かえるん日記

当たった時は謙虚に。外した時は冷静に。

これがダート馬の皐月賞だ!(ユニコーンS展望・ラップ分析)

ラップ分析

 

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ここまで詳しく3歳ダートをレース映像見ながらエクセルでペチペチ打ち込んでやってる奴はあまりいないのでは。ぜひ参考に。

〇表の解説

馬場:馬場差のこと。今年の2回東京開幕週の馬場を基準値=0とし、そこからハロンで0.1秒の馬場差につき1点ずつ加減点していき決定。参考基準としては同日のレースタイムとの比較や、単純にJRA公表の含水率を使用。

追走:追走指数のこと。ハロン12.0の追走能力を基準値=50とし、ラスト3ハロンまでどれくらいのペースなら追走できるかを偏差で算出。算出したものからラスト3~2ハロンでの0.1秒減速につき1点減点。加点はしない。レースの仕掛けどころによってはラスト4ハロンで算出している場合もある。これは「前に行っても垂れない度合い」を数値化したもの。ほとんどのレースが前残りで決まるダートの場合、正直この数値だけ見ておけばある程度馬券は回収できる。

加速:ラスト3ハロンでの追走速度からの加速を0.1秒あたり1点加点。減点はしない。これも追走指数の一種。ダートの場合、スローからではギアが上がりきらない馬というのが多い。その点スッとギアが入る馬へのアドバンテージを考慮するため導入している。

TS:トップスピード。私が普段脚力と呼んでいる値。個別ラップを計測し、ハロンあたり12.0のスピードを基準値=20で偏差的に評価。芝だと瞬発力勝負なら上がりに差はつかないが、ダートだと瞬発力勝負でも差がつく。未勝利のダートだとスローペースばかりなので、実質この値さえ見ておけばある程度馬券は回収できる

持続:持続性能。これは単純に仕掛けどころによる差を補正するために導入。仕掛けがラスト3ハロンだった場合を基準値=10で偏差的に評価。ラスト1ハロンの加減速はここに加算し、0.1秒あたり1点足し引きしている。

不利:外を回したり減速を強いられたりしたものを0.1秒あたり1点で加算している。完全に主観によるものなので、指数に誤差が生じるとすればここと馬場差か。

指数:これらの数値を合計したもの。厳密に言うと違うが、基本的には1点につき0.05秒くらい違うと考えてもらって構わない。つまり20点違えば1秒違うということ。

上の表はその馬の「生涯最高パフォーマンス」を上から並べている。しかしその馬がそれ以上のパフォーマンスをするかそれ以下のパフォーマンスをするかというのはわからないので、その馬の性質を考える必要がある。

ユニコーンS展望

表を見れば分かる通り、時計の最高点でいえばデアフルーグデュープロセスが頭1つ抜けている印象。強い馬を当てるのなら◎デアフルーグ〇デュープロセスで予想終了なのだが、競馬というのはレースで何が起こるかを当てるもの。追走能力が問われるレースになれば当然ノーヴァレンダダンツキャッスルが浮上してくるし、脚力が問われるレースになればニューモニュメントが浮上してくる。枠を見て何が起こるか考え、一番妙味のある馬券を買いたいと思う。ただデアフルーグやデュープロセスが2頭とも馬券外というのは考えにくく、多少は堅めに張る必要はあるかなという印象。ダート馬にとってはここが皐月賞。オーヴァルエースやゴルトマイスターがいればもっと面白かったがいいメンバーが揃った。最終的な予想は日曜朝、天候が不安定であれば日曜13時までには出すようにしたい。それでは。