かえるん日記

当たった時は謙虚に。外した時は冷静に。

兵庫CS2020 予想

どうも、ダート予想のかえるんです。正直あんまり予想を出すつもりの無かったレースですが、オッズを見たところ割と妙味があるので買ってみようかなという感じです。

兵庫CS2020 予想

ダノンファラオ

てっきりダントツ1人気くらいなのかなと思っていましたが、そうでもないのでここからで。

前走はヘルシャフトが肉を切らせて骨を絶つかなりタフな逃げを打ち、先行勢が壊滅。3番手追走のライトウォーリアが12着、4番手追走のアメリカンベイビーが13着、5番手追走のロンゴノットが11着と大敗する中で6着に粘り、中位追走のヒヤシンスS3着馬ヤウガウには先着。ここの負けで評価を落とすのはちょっと酷で、逆に上げてもいいくらいのパフォーマンスだった。

前々走の1勝クラスは超優秀で、2着アポロアベリア、4着キッズアガチャーはともにその後1勝クラスを突破。しかもこの走破時計1.52.8は同日の2勝クラスと同タイム。しかもその2勝クラスを勝ったのはその後昇級戦の3勝クラスで2着となるアイアムレジェンドで、いかにハイパフォーマンスだったかがわかるだろう。

これに対して今回1倍台の人気を集めているバーナードループの1勝クラス走破タイムは1.54.3。この日の中山は良馬場ながら1勝クラスで1.53.2が出るほどの軽さで、正直このタイムではダノンファラオよりは1枚落ちるかなといった印象。ロードカナロア産駒らしくスピードに寄ったタイプで、地方の砂に替わるのもマイナスでは。

サンデーミラージュはいかにもスピードに寄ったディープインパクト産駒で、地方の砂は向かない感。テンがある馬ではなく、バーナードループやダノンファラオより後ろからとなるとちょっとどうしようもないか。

そう考えると相手はマカオンブランが良さそう。テンはあるのですんなりハナが切れそうだし、バーナードループをマークしておきたいダノンファラオもそこまで早めには潰しに来ないのでは。展開向いた感もあるとはいえヴァンタブラックを出し抜いた馬だし、パワー寄りのタイプで重たい砂も合いそう。

ヒルノマリブ牝馬芝路線のトップクラスとある程度やれており未知数ですが、今年のダート1勝クラスを初ダートで勝った馬はおらず、馬券に絡んだ馬も数えるほど、並みの1勝クラスよりもかなりレベルの高いこのメンツ相手に、初ダートでいきなり通用するとは考えにくいか。追走力は見せているので先週の端午Sとかに出てきたら面白かったかもしれないですけど。

地方馬はわからないですが、南関や門別と違って中央とは結構差がある印象。

買い目

◎ダノンファラオ

マカオンブラン

◎-〇馬連500円

◎-〇ワイド1500円 計2000円

ワイドが入れば昨日のかしわ記念の負けは取り返せるので、最低限ワイドは嵌めたいところです。行った行ったの競馬を期待しましょう。それでは。

かしわ記念2020 回顧

どうも、ダート予想のかえるんです。今年のかしわ記念はサッパリでした。

かしわ記念2020 回顧

ルヴァンスレーヴ(2人気5着)

アルクトス(4人気4着)

私が平場ダートでも良く使っている予想ロジックとして「ダートの逃げ馬は番手の馬さえ潰せば勝ち」というのがあって、番手の馬より先に垂れれば大敗し、番手の馬が先に垂れればグッと勝利に近付くというのがダート戦における逃げ馬の特性です。そう考えると、今日のワイドファラオの勝因はまさしく番手のルヴァンスレーヴが垂れたことにあると思います。福永Jのテンを出して一旦緩めるペースメイクも見事でしたが(36.8からの12.8-12.7が上手い)、競りかけてくるはずの番手のルヴァンスレーヴが3角で既に手応えが無く、終始ノンプレッシャーで巡行出来たというのが大きかったのではないでしょうか。あと一周競馬の1600というセッティングもこの馬にはかなりフィットしましたね。ここをこのオッズで狙えなかったのは情けないです。。

2着のケイティブレイブは中段でジックリ構えてインを突く好騎乗。フェブラリーSと同様の形の競馬をチョイスして結果を出しており、ここをフロック視してしまったのはちょっと浅かったですかね。

3着サンライズノヴァに関してはこの馬なりの競馬はしていますが、どうしても小回りだとこうなってしまいます。

相手に選んだアルクトスに関してもこの馬なりには走っていますが、やはり番手を取って早め進出という形が取れなかったことが痛かったですね。GⅠ上位級相手だと脚力で劣る面があるので、好走するためには自分の形に持ち込んだうえで多少の展開利が必要になってきそうです。あと今日は若干余裕残しの仕上げにも見えました。

6着のモズアスコットは大敗。割と府中専用機的なところがあるのでここでパフォーマンスを下げるのは仕方ない部分もありますが、それにしてもここまで負ける馬ではなく、無理なローテで状態面の問題があったのかもしれません。

そして私の◎はルヴァンスレーヴでした。テンで出してった時にエキサイトして行ってしまったというのはありますが、それにしても休養前のパフォーマンスは見る影もなくという形。。覚悟していたことではあるのですが、ちょっとショックが大きいです。これでガス抜きが出来て状態が上向いてくればいいのですがね。。あとはやっぱり去年のシャケトラの件もありますし、怪我の再発がないことを祈るばかりです。まずは無事に走りきってくれて良かったということで。

まあ私は特別な思い入れがあるのでこの馬から買いましたけど、普段の馬券ではこういう馬は基本的に消すべきだと思います。「不安要素の大きい人気馬を買ってはいけないというのは競馬予想における鉄則です。

以上です。まあ私情がゴリゴリに挟まった予想にはなってしまいましたが、後悔はありません。次はおそらく超豪華メンバーが予想される帝王賞ということで、ぜひ当てていきたいですね。あと明日あたりに春福島開催の振り返り記事も出したいと思います。良ければそちらもぜひ。それではまた明日。

かしわ記念2020 予想【王者の帰還】

王者の帰還

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私が本格的に世代戦ダートを見るようになったのは現5歳世代からですが、この世代で若駒の頃から凄まじいパフォーマンスを見せていた馬が2頭いました。それがルヴァンスレーヴオメガパフュームです。前者は他馬とのトップスピードの違いや加速性能の違いを駆使して差してくるいわば「脚力質」の差し馬。後者は他馬がバテる中でも1頭だけバテずに伸びてくるいわば「追走質」の差し馬でした。適性の180度異なるこの2頭の名馬に出会えたなかったら、正直私がここまでダートにのめり込むことも無かったと思います。それぐらい思い入れの深い2頭ですね。

両馬はJDDではじめての対戦した後(この時は脚力質の競馬でルヴァンスレーヴに軍配)、順調に成長を重ね、ルヴァンスレーヴはチャンピオンズCを制覇、オメガパフュームは東京大賞典を制覇。2頭のアツいライバル関係はここから幕を開けようとしていました。。

しかし2頭の明暗はここからくっきりと分かれます。オメガパフュームについては至って順調で、帝王賞を制覇し、東京大賞典も連覇。対するルヴァンスレーヴは繋靭帯炎に加えて球節炎を発症し、長期休養を余儀なくされました。

クラブ公式の近況報告を見ても、正直もう走っている姿を見ることはできないのではないかと思った日もありました。ただ、ルヴァンスレーヴは引退の危機を乗り越え、ターフに戻ってきてくれました。

私にダートの面白さを教えてくれた馬です。正直追い切りで走っている姿を見ただけでもう泣きそうなのですが、まずは無事に走り切ってほしい。その思いが強いですね。

かしわ記念2020 予想

ルヴァンスレーヴ

加速性能が活かせる船橋1600はベストの条件ですし、展開不問の自在性があって好走レンジも広いタイプ。休養前のパフォーマンスさえ発揮できれば、まず負けないだろうなと。それくらいの馬です。

もちろん靭帯をやって1年半ぶりに出走の馬を、1倍台というオッズで買うのはリスキーだという意見は間違っていないと思います。ただそういうことじゃないんですよね。大差敗退でも後悔しないというか、とにかくこの馬に本命を打ちたいという想いが強いです。

相手は〇アルクトス。東京で勝ち上がってきた馬ではあるのですが、中京1400で行われたプロキオンSでのハイパフォーマンスがある通り機動力に優れたタイプ。フェブラリーSでは本当に思った通りの負け方をしてくれて、予定通り人気を落としたここで狙っていきたいと思います。この馬の適性としては機動質になりやすい度合いを考えても東京1600<盛岡1600<<船橋1600と考えていて、盛岡1600で今回人気のサンライズノヴァと僅差のパフォーマンスが出来ていることを考えると、ここではこちらを上に取りたいかなと考えています。ワイドファラオが内に入ってくれたことで自然に外2が取れそうですし、テンと加速性能で出し抜く競馬が出来れば。

その他モズアスコットサンライズノヴァは東京ベター感のある持続質タイプで、一周競馬替わりはマイナスの感。ワイドファラオは楽に行ければ面白いですが、アルクトスやルヴァンスレーヴが早めに仕掛けてきそう。もう少しオッズを溜め込んでからというイメージです。ケイティブレイブフェブラリーSがかなり嵌った感のあるパフォーマンスだったことや、ベストが1800以上で前受けの形であるということを考えると、あんまりここでは狙いたくない感。鞍上のおかげで多少妙味はあるんですけどね。

買い目

◎ルヴァンスレーヴ

アルクトス

◎-〇馬連2000円

王者の帰還を見守りましょう。それでは。

【2019-2020】世代ダート戦総括

どうも、ダート予想のかえるんです。この記事では、現3歳世代のダート馬たちのこれまでの戦いを振り返り、きたるビックレース(ユニコーンS・JDD・レパードS)を展望していきたいと思います。あと、ダート3歳1勝クラスの予想に使えそうな面白いデータも持ってきたので、それも軽く紹介していきます。

分解指数 TOP20

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JRAで行われる全てのダートレースを対象に分解指数の算出を行っていますが、現3歳馬において指数の高い馬を上から20頭並べてみました。上位何頭かは抜けていますが、今年は比較的混戦模様ですね。

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備考欄は1月末に出した世代ダートランキングの順位です。そちらも併せて見て頂ければ。

指数表を見てもらえばわかる通り、今年の3歳ダート路線はカフェファラオで仕方ないかなと考えています。ヒヤシンスSは出遅れ大外ぶん回しでのあのパフォーマンスですし、ちょっと他の馬に関しては産まれた世代が悪かったという表現で致し方ないのではないでしょうか。

カフェファラオをどう負かすかを考えて対抗馬を挙げるとなると、とにかく一芸に秀でた馬かなと思います。高速馬場のユニコーンSで、去年みたいに極限の追走質レースになるならばレッチェバロック、タフ馬場のユニコーンSでスローからの瞬発戦になればタガノビューティー(ただ正攻法では厳しく、多少のポジショニングマージンは欲しい)、もしくはレパードSを内枠で立ち回って出し抜く形ならダノンファストあたりが逆転の可能性としては高いのではないでしょうか。JDDはどう頑張ってもカフェファラオかなと個人的には考えています。

あとカフェファラオには及ばなさそうではあるものの、ミステリオーソプレシオーソキタノオクトパスあたりも素質を評価している馬で、このあたりは重賞路線で絡んできてもおかしくないのでは。

これを踏まえて現時点での印としては、

ユニコーンS(良馬場)

タガノビューティー

カフェファラオ

ユニコーンS(重馬場)

レッチェバロック

カフェファラオ

JDD

カフェファラオ

タガノビューティー

ミステリオーソ

レパードS

ダノンファスト

カフェファラオ

としておきます。

3歳1勝クラスにおける早期勝ち上がりの優位性について

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こちらは月ごとのダートの未勝利・新馬戦勝ち上がり頭数と、そのうち2勝目を挙げた馬の頭数、その割合を表にしたものです。まあ当たり前っちゃ当たり前かもしれませんが、早めに勝ち上がった馬のほうが1勝クラスを勝ち上がりやすい傾向にあるのが見て取れると思います。

この傾向は芝よりもダートのほうが顕著で、芝の場合、新馬・未勝利を勝ち上がる馬の中でノーザンF生産馬が占める割合というのはかなり高いのですが、ノーザンFは素質馬が未勝利の段階でマッチアップしないよう、使い分けしながらデビューさせていくため、秋や冬になっても割と強い馬が残っており、未勝利から連勝で1勝クラスも突破するというケースがよく見受けられます。それに対してダートの場合、勝ち上がり馬におけるノーザンF生産馬の割合はそれほど高くありません。なのでダート世代戦の傾向の鍵を握るのは非ノーザンF生産馬なのですが、特に日高などの非ノーザン系牧場は、良い馬から順にどんどん外厩に馬を送り、外厩も良い馬から順に厩舎に馬を送ります。こういった背景から、ダート新馬戦は早い時期ほどレベルが高くなりやすいという傾向が顕著に出るのです。

さらにもう1つの理由としては、ダートのほうが「経験値によるパフォーマンス上昇度が大きい」というものです。サラブレットは小さい頃から芝の上で生活をしており、芝を走ることには割と慣れているのですが、砂の上を走るとなるとどうしても慣れが必要になってきます。もちろん芝のレースにおいても、パドックやゲート、ファンファーレ、歓声、馬群での挙動、ムチなど、実際にレースに出ることによって慣れが見込める要素はたくさんありますが、ダートの場合は走ることそのものに慣れが必要なため、早くからデビューし、レースを使い込んでいる馬のほうが強くなり、1勝クラスを突破しやすいのです。

あと注意しておきたいのは、出走していない馬が多いとはいえ、3月以降に勝ち上がった馬158頭のうち、既に1勝クラスを勝ち上がったのはわずかに1頭。しかもその1頭は新馬戦経由のプレシオーソで、いかに3月以降の未勝利戦のレースレベルが薄いかが見て取れると思います。

1勝クラスでは、前走が1勝クラス6着のような馬よりも、前走が未勝利戦1着というような馬が人気する傾向にありますが、ダート戦に関しては基本的に、早い時期の未勝利戦のほうがレベルが高いので、迷ったら前者を取るのがベターなのかなと思います。1回や2回の敗戦で安易に見切りを付けないことが重要ですね。

これをさらに掘り下げて、今度は短距離戦と中距離戦に分けて見て行きます。

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短距離戦は比較的フラットなデータが出ましたが、中距離戦では特に傾向が強く出ていることがわかります。特に9月以前に新馬・未勝利を勝ち上がった馬21頭のうち、1勝クラスを勝ち上がる馬は13頭。2勝馬の割合は61.9%となりました。これは全期間での2勝馬率が11.9%であることを考えると凄まじい数字で、いかに9月以前の2歳ダート未勝利戦がハイレベルかということが見て取れると思います。特にこの組は回収率も優秀で、

デルマオニキス(8月札幌勝ち上がり)→1勝クラス突破(9人気1着)

イモータルスモーク(9月中山勝ち上がり)→1勝クラス突破(9人気1着)

ヴォルスト(8月札幌勝ち上がり)→1勝クラス突破(5人気1着)

と人気以上に走ってきます。「9月以前に2歳ダート中距離戦を勝ち上がった馬」というのは、軽視できない予想ファクターの1つとして使えそうです。

今回の記事を書くにあたって昨年や一昨年のデータも調べましたが、概ね同様の傾向が見て取れました。これらの傾向は来年のダート3歳1勝クラス予想にも活きてきそうですね。

以上です。今週は端午Sということで、天皇賞・春の資金稼ぎに貢献できるよう、頑張って予想していきます。それではまた明日。

GW明けの終息に向けて。

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biz-journal.jp

新型コロナウイルスがGW明けで終息するとは到底思えないのですが、企業は5月6日の緊急事態宣言解除に向けて準備を進めています。準備を進めているというよりは、5月6日までなら自粛モードに乗っかってやってもいいというような、そんな雰囲気です。

このヌルい雰囲気の中、やがてGWは過ぎ去り、やはり5月6日はやって来ます。その後の世界線を予測するのは野暮なことかもしれませんが、その先に待ち受けているのは大不況かもしれませんし、あるいはコロナ発生前の(あるいはそれに似た)世の中かもしれません。

今在宅勤務を強いられている人は、再びオフィスワークを再開出来るかもしれませんし、リモートワークを継続することになるかもしれません。もしかすると、企業が人員整理を強いられ、リストラされるかもしれません。現状を顧みれば、そういった最悪のケースまでリスクヘッジをしておく必要があるのではないでしょうか。

ここで注意しておきたいのは、そういったリストラを受ける可能性があるのは、いわゆる「リモートワークをすることができる労働者」だということです。現在の日本においては、発注元元請け業者に関しては全面的にリモートワーク化が進められているものの、今回の緊急事態宣言発令に伴って受注内容縮小等の措置が取られることはまれであり、下請け業者は当然のように現場への出勤を余儀なくされています。そういった状況下においては、下請け業者は人員整理を行う必要は微塵もなく、むしろ雇用環境は以前より安泰するということも考えられます。

先日「このご時世に現場に出勤なんて大変だな」という趣旨の文をSNSに投稿をする在宅ワーカーを目にしましたが、GW明けの世界線においては、そうもイキってはいられなくなるかもしれません。これまで辛酸を舐めてきた下請け労働者たちが、てんやわんやする受注先や元請け業者に対して下克上を果たすような状況が訪れるかもしれません。バブル期に散々バカにされてきた公務員が、バブル崩壊後の不況で陽の目を浴びたように、今回のコロナウイルスに端を発して、そうした社会体系が大きく変化する日が来るかもしれません。

いずれにせよ、この数ヶ月個人個人がちょっとずつ我慢してきたものが、5月6日を機に「パンデミック」なんてことがないよう、政府には慎重な対応が求められてくると思います。せっかくの自粛を水の泡にしたくはないでしょう。

以上です。私も就職活動中の身ではありますが、見通しの立たない現状にもどかしさを感じています。ただこんな時だからこそ、今やりたいことは何か、今すべきことは何なのかを考えるのもいいかもしれないですね。

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よいゴールデンウィークを。それではまた明日。

春のダートを振り返る(阪神編)

どうも、ダート予想のかえるんです。この記事では8週にわたって開催されていた春の阪神競馬について振り返っていきます。勝ち馬指数表はこれまでかなり整合性のある結果が得られているので、ぜひダート平場レースの予想に活用頂ければと思います。

※ボリューム満載なので若干記事が重いかもしれませんが、悪しからず。

阪神ダート2000

推奨馬成績

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推奨馬成績は(0-4-0-5) 単回収率0% 複回収率137.8%となりました。赤字推奨で出したウインフォルティスキタサンヴィクターがしっかり好走してくれましたね。

勝ち馬指数・レース傾向

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今開催はベースの馬場が軽かったこともあり、本来の阪神2000のようなゴリゴリの消耗戦は少なかったように感じます。勝ち馬も1800寄りの総合力に寄ったタイプが多く、ここでの勝利は特殊条件というわけではなく、割と額面通りの評価に出来るかなといった印象です。

阪神ダート1200

推奨馬成績

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推奨馬成績は(4-6-2-14) 単回収率58% 複回収率98.8%となりました。ヴォーガ(14人気4着)、アタミ(10人気4着)あたりが入ってくれればもう少し見れたかなという感じです。

勝ち馬指数・レース傾向

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高速馬場の1200となると、急坂があるとはいえさすがに前優勢になってきます。本来はここで差し決着に飲まれた馬を京都1200でサルベージという形になってくるのですが、今回はそうも行かなさそうです。

阪神ダート1400

推奨馬成績

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推奨馬成績は(7-3-5-18) 単回収率60.3% 複回収率86.1%となりました。ここは去年の暮れからそうですけど、展開読みがガバガバすぎてなかなか数字が上がって来ないです。

勝ち馬指数・レース傾向

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ここはワンターンコースということもあり、かなり馬場バイアスに忠実な決着が多かったと思います。3月の中盤~後半にかけては高速馬場ながら差し優勢の馬場状態。4月に入ってフラットになり前が残り、最終週は再び高速化して差しが決まったという形になりました。このコースに限らず関西のジョッキーは考えて乗る人が多いので、軽い馬場ほどハイペースになって差しが決まるというのは良くある話です。

阪神ダート1800

推奨馬成績

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推奨馬成績は(7-6-4-29) 単回収率46.3% 複回収率60.4%となりました。◎よりも〇のほうが走っていた印象ですが、にしても精度が悪かったです。

勝ち馬指数・レース傾向

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こちらは世代戦のレベルがとにかく高かったなという印象です。特に3歳1勝クラスはフィロロッソキッズアガチャーショウナンナデシコと軒並み世代トップ級の時計を叩き出しており、ここの組(特に大敗した馬)は軽視禁物ですね。

一方で古馬1勝クラスは頭数も揃わずスカスカ状態。ここの組は古馬開放後にかなり苦戦しそうです。

まとめ

阪神全体の推奨馬成績は(18-19-11-66) 単回収率49.3% 複回収率60.4%と撃沈。ただ個人の馬券としては嵌りが良く、購入106000円、払戻131340円で回収率123.9%となりました。まあ穴を振り回しているので一発が大きいのですが、こうしたブログを毎週出している以上、もっとコンスタントに結果を出していきたいですね。

明日の競馬予想は朝8時にアップする予定ですので、そちらもよろしくお願いします。それではまた明日。

春のダートを振り返る(中山編)

どうも、ダート予想のかえるんです。この記事では8週にわたって開催されていた春の中山開催について振り返っていきます。本記事内の勝ち馬指数表は当ブログのメインコンテンツとなっておりますので、平場ダート予想等でぜひ活用して頂ければと思います。

中山ダート2400

推奨馬成績

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推奨馬成績は(1-1-1-2) 単回収率94% 複回収率130%となりました。印西特別では馬券的にも大きく回収できましたし、割と良かったのではないかと思います。

勝ち馬指数・レース傾向

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特殊条件なのでここの着順がどうこうということはありませんが、少頭数が多く、ベースのレベルとしては低めだったように感じます。

中山ダート1200

推奨馬成績

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推奨馬成績は(9-5-10-26) 単回収率124% 複回収率183.4%となりました。トッカータ複勝31倍が大きかったですね。

勝ち馬指数・レース傾向

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未勝利、古馬1勝クラス、2勝クラスともに低レベル戦が多く、テン争いに勝った馬が残ってしまったり、減量騎手起用馬が残ってしまったり、ハイペースでも伸びれる馬がおらず前が残ってしまったりというレースが多かったです。

レースレベルが低くなると、よりジョッキーの力量や隊列、ペースへの依存度が大きくなります。ゆえに馬柱を見るというよりは、全体の並びを俯瞰して、レース像をイメージしていくということが求められるのではないでしょうか。

中山ダート1800

推奨馬成績

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推奨馬成績は(10-9-4-36) 単回収率67.3% 複回収率79%となりました。穴が取れないとキツいです。

勝ち馬指数・レース傾向

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こちらは古馬1勝クラス、2勝クラスのレベルとしては軒並み低い水準だったものの、3歳1勝クラスではかなりのハイレベル戦が続きました。例えばここのハイレベル3歳1勝クラスで10着に負けた馬が、次戦6月の3歳上1勝クラスに出て来たりなんてのはかなりサルベージ出来そうです。

あとはやはり極端なスローペースが多かったですね(関西の騎手がいればこんなことにはならない)。人気馬が前に行き、隊列そのままで堅め決着というようなレースがやたら多く、これでは穴党はキツいなという印象です。まあただ府中に替わればこのようなシンプルな前残り戦というのは無くなると思うので、後方待機からいい脚を使っていた馬の巻き返しは逃さないようにしていきたいです。

まとめ

春中山全体の推奨馬成績は(20-15-16-64) 単回収率93.3% 複回収率127%と悪く無かったのですが、馬券としては購入96000円、払戻73920円、回収率77%と撃沈。要所の4着であったり、期待値が足りず見送った馬が軒並み好走したりと終始チグハグでしたね。ただこれまで負けてこなかった中山で負けたことで、ジョッキーの癖やコースの特性など今まで見えてこなかったものが見えてきたりして、個人的には自身の予想能力向上に繋がる良い開催だったと思っています。新たに得られた知見を活かして、5月6月の東京開催でも良い予想が出せるよう、頑張っていきたいですね。あと阪神分は明日か明後日に出す予定ですので、そちらもよろしくお願いします。それではまた明日。