(追記 2020/2/24)
※なぜかこちらの記事のほうが伸びているので追記です。この記事は現4歳世代のものなので、2020年版は以下の記事をご覧ください。
今週の青竜S、来週の鳳雛SでユニコーンSの前哨戦が終了。ついに3歳ダートが熱い季節がやってきた。さてこの記事では、ダート世代限定戦マニアの私が、ユニコーンS、JDD、レパードSや今後のダート路線を賑わすであろう3歳ダート馬をランキング形式で紹介していき、結論としてその3レースの予想印を公表したいと思う。ランキングは主にレースラップに基づいているが、馬体や血統的な要素も多少考慮に入れているので了承願いたい。
ランキング
10位:ケイアイターコイズ
新馬 無→1着
寒椿賞 〇→2着
はこべら賞 ◎→1着
昇竜S ◎→12着
端午S ◎→2着
ユニコーンS △
JDD ×
レパードS ×
はこべら賞のラップが秀逸。1.24.4(33.7-38.7)は1600万下も勝てるレベルで、今後の成長次第ではダート短距離界を背負っていく素材になり得る。正直東京1600は長いと思うので青竜Sはわからないが、能力だけでこなしてもおかしくはない。
9位:デルマルーヴル
新馬 無→4着
未勝利 ◎→1着
オキザリス賞 ◎→1着
兵庫JG ◎→1着
全日本2歳優駿 ▲→2着
ヒヤシンスS 〇→3着
UAEダービー 無→4着
ユニコーンS △
JDD △
レパードS 〇
やはりこの馬はこの路線では無下にできない存在。全日本2歳優駿、ヒヤシンスSと王道路線でしっかり馬券内に食い込んだのは評価できる。ただ距離はマイルがベストで、次走のJDDではちょっと買いずらいか。
8位:グルーヴィット
新馬 無→1着
500万 ◎→1着
ファルコンS ☆→2着
NHKマイルC 消→10着
ユニコーンS 〇
JDD △
レパードS △
もうダートは使わないかもしれないが一応。ダート1400でほとんど追わずに上がり37.1を記録した500万下はかなり秀逸で、ユニコーンSなんかはいかにも合いそうなだけに芝で行くのはもったいない気もするが。血統的にもまだまだ奥がありそうな1頭。
7位:ノーヴァレンダ
未勝利 無→1着
もちの木賞 ◎→1着
全日本2歳優駿 ◎→1着
伏竜S 〇→5着
ユニコーンS △
JDD 〇
レパードS ◎
もちの木賞の1.52.2ですごい馬が出てきたと思ったが、順当に2歳王者となってくれた。前走は砂を被って完全に嫌気が差していたので度外視。機動力型なのでユニコーンSは合わないが、レパードSなんかで外枠入れば大きく張りたい。
6位:ダノンスプレンダー
新馬 無→1着
沈丁花賞 ◎→2着
ユニコーンS △
JDD 〇
レパードS △
新馬戦の1.54.1(37.3)はこの世代の新馬戦では屈指のパフォーマンス。前走も凄い脚で追い込んできての2着。世代戦は間に合わないかもしれないが、将来的にはOPでも活躍できる器だと思う。
5位:デアフルーグ
新馬 無→1着
黒竹賞 ◎→1着
伏竜S ◎→1着
ユニコーンS 〇
JDD 〇
レパードS 〇
この馬がここにランクイン。正直青竜Sも確勝級だと思う。過去3戦はタイムもさることながら全く無理して追っていない。最後方からロンスパすれば勝てるという形で崩れようがないし、間違いなく今後のダート路線を引っ張っていくであろう1頭。ユニコーンSもJDDも当然有力。
4位:クリソベリル
新馬 無→1着
500万 ◎→1着
兵庫CS ◎→1着
ユニコーンS △
JDD ⦿
レパードS 〇
タイム指数としてはデアフルーグと同じくらいではあるが、血統的な上積みを考えてこっちを上に取りたいと思う。キレという意味ではあまり見せていないが、タフさが問われるJDDなら勝ち負け。そういう意味ではユニコーンS回避は利口ではあるが、できれば参戦してほしかったというところ。まあGⅠは取るでしょうね。
3位:シハーブ
新馬 無→1着
ユニコーンS ◎
JDD 〇
レパードS 〇
いや藤沢さん、グランアレグリアとかコントラチェックとかどうでもいいからこの馬をレースに出さないと。怪物という意味ではこっちのほうが怪物。
新馬戦はやばすぎるパフォーマンス。2歳戦で上がり36.0なんてどう頑張っても出ない数字。ぶっつけでユニコーンS出てきても買いたいし、素質ならデアフルーグやクリソベリルとも遜色ないと思うのだが。兄シャケトラの分まで頑張ってほしい。
2位:オーヴァルエース
新馬 無→1着
寒椿賞 ◎→1着
ヒヤシンスS ◎→1着
ユニコーンS ⦿
JDD 〇
レパードS ◎
どうやら一頓挫あったようでレパードS直行らしい。ユニコーンSで見たかっただけに残念。ただスケールの大きい馬だけに無理使いはしてほしくない。こちらも新馬で上がり36.1を使う破格のパフォーマンス。500万は中京ダートで大外をぶん回すめちゃくちゃな競馬で楽勝。ヒヤシンスSもデルマルーヴルやヴァイトブリックを全く問題にせず上がり36.1で快勝。同じく無敗のデアフルーグやクリソベリルよりも指数は格段に高いし、間違いなく世代トップクラス。この馬の出るレースは今後ほぼ本命にするのでは。
1位:ゴルトマイスター
新馬 無→1着
500万 ◎→3着(出遅れ+不利)
500万 ◎→2着(出遅れ)
500万 ◎→1着
ユニコーンS ◎
JDD ◎
レパードS ⦿
次走は古馬開放第1週の三浦特別と公式に発表。この馬の前走が京都1800で1.51.3(36.3)という破格のパフォーマンス(ラップを見ると意味不明な強さ)。このタイム指数はオーヴァルエースの新馬の指数を遥かに超えていて堂々の世代トップとなった。
この馬がGⅠを取らないようだと引退になってしまうので、とにかく無事に行ってほしいというのが本音。ユニコーンSも出れば勝つだろうが、中1週になるし無理はしないでほしい。
番外編:マッスルビーチ
新馬 無→1着
500万 ◎→2着
500万 ◎→5着
500万 〇→3着
私のブログでは「筋肉は裏切らない」でおなじみのこの馬。今年の3歳ダート路線はこの馬を応援していたのだが、どうやら世代限定の重賞には間に合わなさそう。まだ幼さが残っているので、もう少し大人になってほしいところ。今後の成長に期待。
結論
◎ゴルトマイスター
〇デアフルーグ
▲シハーブ
JDD
◎クリソベリル
〇ゴルトマイスター
▲デアフルーグ
◎ゴルトマイスター
〇オーヴァルエース
▲ノーヴァレンダ