、今後に生かしていきましょう。

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エアアルマス

まずは勝ったエアアルマスです。ここ3戦が400mほどしかまともに走っていなかったエニフS、台風でめちゃくちゃな馬場だった太秦S、砂被って制御不能武蔵野Sと数字が出るようなレースを使っていなかったので指数は低めでしたが、予想記事で言及した通り能力はGⅠ級でしたね。

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2キロ貰ったとはいえ競りかけに来たインティを逆に振り落として突き離すというのはなかなかできない芸当だと思います。1.50.2(36.0)で独自に出している分解指数は105、当然GⅠ勝ち負けのラインに乗ってきますね。

一躍フェブラリーSの主役候補に躍り出た(次走は松山JでフェブラリーSとのアナウンス)わけですが、基本的には嫌いたい1頭になってくるかなと思います。理由としては2つあって、

①好走条件としてすんなり外2、外3を取ることが求められるため、相対的に他の馬のスタートが速くなる距離短縮は良くない。

②冬の東京ダートは非常に砂質が重く、この馬のスピード能力が生かせない。

ということです。そもそも東海S根岸Sと2週連続でダート重賞があることによって、東海S→中距離馬ばかり、根岸S→低距離馬ばかりと両レースのメンツの適性に偏りが生じるんですよね。今回の東海Sも正直スタートが速い馬はスマハマ、アイファーイチオー、インティくらいで、エアアルマスのテンスピードなら楽に先手を主張できるメンツ構成でした。しかしフェブラリーSでは、東海S経由の中距離馬と根岸S経由の短距離馬が半々のメンツ構成になるわけで、当然短距離馬にはテンの速い馬がたくさんいます(代表例としてはワイドファラオ、コパノキッキングやアルクトスも全然エアアルマスより速い)。そうなったときに今回のように楽に先手を主張できるかというのには疑問符がつくところで、仮に先手を取れたとしても、先行争いでかなりの脚を使ってしまうだろうという点は否めません。

もう1つの要素としては、やはりこの馬基本的に軽いダート向きだろうというところです。武蔵野Sにしても芝スタートでゲート自体は悪くなかったのですが、ダートに入ってからの行き脚がイマイチというところもあって(これには輸送によるテンション的な面もあるかもしれない)、馬体的にもやはりゴリゴリにパワー系というよりはスピードを生かしたいタイプだと感じています。そう考えると冬の府中は相当タフな馬場になりますし、パフォーマンスとしては若干今回よりも下げてくるのではないでしょうか(砂を被らずに運んでテンションも落ち着いていたとして)。

ヴェンジェンス

ヴェンジェンスはエアアルマス、インティが前を潰しにいったところを漁夫の利的に差し込む形で、今回は見立て通りに走ってくれたのではないかなと感じます。しかしこの馬は渋った馬場にはめっぽう強いカジノドライヴ産駒ですし、フェブラリーSで好走するには重~不良馬場が絶対条件になってくるように思います。ただ馬場さえ渋れば能力はGⅠ級と見ていいのでは。

さらにこの馬は相対的なパフォーマンス値が「コーナー>>直線」タイプの馬です。同様の特性を持つオメガパフュームが左回り苦手なのと同じで、基本的にこの手のタイプの馬は直線スピードを求められる中京や東京では走れません(プロキオンSでは渋った馬場にも関わらずアルクトスやミッキーワイルドには完敗)。そんなこんなで、この馬に関しても基本的にはフェブラリーSでは買わない方向で行きたいです。

インティ

アタマ固定で勝負しましたが、よもやの3着となりました。うーん、自信ありましたけどね笑。。控えるという発想は無かったです(陣営逃げ宣言してましたし)。。この馬の強みはやっぱり基本的な追走能力の高さで、他の馬にとっては脚が溜まらないペースであっても脚が溜まるというのが1番のストロングポイントだと思います。なので他の馬も脚が溜まるペースに合わせてしまうと良さが活きないといった形で、最低でも番手が欲しいところなんですよね。新味が出ていい騎乗をしたという意見もありますが、このあと距離短縮になるわけですし、この控えた結果がこのあとのフェブラリーSに繋がるとは正直思えないところです。ただパフォーマンスとしては1番強い競馬をしていて、2キロ余分に背負って早めに外を上がっていった(1角も含めて)ロスを考慮すれば、少なくともエアアルマスよりは地力的には上に取りたいかなといった感じです。明らかに余裕残しの仕上げだったでしょうし。

ただ前述の通り、フェブラリーSを見据えるなら今回もガンガン出していってスピードを生かした競馬をしたほうが良かった感があり。いわゆる「距離短縮で忙しくなった」という敗戦コメントがレース後に出そうという懸念は否めないのではないでしょうか。フェブラリーSでは厚い印を打つ予定でしたが、ちょっとここは慎重に考えたいかなという感じですね(ここをもっともらしい負け方したせいで逆に人気しちゃいそうな感も気に食わない)。

4着以下の馬について

上位3頭がGⅠ級のパフォーマンスですので、後ろの馬は正直ノーチャンスだったと思います。アングライフェンキングズガードもそつなく乗っていいパフォーマンスを見せましたが、現状GⅢレベルということでスピード負けの形です。

あと果敢に先行したスマハマアイファーイチオーに関してはミドルペースで上手く逃げていたにも関わらず4角であれだけ来られるというのはかなり厳しかったと思います。この2頭に関しては標準的なGⅢレベルなら巻き返せると思いますね。特にアイファーイチオーは人気もしないと思うので狙えそうです。

東海Sの回顧はこんなところで。割とみっちり書きましたが、なかなかここまで詳細に掘り下げてる人もいないと思うので、何かしら参考になればと思います。いずれにせよフェブラリーSの展望は根岸Sが終わってからになるのでは。まあその前に川崎記念ですかね。東京大賞典に引き続き当てたいところですが、本命はあの馬の予定です。それではまた明日。

【東海S 2020】分解指数分析・徹底予想

どうも、かえるんです。今日は2本立てということで、この記事では東海Sの予想をしていきたいと思います。ダート平場レースの予想は既に公開しているので、そちらもぜひ。

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京都ダート1800の特徴・傾向

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まずは予想のベースとなる京都ダート1800というセッティングの特徴・傾向について見て行きますが、何といっても前に行った馬が恩恵を受けやすいというのが1番ではないでしょうか。このような傾向が出る理由としては2つあって、1つ目は3角~4角が下り坂であるため差し馬が差を詰めにくいということ。2つ目はそもそもの砂質が軽いということです。京都1800は阪神1800より基本のタイムが1秒くらい速いですが、これは砂が軽いことに起因しています。基本のスタミナ消費量が少ないので逃げ切りが発生しやすいんですよね。

それを踏まえて京都ダート1800で問われる適性について考えると、「先行力・追走力・機動力」が重要になってくることがわかります。先行力に関しては前述の通りで、さらに、前が残りやすいことからペースが流れやすく追走力が問われます。さらに3角~4角で動けないことから直線でのスムーズな加速が求められるため、機動力が問われるという形です。血統的に見れば機動型のミスプロなんかがよく来るコースですね。

東海S 2020 分解指数分析

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その馬の生涯最高パフォーマンスの高い順から出走馬を並べた分解指数表を貼っておきました。この表の見方については初登場時の記事に詳しく書いたのでそちらをぜひ。

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まずこの表から言えることは、明らかに王道路線組>>上がり馬の地力関係であるということです。特に昨年のチャンピオンズCは超ハイレベルレースで、10着くらいまでは例年であれば馬券内に入れる水準でした。そう簡単に上がり馬との力関係が入れ替わることはないと見て、今回はこれを予想の根幹に立てて印を打っていくという感じになります。

東海S 2020 予想・買い目

コース傾向と分解指数表を踏まえて印を打っていきます。

インティ

基本的にはこの馬が勝つ線で予想していいかなと思います。この馬が負けるとすればみやこSのような激流、もしくはエアアルマスがすんなりこの馬の外2に付けられた時と見ていますが、みやこSみたいなペースはリアンヴェリテ不在でさすがに再現性がありませんし、この馬が逃げるなら番手はスマハマかなと思うので。

この馬に関してはもう特に説明することはないですが、現状軽めの馬場の一周競馬では現役屈指のパフォーマンスを見せている馬です。本来は逃げる必要のない馬で、観月橋Sでは番手からしっかり前を潰して勝っています。どうしようもなかったみやこSや絶望的に適性が合わなかった帝王賞を除けば、負けたのは超GⅠ級のクリソベリルとゴールドドリームだけですし、これくらいのメンツであれば普通なら圧勝するくらいの地力差はあると思います。

あとは鞍上も武豊Jだと他のジョッキーは不思議と競りかけにいかないことが多いですし、オッズ的にも2.8倍なら敢えて逆らうこともないのかなといったラインです。

相手としては普通に考えればエアアルマスなんでしょうけど、この馬は機動力がない馬で、基本的には京都1800はベストとはいえないセッティングだと思います。ゆえにすんなり先行できる外枠を引きたかったのですが、それが叶わず。内にスマハマ、外にインティという並びですんなり外2、外3あたりを取るというのは結構シビアですし、砂を被るリスクもかなりあると思います。松山Jも操縦性の高い馬でそつなく乗るのは上手いジョッキーですが、こういう難しい馬をうまく卸して乗りこなすというのは苦手な印象です。強い馬、GⅠ級であることは間違いないのですが、ここは来たら仕方ないという形で。オッズも渋いですしね。

それを踏まえて相手はチャンピオンズCで上位に来たヴェンジェンスキングズガードで行きます。ヴェンジェンスカジノドライヴの産駒で軽めのダートは持ってこいという馬ですし、キングズガードもインティ(もしくはインティのプレッシャーを受け続けるスマハマ)が作るタイトな流れは合う馬です。ここは実績上位を素直に信頼といった形で勝負したいと思います。

買い目

◎インティ

ヴェンジェンス

▲キングズガード

◎→〇馬単1000円

◎→▲馬単500円

◎-〇-▲三連複500円 計2000円

というわけで印は結局人気どころかよという感じですが、馬券は攻めました。新年一発目のJRAダート重賞。ここを当ててフェブラリーSにいい流れを持っていきたいところです。それでは。

【確定版】3歳ダート馬ランキング2020【ユニコーンS・JDD・レパードS】

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2017世代のダート馬のランク付けは2歳時から行ってきましたが、今回がラストの記事となります。だいたい目ぼしいところはデビューしきったと思いますし、何回も変えるというのも良くないと思うので。

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ちなみに去年ランクインした馬のその後の成績はこんな感じです。

特別枠 マッスルビーチ(シリウスS9着)

10位  ケイアイターコイズ(2勝クラス2着)

9位 デルマルーヴル(名古屋グランプリ制覇)

8位 グルーヴィット(武蔵野S10着)

7位 ノーヴァレンダ(OP5着)

6位 ダノンスプレンダー(2勝クラス3着)

5位 デアフルーグ(OP4着)

4位 クリソベリル(チャンピオンズC制覇)

3位 シハーブ(喉鳴りで休養)

2位 オーヴァルエース(屈腱炎で休養)

1位 ゴルトマイスター(3勝クラス1着(骨折離脱中))

上位陣が軒並み順調さを欠いているとはいえ渋い結果に。ゴルトマイスターに勝利経験のあったハヤヤッコを評価しきれなかったのが痛恨でしたね。

昨年度の反省を踏まえ、今年は「成長力」「気性的な安定感」「体質の強さ」等の項目に強めのバイアスをかけてランク付けを行いました。ここで紹介する馬は「将来的にOPでも活躍できる馬」「世代ダート重賞(ユニコーンS・JDD・レパードS)で上位に来れる馬」の基準を現時点で完璧に満たしている馬たちです。穴党の私でも今後ベタ買いしていくレベルですので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

レース名後のアルファベットは、C→適性外のレースB→メンツ次第で圏内までA→適舞台で好勝負必至S→最有力候補といった感じです。

第10位 ウーゴ(ゴールドアリュール×ヴェントス)

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新馬戦のタイム1.36.9(35.3)は馬場が超高速だったとはいえ優秀。またこの新馬戦は超絶ハイレベルで、2着のゲンパチマイティー、3着フラッフィクラウド、4着アメリカンフェイス、6着ヒートライトニングが勝ち上がり、7着ラストラフ、8着セイユメアカリもその後馬券になっています。このメンツを3馬身半千切るのだからこの馬のスピード能力は疑いようがなく、軽めのダートなら間違いなく世代トップのラインに乗ってくる1頭です。

寒椿賞は中京で外をぶん回すロスがありましたし、残り2ハロンで前に11.7を刻まれて物理的に届かなかったという形でした。ウーゴより後方から追い上げた11着のソングオブザハートも次戦で1勝クラスを突破していますし、レース自体にそもそもの相当な前バイアスもあったはずです。スカーレットカラーの弟で成長力にも期待できますし、2戦目の敗戦で人気を落とせば次が狙い目になるのではないでしょうか。

ユニコーンS : B

JDD : C

レパードS : B

第9位 ヴォルスト(キズナ×ナスケンアイリス)

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POG指名馬です。兄にモジアナフレイバーを持つ良血。新馬戦の個別ラップは12.8-12.2-12.0ほどで、時期を考えればかなり優秀なラインの脚力を見せました。

その後の2戦はコーナーで加速できないという弱点が露呈されましたが、使いつつ前半の追走要素が劇的に上昇。4戦目にして、4コーナーで前を射程に捉えることができるようになりました。その4戦目はその後1勝クラスを勝ち上がるハクアイウィンザーがほぼ完璧なマクリを打ったものの、それを脚力だけでねじ伏せた形。直線スピードでマージンを取りたい分、そもそもコーナーでの機動力が要求される京都は良くないですし、東京大井ではかなりのパフォーマンスアップが見込めるのではないでしょうか。

ユニコーンS : B

JDD : B

レパードS : C

第8位 サンライズホープ(マジェスティックウォリアー×オーパスクイーン)

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新馬戦の1.53.5(38.1)は大型馬の初戦ということを考えればかなり優秀。しかも超大飛びの馬で、コーナリングの挙動も怪しかったです。その証拠にレースラップは13.0-12.9-12.2と逃げて接戦だったにしては不可解なラップを刻んでおり、コーナーで加速できずに直線半ばでようやくエンジンが掛かった形であることがわかると思います。競ったミヤジコクオウ(ネモフィラ賞1着)が京都ドンピシャの追走力に寄ったタイプであることを考えれば、地力的にはこちらのほうを上に取るのが妥当でしょう。

ユニコーンS : C

JDD : A

レパードS : C

第7位 ロンゴノット(パイロ×ブリクセン)

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兄にドバイWCを勝ったアフリカンストーリーアルゼンチン共和国杯3着のアフリカンゴールドを持つ良血馬。新馬戦は1.5秒差を付ける圧勝でしたが、1.55.3(38.4)はこの日のタフ馬場を考慮すれば超優秀。残り4ハロンから12.4を叩いて12.9-13.0でまとめているあたり、相当追走力があるものと思われます。

2戦目は大外枠から後方待機の形となりましたが、向こう正面の13.3-12.5と速くなるポイントで動いてしまいガス欠。字面以上に厳しい競馬でしたし、それでも0.4差にはまとめているのだから評価は変えられないといった感。パイロ産駒らしく機動力がある馬なので、ここから内枠に替わるのはかなりプラスに働きそう。ローカルの小回りあたりで立ち回れば世代屈指だと思います。

ユニコーンS : C

JDD : C

レパードS : A

第6位 シェダル(ゴールドアリュール×マイティースルー)

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新馬戦は2秒差の圧勝。1.54.6(38.4)だから必然的に千切れるわけですが、逃げての数字ではなく外2で他馬に合わせながらの競馬だったということを評価したいと思います。またラスト2ハロン12.9-12.8は余力がかなりある中での数字ですし、紫苑Sを勝ったパッシングスルーの弟で成長力もありそう。1戦だけでなんともいえないところはあるものの、操縦性、自在性は高そうですし、ダート世代重賞ではオールマイティーに活躍できそうな素材ではないでしょうか。

ユニコーンS : B

JDD : B

レパードS B

第5位 タガノビューティー(ヘニーヒューズ×スペシャルディナー)

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芝を2戦使ったせいで馬柱が汚くなりましたが、本来であれば2戦2勝の無敗馬。しかもその2戦がえげつない内容。新馬戦は実質ラスト1ハロンだけで1.2秒ほどひっくり返す強烈な脚(レース映像参照)を見せましたし、2戦目のプラタナス賞に関してはただの前残りレースを最後方からぶっこ抜きましたが、この時の上がり34.8はまさに異次元(芝で例えると上がり31.8だと思ってもらって構わないレベル)。あまりにもズブいので評価を落としてのこの順位ですが、芝を使って行きっぷりも多少は良くなりそうですし、今後の活躍が楽しみで仕方ない1頭。最後方一気のロマン砲ですね。

ユニコーンS : S

JDD : B

レパードS : C

第4位 ファシネートゼット(牝・ヘニーヒューズ×ファシネートダイア)

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度々取り上げている馬です。新馬戦は中京ダートの2歳戦史上初の上がり35秒台を記録。2戦目も難なく突破しましたが、この時の1勝クラスは超優秀なメンツで、4馬身半千切った3着キメラヴェリテは北海道2歳優駿を勝利しました。

兵庫JGは3着でしたが、コーナーで加速できない弱点がモロに露呈したレースでこれは度外視。そう考えるとこの馬の直線スピードを生かすには現状東京がベストだと思います。次戦はヒヤシンスSの予定ですが、当然有力候補として挙がってくるのでは。レーヌブランシュも気になりますが、牝馬では間違いなくこの世代ナンバーワンの地力を持っている馬です。砂の女王へ、期待したいです。

ユニコーンS : A

関東オークス : A

レパードS : C

第3位 デュードヴァン(デクラレーションオブウォー×ジェラスキャット)

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新馬戦は1.37.0(36.2)でしたが、馬場も加味するとウーゴ戦よりも指数優秀。昨秋の東京では1番のハイレベル戦となりました。実際に2着ダノンファラオ、4着バイシュラバナ、11着ビービーレガロが勝ち上がり、3.6.7.10着馬が後に馬券に絡んでいます。

2戦目のカトレア賞の1.36.2(36.6)は馬場が軽いとはいえさらに優秀で、イン前質が強いレースの中しっかり外を回して伸びてきたあたりは素直に評価すべきでしょう。

また、そもそもこの馬の強みは立ち回りと追走力で、東京マイルはあまり合わない舞台設定だと思います。それでいてこれだけやれるのだから能力は相当なもので、世代ダートの3戦で最も大崩れしないのはこの馬になるのではないでしょうか。個性派揃いの世代の中で、優等生が虎視眈々と頂点を狙います。

ユニコーンS : A

JDD : B

レパードS : S

第2位 ダノンファスト(キングメハメハ×ダンスファンタジア)

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こちらは先日の新馬戦を2.3秒差で圧勝。1.54.9(37.5)を外3の形から叩き出したのはかなり優秀ですが、特筆すべきはそのラスト2ハロンのラップタイムで、手元の測定だとなんと12.2-11.9。どスローだったとはいえ、ザッと調べた中では過去の中山ダート1800では史上最速の上がり2ハロンタイムでした。

向こう正面で12.1とマクリが入って一気にペースが速くなったところでも唸るような手応えでしたし、どちらかといえば追走力に寄ったタイプになりそうといった印象です。

いずれにしても去年の中山の新馬、未勝利戦では見なかったような数字が出ており、指数としても伏竜Sのマスターフェンサーやドンフォルティスを現時点で凌ぐレベル「神童」の誕生を予感させる走り。ワクワクします。

ユニコーンS : B

JDD : A

レパードS : S

第1位 カフェファラオ(アメリカンファラオ×マリーズフォリーズ)

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新馬戦の字面的には1.54.7(37.3)でラスト2ハロン12.3-12.2と、馬場を考慮すればダノンファストとほぼ同じ水準でした。しかし向こうは芝とはいえ競馬の経験があり、こちらは初出走といったあたりでこっちのほうが上積みとしては大きいのかなということでこっちを1位にしたという経緯です。ただ馬体を見ると、ダノンファストはスピードタイプでカフェファラオはパワータイプといった印象で、スピード寄りの条件ではダノンファストが強く、パワー寄りの条件ではカフェファラオのほうが強いという感じになるのではないでしょうか。

さてこの馬アメリカンファラオ産駒ということで、どういう風に成長していくかはわかりませんが、少なくとも馬体はまだユルユルです。「怪物」が今年も出て来たなという感じですね。血統的な価値も高いですし、この馬が日本のダート競馬を変えるかもしれません。

ユニコーンS : A

JDD : S

レパードS : A

以上の10頭からユニコーンS、JDD、レパードSの勝ち馬が出てくるのかなという風に私は見ています。勝負の夏に向けて、ダート世代戦もアツい戦いが続いていきます。芝のクラシック戦線もいいですが、たまにはダートの世代戦にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

ちなみに「この馬強そうだけどどうなの?」というのがあれば、コメント欄に書いていただければ拾って解説したいと思います。そこでこの10頭以外のダート馬についても語ることができれば。

今週は東海Sがあるので、土日の平場ダートの予想回顧記事を通常通り出すのに加えて、東海Sのみの予想回顧記事も出したいと思います。6本立てになりそうですが、しっかりやっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

1/18(土)競馬回顧

重賞回顧

愛知杯

レイホーロマンス(11人気3着)

1000mの距離短縮であのポジション取りはさすが酒井Jという感じでしたね。これで複勝920円はおいしいでしょう。差し向きの展開の中で早め先頭の形だったのでフロックではなく、渋った馬場の牝限2000では地力上位ということは証明できたのではないでしょうか。次はマーメイドSで本命にするので、そこまでしっかり負けて人気を落としてほしいところです。

その他インで溜めていたデンコウアンジュアルメリアブルームがワンツー。サラキアをはじめ外々を回した馬の大敗が目立ちます。ここの内外のバイアスは考えたほうがいいですね。

1/18(土)ダートレース推奨馬成績

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今日の推奨馬成績は(2-3-3-10) 単回収率117.2% 複回収率113.9%となりました。まあ今日は朝一から推奨した人気サイドがぶっ飛びまくっていたので手放しには喜べませんが、色字推奨したレースに関してはそれぞれある程度形になったかなとは思います。

買ったレースについて見て行きます。

中山10レース【的中】

ダイシンインディー(8人気1着)

ブラックヘイロー(1人気3着)

欲を言うなら馬連が欲しかったですが、前残りに張って前残りで的中です。単勝500円ワイド1000円持っており19900円の払い戻し。単勝オッズが直前に下がったのが結構痛いですがね。。

こういうただの前残りレースをモノにするというのはダート予想においてかなり大事なので、今後も突き刺していきたいです。あとこのレースというか今日の中山はかなりイン前質が強く、後ろにいた馬の巻き返しは当然期待できると思います。

京都6レース

フルフラット(4人気2着)

ダートの本場アメリカのGⅠで入着した馬がこんなところで負けてほしくないという思いから単勝を買いましたが2着。まあわかり切ってはいたものの別物ですよね。ただまあ惜しかったので良いチャレンジでした。買わずに後悔より買って後悔。

レースとしては追走質の流れだったものの指数的には1勝クラスとしては物足りない感。頭数揃わないのはなんとかしてほしいところです。

京都8レース

ライデンバローズ(4人気11着)【次走注目馬】

エクスパートラン(5人気1着)

ダンサクドゥーロ(7人気2着)

ド縦目で外れでした。ライデンバローズは外々を回すイメージでしたがイン収納で良さが生きず。せっかくラストが13.4のタフな流れだっただけにもったいない競馬となってしまいました。次も買います。

京都11レース

ワンダーアマービレ(6人気3着)

キラービューティ(3人気14着)

クライシス(4人気12着)

メイショウヤクシマ(5人気5着)

ガンジー(15人気8着)

12.2-12.4-12.6ではさすがに差しは決まらず外れ。ワンダーアマービレは展開向かない中でよく差を詰めたと思います。ただおそらくこれでバレて人気してしまうので、ここで馬券にしておきたかったです。。

同着ながら勝ったラプタスはあの展開で55キロ背負って外3で掛かりながらそれでも伸びるのは控えめに言って強すぎで、舐め腐って消したのが恥ずかしい限り。これはもうお手上げ。馬を褒めるしかないですね。

バティスティーはインをチョイスしたシュタルケJの好判断。このジョッキーはたまにアツい騎乗するので注意が必要です。

小倉6レース

ディボリドライヴ(6人気2着)

ノーチラス(1人気5着)

今日はここの単勝が欲しかったです。。バラーディストルメールJが上手かったのはありますが、ディボリドライヴは立ち回り次第で圧勝まであったと思います。引き続き渋ったダートならベタ買いでいいですね。

小倉7レース

ビービーシャルト(8人気12着)

マイサンシャイン(2人気3着)

グランドビクトリー(6人気1着)

こちらも縦目です。ただビービーシャルトは全く見せ場なし。もうちょっと走っていい馬ですが、現時点ではちょっとわからないですね。

小倉10レース

ケイアイパープル(3人気4着)【次走注目馬】

ゲンパチルシファー(1人気1着)

これは精神的に来る1着4着。ケイアイパープルは無策に外を回す騎乗で、枠を生かした立ち回りをしてくれれば連まで見えていただけに。。

以上今日は5900円のプラスで終了です。馬場も確認できましたし、修正すべき点は修正して、明日もしっかり予想していきたいと思います。それではまた明日。

1/18(土)競馬予想【初凪賞・羅生門S・小倉城特別】

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どうも、かえるんです。今週から3場開催ですが、予想の質が落ちないよう1レース1レースしっかり精査していきたいと思います。長い記事になりますが、どうぞよろしくお願い致します。

ブログの概要については以下の記事にまとめています。初見の方はそちらから。

kaerun4451.hateblo.jp

重賞予想

愛知杯

レイホーロマンス

モルフェモルフェに丹内。リリックドラマがいてランドネ、最内にサヴォワールエメということで激流もあるかなというイメージ。ならば乱ペース差し競馬の実績があるこの馬から。4着に入った小倉記念の内容は優秀で、舞台としてはここがベストでしょう。雨ジャンジャン降ってほしいですね。

相手はシンプルにセンテリュオが強そうですが、ハンデ戦で馬場も読めないとなると難しい。差しセットで張るならレッドランディーニも面白そう。

1/18(土)ダートレース予想

今日行われる平場ダートレース(新馬戦を除く)は、

中山 1.2.6.7.8.10

京都 1.2.3.6.7.8.11

小倉 1.2.6.7.10

の計18レース。中山が夜間発売中止で詳しいオッズがわからず、小倉も開幕週で読めないということで難しい1日になりそうです。

馬名赤字→かなり自信あり、馬名青字→自信あり

中山1レース(12・3歳未勝利)

推奨馬: トミケンリフリーク(現在3人気)

蓋を開けてみたら1人気ってパターンかもしれないが、まあこの馬からでいいでしょう。ロフティーピークの新馬戦は死ぬほどハイレベルで、2着レイテントロアーは未勝利を突破して1勝クラスでも3着。5着ムーランアンディゴは未勝利を突破。6着コパシーナは未勝利を圧勝して1勝クラスも突破。7着のタピオカも未勝利は突破しており、ここの組で4着のこの馬が普通に考えれば上位では。

中山2レース(18・3歳未勝利)

推奨馬: アイスナイン(現在1人気)

キングズバーンズの新馬戦はかなりハイレベルで、2着のファイアランスが次戦を1.8秒差の圧勝。そのファイアランスから0.8秒差にまとめたこの馬もやはり強く、相手に恵まれたここは落とせない。

中山6レース(24・4歳上1勝クラス)

推奨馬: ロードダヴィンチ(現在3人気)

中京で早めに押し上げる御法度騎乗ながら3着に粘った前走が優秀。トモジャタイクーンズブい馬だし、1倍台に被るようならこっちのアタマなんかが面白そう。

中山7レース(12・4歳上1勝クラス(牝))

推奨馬: アポロアミ(現在8人気)

前走は大混戦で、外々を回したのが響いた形。前々走は加速のタイミングで前をカットされ、3走前はハイペースを無駄に追いかけて弾けず。脚力はこのメンツなら確実に上位だし、まともな競馬をしてくれれば普通に圏内。

中山8レース(12・4歳上1勝クラス)

推奨馬: ナムラジョニー(現在4人気)

新馬戦で競ったアッシャムス、未勝利戦で負かしたメンディーはこのクラスで上位争いしており、この馬も常識的な成長力があれば上位だろう。最近の1勝クラス短距離はレベルが低すぎて長期休養明けの昇級馬が度々穴を開けており、ここはそのトレンドに乗ってみたい。

中山10レース(18・初凪賞(4歳上2勝クラス))

推奨馬: ダイシンインディー(現在10人気)

前走はハナに行けず、マクリ競馬で泣きっ面に蜂。前々走は3勝クラスもあっさり勝った重賞クラスのロードレガリスに真っ向勝負の競馬で撃沈。3走前は理想的な逃げに見えたが、むしろ落としすぎの感でキレ負けしてしまった。大型馬で休み明けの影響も考えられる。今回は並び的にもハナが切れそうだし、この人気なら無理に潰しにくる馬もいないだろう。

相手はシンプルにブラックヘイローで。前走は良馬場中山で35.9という異次元の上がりを使っており、2勝クラスにいていい器ではない。

買い目

◎ダイシンインディー

〇ブラックヘイロー

単勝500円

◎-〇馬連500円

◎-〇ワイド1000円 計2000円

京都1レース(12・3歳未勝利)

推奨馬: マサハヤアン(現在6人気)

前走は途中でやめてしまったが、前々走の走破タイムは優秀。外枠で砂も被らなさそうだし、すんなり好位が取れるのでは。

京都2レース(18・3歳未勝利)

推奨馬: タイセイパワーズ(現在1人気)

申し訳ないがこの馬で。前走の1.54.8(37.3)は大型馬の初戦と考えればかなり優秀で、さすがにこのメンバー相手では取りこぼせない。

相手はタイセイパワーズが前を潰せばクリノイコライザーゴールデンゴールあたりか。いずれにせよ全く妙味がないのでケン。

京都3レース(14・3歳未勝利)

推奨馬: マテンロウヒーロー(現在8人気)

前走は大出遅れに見えたが、パトロールビデオを見返してみると盛大に挟まれており、度外視。初戦を見るに先行できるし、五分に出て見直したい。

京都6レース(18・3歳1勝クラス)

JRAはなんでこのレースが5頭立てか考えたほうがいいですよね。勝っても使うレースがないんじゃ仕方ない。

推奨馬: フルフラット(現在4人気)

前走は初ダート、初遠征のBCジュベナイルだったが、大健闘の5着。ちょっとタイムに関しては判断しにくいが、ダートの本場で世代トップクラスと互角にやれるなら、日本のスカスカ1勝クラスくらいならぶっちぎってもおかしくないのでは。5倍以上は付きそうだし買ってみたい。

買い目

◎フルフラット

単勝2000円

京都7レース(12・4歳上1勝クラス)

推奨馬: メイショウアワジ(現在5人気)

前走はいい脚で追い込んできたものの出遅れが響いた。本来はポジションを取れる馬で、シンプルに好位から外に出せば足りるはず。

京都8レース(19・4歳上2勝クラス)

推奨馬: ライデンバローズ(現在8人気)

前走は前壁案件で5着。前々走はデムーロ騎乗で出遅れから無理やりマクって直線全く追わない例のアレ。叩いた上積みはありそうだし、このメンツなら3走前くらい走れば十分圏内。

相手は前走の末脚が秀逸だったエクスパートラン、前走加速のタイミングでカットされてしまうもったいない競馬+叩いた大型馬でダンサクドゥーロまで。

買い目

◎ライデンバローズ

〇エクスパートラン

▲ダンサクドゥーロ

単勝700円

◎-〇▲馬連200円ずつ

◎-〇ワイド500円

◎-▲ワイド400円 計2000円

京都11レース(14・羅生門S(4歳上3勝クラス))【勝負レース】

ラプタスは前走がアローワンスで2キロ貰っていたのに対し今回はトップハンデ。ただでさえ壁の厚いダート短距離路線の2勝→3勝替わりでこの斤量はかなりキツく、ここは嫌ってみたいと思う。この馬が来たら0円の馬券で。ちなみに同じ理由で消してきたデターミネーションやマスターフェンサーはぶっ飛びました。

推奨馬: ワンダーアマービレ(現在7人気)

ここ3走が僅差の5着、4着、5着でこのオッズはシンプルにおいしい。4走前の麦秋Sは散々言っている超ハイレベル戦で、この馬は2着とわずか0.2差。このクラスで上位の脚力を持っていることは間違いない。前走はほぼ最後方から無策に外を回す消極的な競馬ながら掲示板までは来たし、前々走は差し馬には厳しい馬場だった。今回は前述のラプタスが飛ばすだろうし、差しが決まる線は再現性が高い。インからスムーズに捌ければアタマまであるのでは。

相手は人気どころの差し馬からキラービューティクライシスメイショウヤクシマまでをチョイス。穴目では後方ポツンから一発ありそうなガンジーも押さえてみたい。

買い目

◎ワンダーアマービレ

〇キラービューティ

▲クライシス

☆メイショウヤクシマ

ガンジー

単勝700円

◎-〇▲☆馬連200円ずつ

◎-〇▲☆三連複200円ずつ

◎-※ワイド100円 計2000円

相当自信ある時にしか買わない三連複登場ですが、差しさえ決まれば結構再現性高いと思うんですよね。割と楽しみなレースです。

小倉1レース(10・3歳未勝利)

推奨馬: ヨドノエール(現在3人気)

ショウゲッコウの新馬戦はハイレベルだったうえに差しが決まる流れだった。テンの速い馬で距離短縮はプラスだし、ここは決めたい。

小倉2レース(17・3歳未勝利)

推奨馬: デンコウユジー(現在1人気)

軸ならこの馬で仕方ないか。前走の1.55.3(37.2)は未勝利即突破級の時計。デンコウアンジュの全弟で、どちらかといえば渋った砂でスピードを生かす競馬のほうが合うのでは。

小倉6レース(17・4歳上1勝クラス(牝))

推奨馬: ディボリドライヴ(現在3人気)

前走も狙ったが、混合戦ではさすがにキツく、一瞬いい脚を見せるも6着まで。前々走は無策に外を回す競馬ながらよく差を詰めたし、牝限ならこのクラス上位の素材。スピード質なカジノドライヴ産駒だけに、渋った砂で走れるのは大きいだろう。

相手は前走は1400で追走力が足りず、前々走は暴走逃げで度外視できるノーチラスで仕方ない。

買い目

◎ディボリドライヴ

〇ノーチラス

単勝1000円

◎-〇馬連1000円 計2000円

小倉7レース(17・4歳上1勝クラス)

推奨馬: ビービーシャルト(現在11人気)

2走前3走前とチグハグな競馬だったが、前走はようやくまともな競馬でラストチャンスの未勝利戦をもぎ取った。その時の指数は割と優秀で、1勝クラスでも戦えるライン。これくらいのメンツなら十分圏内だろう。

相手は前走が砂被って終わり、外枠替わり+距離延長で狙えるグランドビクトリー、前走は前残りに泣いたマイサンシャインまで。

人気のスペースクラフトに関しては、小倉の高速馬場だとおそらくマクるしかないと思われるが、小倉の高速馬場でマクるのは結構シビアなパフォーマンスが要求され、ここで勝たれるようだとそれはもうルメールJの腕を褒めるしかないなという感じ。ここは嫌ってみたい。

買い目

◎ビービーシャルト

〇マイサンシャイン

▲グランドビクトリー

単勝500円

◎-〇馬連200円

◎-▲馬連100円

◎-〇ワイド800円

◎-〇ワイド400円 計2000円

小倉10レース(17・小倉城特別(4歳上2勝クラス))

推奨馬: ケイアイパープル(現在3人気)

前走はスタート直後で不利があり後方からの競馬。この馬の良さは生きなかった。前々走の東京マイルは全く走れるコースではないので度外視。追走力の問われるワンターンコースで先行すればこのクラスでは上位の馬で、実際2走前はここより骨っぽいメンバー相手に馬券になっている。人気を落としたここが狙い目。

相手はそのケイアイパープルに前走完勝しているゲンパチルシファーで。阪神→小倉はプラスに出るであろう追走質タイプだし、ここで大崩れは考えにくい。

買い目

◎ケイアイパープル

〇ゲンパチルシファー

単勝700円

◎-〇馬連300円

◎-〇ワイド1000円 計2000円

ちょっとここはリスクヘッジ的に置きに行った買い方で。

以上です。今日は中山10、京都6.8.11、小倉6.7.10の計7レース14000円勝負。1月前半戦はニアミスが多かったので、今週あたりでバッチリ嵌めていきたいですね。昨夏苦しめられた小倉でもしっかり回収していきたいところです。それでは。