かえるん日記

当たった時は謙虚に。外した時は冷静に。

新潟競馬場に行ってきた。

なけなしの貯金2万円を切り崩し新潟まで行ってきたので、その模様をお送りしたいと思う。

新潟競馬場へ行くには新潟駅から直行バスで約30分ほどかかる。自動車のアクセスはいいかもしれないが、ちょっとヘンピな場所にあるのでマイカーない勢はちょっと注意したほうがいいかもしれない。

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 競馬場に着いてすぐの1枚。思ったより向こう正面が近くて小回りって感じでしたね。外回りの4コーナーは相当遠いですが。

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 ひととおり見て回ったあと札幌1レースにネット競馬のPOGで指名しているアブソルティスモが登場。見事1着になってくれた。とりあえずひと安心といったところですかかね。

午前中の勝負レースは札幌3レース。展開はドンピシャ嵌って◎6.スコルピウスが来てくれたのですが、相手が取れず。☆1.デンコウミシオンが4着に来ていたが、このワイドが80倍近く付いていた。刺さっていればこのレースでプラ確できたがニアミス。現地参戦での1着4着芸は痛い。無念。

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 午前中のダートレースは嵌らず終了。午後の購入レースまで時間が空いたのでちょっと腹ごしらえ。これうまかったのでオススメです。

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 新馬戦の2レースはパドックチャレンジ。ミストが出ていてスタンドより涼しく感じましたね。5レースで選んだのはキレるタイプのダイワメジャーの良さが出ているなということで◎ドゥーベ。6レースは馬体に重厚感があった◎アテザムールをチョイス。ちょっとカリカリする面があったが、短距離なのでこれぐらいがいいかなと。結果はどっちも4着。。この日は本当に4着が多かった。

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 10レースは千直。最前で見ていたが迫力が凄かったですね。ちなみにテンの速さと追走能力の高さから千直適正を見込んでチョイスした◎サヤカチャンは4着でした。

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 その後はレパードSも当たらず終了。小倉最終で◎スターペスマリアが10人気で2着に突っ込んできましたが馬券的には見送ったレースだったので。。新潟には勝ちに来たが逆に負かされてしまった。今年の新潟遠征は苦い思い出になってしまった。いろんな意味で。

 こんなところで。綺麗な競馬場なので行って損はないと思う。N競馬場よりは民度もいい。何はともあれ金がなくなったのでお盆は日雇い三昧になりそう。試練の夏。それでは。

馬券内3頭の共通点とは?【レパードS回顧】

どうも、新潟から茨城に帰ってきたかえるんです。

早速タイトル回収になりますが、馬券内に来た3頭の共通点は「追走能力の底を見せていない」ということですよね。「底を見せていない」という要素は世代限定戦では重要になるとおばあちゃんにあれほど教わったのに。。まあどういうことかは後ほど詳しく説明していきます。ちなみに今回のサムネはヒヤヤッコです。

 

kaerun4451.hateblo.jp

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 とりあえずこの表を見ながら回顧していきます。まず馬券としてはカスリもしませんでした。

◎エルモンストロ(4人気10着)

〇ビルジキール(5人気11着)

▲ブラックウォーリア(6人気13着)

先頭の1000メートル通過が60.1なので、おそらく馬場を考えてもエルモンストロの後ろあたりに決壊ラインがあったかなという感じですかね。買った3頭は決壊ペースに付き合って全部爆死。これが1000通過62.1だと正直全然違ったとは思うのですが、とても恥ずかしい予想になってしまった。不甲斐ない。

買った馬に関してはこんなところで。ちょっとサッパリすぎてこれ以上書くことがない。まあサバイバル戦になって5着から7着まで7馬身開いているので、7着以下の着順はあまり意味を持たないと思う。騎手が追うのやめた順といったところ。というわけで6着までに来た馬(最後までレースしている馬)を1頭1頭見て行く形にしたいと思う。

 1着 ハヤヤッコ

 まずディープ追悼競走でしっかり勝っていく金子オーナーすごいなのひとことですよね。現地で見てて鳥肌立ちました。まあ先週は某韓国のホワイト国除外もありましたし、なんとなく怪しい感じはしてたのですが。。その怪しい感じが逆に嫌う要素になってしまったと思う。

さて、この馬言われてみれば追走能力の底を見せていなかったなという感じ。OP級のマドラスチェックやゴルトマイスターとの対決となった中山の500万下の2戦はともに全然指数的には評価できないのだが(個人的にはそれで切った)、この2戦はそもそも脚力質の競馬。前走の青竜Sもゴリゴリ脚力質に振れてニューモニュメントが飛んでくるぐらいのレースだし、この馬自身の追走能力というのはまだ全く測れていなかった。そういう追走部分が全く未知であったうえに、白毛馬にディープの死でやや穴人気気味だったことを考えて軽視した形。

しかし実際はかなり高い追走能力を持っていたようで、ポジションの恩恵はかなりあったにせよあのハイペースをしっかり追走して最後まで脚を使うことができた。

ただ展望記事で書いたとおりここはかなり低レベルな一戦。G3勝ちと白毛の肩書きで人気するし斤量も背負わされる。成長力次第ではありますが、今後泣かず飛ばずになってローズプリンスダムみたいになる可能性もあるかなという印象。かわいいフォルムの馬なので応援したいですけどね。馬券的には慎重に扱うと思います。

2着 デルマルーヴル

これはいいでしょう。予想記事でこの馬に割られたら仕方ないと書いたが、まあ仕方ない結果となった。展望記事では三連系の軸にするならこれと書いていたので、まあ最低限の連確保といったところ。脚力質で前残りの展開だけが怖かったですからね。この馬に関しても1番指数が高かったのが適正外のヒヤシンスSで、追走指数に関しては未知の部分が大きかった。しかし蓋を開けてみれば後方に待機した馬が1着3着4着を占める中早めに動いて2着に残す強い競馬。追走指数も想定以上に出してきたし、あそこで内をスルスルと抜けてこれる機動力器用さが武器なので、イン突きが生きる舞台、特にチャンピオンズCで爆穴があってもおかしくないと思う。武蔵野Sあたりでボロ負けして12人気とかで内枠引いて出てきたら買いたいと思う。

3着 トイガー

これも追走能力に底が見えていなかった1頭。八王子特別やJDDは脚力質競馬で度外視するとすれば、指数は出ていないものの500万勝った時のような追走質競馬が抜群に合うという可能性はかなり合ったように思う。そう考えるとこの馬はこの人気なら押さえておいて損はなかったですね。

ただブルベアイリーデに先着したというのは後方2番手から腹くくってインを突いたジョッキーの好判断が大きいと思う。宮崎くんは買えるジョッキーですよね。

展開にも恵まれたうえにこれしかないという競馬での3着ではあるので評価は難しい。これで人気背負って1000万下とか出てきたら嫌ってみてもいいと思う。指数としては80くらいなので追走質な競馬ですら取りこぼす可能性があるように感じる。

4着 ブルベアイリーデ

迷った挙句消しとしたのだが、この展開で足りないならまあ消しでよかったと思う。やっぱり良馬場替わりで若干指数を落としてきましたね。この馬に関しては強いのだがとにかく脚質がネック(ダ1000で逃げれるくらいのテンスピードはあるんですけどね)。買うとしたら東京1400、阪神1400あたりになりそう。あとは札幌1700でマクリが入ったりとか。馬柱は今後汚くなりそうなのでとにかくバテ差しのセッティングで狙いたいと思う。個人的にはこの馬すごい好きですね。4着が多いから親近感が沸くのかもしれないが。とにかく長い付き合いになりそう。

5着 サトノギャロス【次走注目馬】

指数としてはこの馬がトップ。この馬場でダ1800を60秒で通過して掲示板残れる馬なんてなかなかいないのでは。インティでも終い甘くなりそう。レースとしては差していれば勝っていただろうが、どうやら陣営の指示で前からだったようで。

やりようによってはユニコーンSレパードS2冠も狙えたくらいの強い馬だと思う。少なくともレパードSに出ていた馬の中では一番強い。京都1400とかなら現役屈指の指数は出してきそう。ヘニーヒューズなので成長力がどうかだが、今後重賞戦線を賑わせる存在になると思っている。期待したい。

6着 ヴァイトブリック

絶対に来ないとまで言い切っていた馬。かなり自信のあった完消しだったのでとりあえずは飛んでくれよかった。この馬は言わば東京2100の外枠が適条件の馬で、新潟1800の内枠なんか絶望的に合わない。今回も4コーナーでの機動力の無さが災いして直線でスムーズさを欠いてしまい、展開利を自ら潰してしまう形となった。ただ能力はある馬なので、今度こそちゃんと合う条件に使ってくれれば巻き返しは十分あると思う。その前にまずゲートは出るようにはなってほしいですけど。

とまあこんな感じで。レース全体のレベルがとにかく低くて世代の上位組がほとんど出ていないというのは注意したいところですかね。それでは。

そろそろゴールドアリュールの後釜について考えようぜ

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2016世代(現3歳)の分解指数を上から20位まで並べてみた。この中からレパードSビルジキールしか出ていないのが悲しい限りですが、何かの参考になれば。

分解指数表について「斤量はどう補正しているのか」という質問をいただいたのだが、斤量差は追走指数とTS指数で偏差をかける際に組み込んでいる。馬場補正も同様に組み込むことはできるのだが、馬場差は可視化できたほうがいいと思うので別枠で表示している次第。まだまだ試作段階ではあるので、ご意見等あればどうぞコメント欄へ。

さて、この20頭の種牡馬を見て行くとこうなる。

ゴールドアリュール 3頭

ヘニーヒューズ 3頭

ダイワメジャー 2頭

ロードカナロア 2頭

ベーカバド

キンシャサノキセキ

マンハッタンカフェ

ジャスタウェイ

キングカメハメハ

ネオユニヴァース

スマートファルコン

キングヘイロー

ルーラーシップ

キャリオプリンス

やはり今のダート界を席巻するゴールドアリュールが3頭ランクイン。早熟傾向が強くこの時期ならハイアベレージを残してくるヘニーヒューズも3頭入ってはいるが、中距離路線ならやはりゴールドアリュールは断然である。さらに今年はシンボリクリスエスが不発だった。他のダート中距離をメインとする種牡馬に関してもなかなかアベレージが低い。ゴールドアリュール亡き今、ダート路線の質を維持するためにゴールドアリュールの代わりとなる種牡馬が求められている。

バレバレなのだが、ゴールドアリュールの後継として個人的に期待しているのはロードカナロアダイワメジャーである。

ロードカナロアに関してはミッキーワイルドをはじめとしてダート適正の高い馬が非常に多い。馬体的に芝中距離だなって馬(サートゥルナーリアみたいな)もいるのだが、いかにもゴリゴリという感じの馬もいる。特に母系にノーザンダンサーを入れてクロスさせているカナロア産駒に関してはかなりダート質に振れる印象を持っていて(それも中距離)、もっとダートに目を向ければ覚醒してくるカナロア産駒もたくさんいそう。まだサンプル数は少ないが、ロードカナロアがダートのリーディングサイアーになってもおかしくないのではと個人的に考えている。

ダイワメジャーに関しては、もちろんアドマイヤマーズやシゲルピンクダイヤのようにキレッキレというタイプもまれにはいるのだが、ほとんどの産駒は速い脚を使うことができない。というより緩急に弱い馬が多い印象で、それが芝1800以上で結果が出てこない要因になっていると思う(ロードヴァンドールも超タフ条件しか走らない)。その点ダートなら1800以上のほうがフラットになりやすいし、ダイワメジャーの傾向にビッタリ嵌まってくると思う。個人的にはダートに転戦すればデュープロセスのように魅力的な末脚を使えるようになる馬がたくさんいると考えている。

あと新種牡馬で行くとモーリスの産駒はかなりダート走ると思いますね。セレクトセールではダート馬かなって感じの馬が多かったように思う。

そんなところで。レパードSは何産駒が勝つだろうか。それではまた明日。

【世代ダート戦マニアが送る】レパードS展望・ラップ分析

 どうも、3歳ダートになると急にイキりだすでおなじみかえるんです。今回の記事は少々マニアックですが悪しからず。

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今週末は世代限定ダート戦のラストを飾るレパードSユニコーンS1着2着のワイドファラオデュープロセスはハナからこのレース見向きもせず、JDDを勝ったクリソベリルも回避。オーヴァルエースゴルトマイスターノーヴァレンダあたりの有力どころも順調さを欠き回避。ダンツキャッスルは骨折。グルーヴィットに至っては芝の中京記念を勝っちゃった。シハーブは当然間に合わず。と3歳ダートのトップクラスが軒並み揃わずかなり低調なメンバー構成になった。だがその分混戦で馬券妙味がかなりあると思う。

去年のレパードSは◎ヒラボクラターシュ(10人気2着)〇グリム(5人気1着)で連までバチコリ刺さった(ちなみに去年はこの後JBCスプリントまで重賞当たらなかった)。今年も当ててこのレースだけで8月のプラスを確定させたいところ。

ラップ分析

 

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というわけで分解指数表を貼っておきました。

数か月間サンプル取ってみた結果としてあくまで目安ですが、

指数45 未勝利突破レベル

指数60 500万突破レベル

指数70 1000万突破レベル

指数85 1600万突破レベル

指数100 OP・G3レベル

という感じになってます。レースのレベルでかなりブレますが。

ちなみに見方についてはユニコーンSの記事で説明しているので是非。

 

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 まあ正直このオッズのままだと5秒で◎ビルジキールに決まってしまうんですけど(某ネット競馬のオッズ芸参照)、1億%こんなオッズにはならないと思う。確かチューリップ賞のシゲルピンクダイヤなんかも火曜の時点で90倍ついてて実際は9倍で解散でしたよね。この馬もそんな感じになるのでは。

というわけで人気するであろう馬を何頭かピックアップして解説していきたいと思う。正直抽選結果が出て枠の並び見て馬場見ないことには印出せないですからね。指数表の上のほうの馬から買うのは確かなのですが。

人気馬解説

適正を基に4パターンで分類してみました。

追走質スピードタイプ: トッパスピードの持続力で勝負するタイプ。最後に惰性段階を踏むので摩擦の少ない馬場のほうがいい。 マテラスカイなど

脚力質スピードタイプ: 加速ラップをギアチェンジとスピード性能の違いで出し抜けるタイプ。インティなど

追走質パワータイプ: ハイペースラストバタバタの展開をバテずに突っ込んでくるタイプ。オメガパフュームなど

脚力質パワータイプ: タフ馬場のフラットペースや加速ラップから速い脚を長く使えるタイプ。 ルヴァンスレーヴなど

 

デルマルーヴル (追走質スピードタイプ)

パイロ産駒は追走質スピードタイプにしか出ない。前走のJDDは脚力質パワータイプのレースでこの馬の適正とは真逆のレース。2着ながら指数が出ていないというのは度外視でいいと思う。そもそも海外帰りでしたしね。今回追走能力が問われるセッティングに替わるのはプラスだが、同型が多いうえに押し出されて1人気になりそう。別に能力的に抜けているわけではないので、外々を回るとインで立ち回った馬に出し抜かれそう。内枠引いてポジション取れるならという感じだが、オッズ的に今回は見送りたいかなという感じ。3連系の軸なら信頼度は1番高いと思いますが、私はあまりそういう買い方はしないので。

ヴァイトブリック (脚力質パワータイプ)

まずデルマルーヴルよりは下に取りたいかなと。ヒヤシンスSは中盤緩んでかなり脚力質なレースになり、この馬にとってはお誂えの展開だった。新潟1800に替われば当然この馬はパフォーマンスを落としてデルマルーヴルは上げてくるわけで、この馬がデルマルーヴルに先着するという構図はイメージしにくい。

それとこれ最近かなり思うんですけど、前走出遅れた馬が人気しすぎでは?前走出遅れたから今回普通にゲート出れば勝ち負けみたいな有名予想家とかの見解をよく見るんですけど、それは前走出遅れのおかげで人気を落としている時にしか使えないわけで、本来なら前走出遅れはマイナス要素でしかない。それを人気してまで狙うのはどうかと思う。特にこの馬は2戦連続でゲート出遅れているわけで、当然今回も出遅れる可能性は他の馬より高い。

出遅れ癖があってコース適正も合わなくて指数もさほど出ていないような馬を2人気で買うというのは厳しい。完消しのつもりでいます。スローペースを先行できたら面白いとは思うが、そうなったらおそらくガチガチなので。

サトノギャロス (追走質スピードタイプ)

1200をスピードで押し切っちゃうような馬が東京1400はどうかと思って前走見ていたが、なんと差しに転じて指数を上げてきた。あの競馬ができるなら新潟1800にも対応していいかなという感じ。追走能力ならこの中ではトップクラスで、上手いこと脚がそがれるような展開になれば面白い。ただ中盤緩んだり、摩擦で惰性減速が使えないような馬場なのはマイナスで、オッズほどの信頼感はないかなという印象。動ける枠に入れば相手には考えるかなという感想にここではとどめたい。

ブルベアイリーデ (追走質スピードタイプ)

青竜Sは超ハイレベル戦で脚力質に振れたレースだったが、それを脚力質のこの馬が4着まで突っ込んできたというのはかなり評価できる。レパードSは乱ペースになりやすいレースで、この馬の追走能力の高さが生きると思う。少なくとも東京1600よりは条件合うでしょう。現在11人気になっているが1億%こんなオッズにはならないのでオッズとの兼ね合いですかね。前が決壊ペースに入れば頭まであると思うのでなかなか面白い1頭だと思う。要チェック。

ブラックウォーリア (追走質スピードタイプ)

前走は中京のインチキ馬場の恩恵があったのは確かだが、新潟1800でも同様の適正が求められるので当然有力。この馬に関しては沈丁花賞がとにかくハイレベルで、負けた馬が穴を開けまくっている。これくらいのメンバーなら指数に出ている通り実力上位で、あとはオッズとの兼ね合い。同型は多いが、追走質ながらギアチェンジ性能のある馬なのでそこでアドバンテージを作ることができれば頭まで。ここが狙い目。

エルモンストロ (追走質パワータイプ)

抽選組では1番通ってほしい(一級フラグ建築士)。ユニコーンSはご存知の通り追走質のスピードレースで、バテた前を捕らえるタイプのこの馬には展開が厳しかった。一応重い印は打ってたんですけどね。ただそれでも5着に来ているし、3着4着が追走お化けのダンツキャッスルやヴァニラアイスだったことを考えても、この馬がこのメンバーでトップクラスであることは間違いないと思う。とにかく内で立ち回りたいところですね。

アヴァンセ (脚力質スピードタイプ)

バレバレの現状4人気であるが、さすがにこんなには人気しないのでは。この馬はとにかくキレで勝負するタイプで、前走のようなスローからの脚力勝負はドンピシャだった。その点今回は追走質になりそうで、同脚質の馬が多く同じようなレースはできなさそう。後ろから行けば指数表の通り足りないだろうし、ここではないかな感はあるところ。指数80くらいは出す素質はあると思いますけどね。

アッシェンプッテル (脚力質パワータイプ)

これもここではないかなという馬。それこそ阪神2000はドンピシャで、このタイプの差し馬特有の強引な競馬でも嵌まることもある。新潟1800では同じような競馬は通用しないし、前走もレベル的には微妙。牝限の地方重賞ならかなり狙いたい馬ではあるが。

ビルジキール (追走質スピードタイプ)

最後にこれ。この時期に1600万で2着に来るというのは並大抵の芸当ではない。1度地方使って完全に覚醒した感。追走能力も脚力もトップクラスなので大崩れしないのでは。ローテ的にキツいのでそもそも出るのか知らんが。

最後に。ディープインパクトの訃報が飛び込んできた。競馬歴数年の私が何やら語れるような馬じゃない。合掌。キズナが後継としてきっちり役割を果たしてくれるはず。最後にもう1頭エグい産駒が見たい感もありますが。それでは。

的中率7%ではさすがに。。。(7月収支報告・POGなど)

 

夏競馬苦手なかえるんです。競馬関係諸々雑記します。

POG

 

yutaro2050016.hatenablog.com

 指名馬のシホノレジー(ダイワメジャー×メジロスプレンダー)が土曜の新潟1400未勝利戦に出走し、3着になった。レースとしては最内枠から窮屈な競馬を強いられながらよく来たなという感じ。新潟1400は新馬戦の中京1400(3着)よりは全然合わないだろうなと思っていたが、2戦目で素軽さが出てきてよく対応してくれたと思う。相手関係的にここで決めてもらいたかったが仕方ない。新潟1400続戦よりは一旦放牧出して阪神1400からのほうがいいと思うが、厩舎サイドがどう判断するかですね。まずは1勝。これがなかなか難しい。

他の指名馬ではヴォルスト(キズナ×ナスケンアイリス)が入ってきた。再来週あたり札幌1500で初戦ですかね。1200は馬体的に短いと思うが。とにかく頑張ってほしい。

新馬戦寸評

世代最初のダート中距離新馬(札幌1700)が今年もクイーンSの日に行われた。去年はリープリングスターが1.47.8(37.3)で勝ったが、今年はセラン(アンクルモー×ティズミズスー)が同タイムの1.47.8(38.1)で勝利。馬場差やラップ構成を考慮すると去年のリープリングスターのほうが若干指数は高いが、今年の上位3頭も成長力を加味して3歳春の500万下くらいの水準にあるのでは。

ダート中距離の2歳の番組はとにかく少ないので整理しやすい。ただ未勝利に関しては短距離と違ってハイレベルな芝1800新馬転戦組が来るのでそっちに割られやすい。買いどころはあまりないが、来春へ向けてしっかり能力や適正的な考察は行っていきたいと思う。

7月収支報告

爆勝ちだった6月の収支報告で「7月は苦戦する」と書いたがその通りになってしまった(ここまで酷いとは)。頼みの中京がずっと不良馬場で分解指数が生きなかったのが痛すぎた(それでもかなり穴取れたが)。

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問題は圧倒的的中率の低さ。決め打ち1点買いのスタイルなので的中率は10~15%をターゲットにしているのだが、今月は7%弱。嵌まる嵌まらないの以前に想定の範疇に入ってこないレースがかなりあった。分解指数の算出法見直しを含めて検討したい所存です。

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ちなみに去年の8月は的中1レースのみ(レパードS)でした。果たして今年はどうなるやら。それでは。

 

 

【怪物】シハーブ帰厩【シルクの最高傑作】

 

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どれだけ待ちくたびれたことか。。

 3歳ダートランキングでも紹介していたシハーブ(ゴールドアリュール×サマーハ)が藤沢厩舎に帰ってきていました。早ければ8/11(土)の札幌1700で復帰ということで。先週も蛯名騎手が調教に乗って坂路を55.2-12.4。長期休養明けで心配だったが順調で何より。

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 この馬がなぜシルクの最高傑作かというのは新馬戦のラップを見れば一目瞭然。上り3ハロンの個別ラップは11.9-11.9-12.0。TS指数ではオーヴァルエースと同等の数値ではあるが、馬場を補正すると明らかにこの馬のほうが高い脚力を見せている。順調ならヒヤシンスSやJDDは勝てたんじゃないかなという印象。同等くらいの成長力があるとすれば、クリソベリルよりは1枚か2枚実力は上かなという感じ。

まあ文字じゃ伝わらないので動画貼っておきたいと思う。

札幌ダートはコーナーが緩いのでこういう大味な脚力質タイプでも差してこれる印象。順調に勝っていって来年のフェブラリーSゴルトマイスターとの対決が見たいところ。それでは。

これまでの重賞予想を振り返る

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ブログを始めてからこれまで48の重賞を予想してきて(マイラーズCは買わなかったので含めない)、的中は7、本命馬は(8-6-6-28)で、単回収率92.9%、複回収率118.8%となった。

重賞の馬券成績は購入86100円、払戻88650円でほぼトントン。去年まではずっとマイナスだったので個人的にはかなり健闘していると思う。

ちなみに平場(ほとんどダート)の成績は購入220600円、払戻374230円で回収率は169.6%。よくダート平場だけ買うようにすればいいのにと言われるのだが、やっぱ競馬予想でブログやるなら重賞当ててこそだと思う。重賞だといろんな人の予想と自分の予想を比べて反省できるし、新しいアプローチや閃きが生まれることもある。このブログ始めた当初は重賞予想をメインコンテンツにしようとしていたぐらいだし(当たらなさすぎてダートに逃げたが)、今後も重賞はしっかり予想していきたいと思う。ただ思うところはあって額は減らします。

ザッと振り返ってみると、個人的に一番印象に残っている重賞は◎ラッキーライックがぶっ飛んだ阪神牝馬S。ゴリゴリの1番人気に張るということがいかにハイリスクローリターンであるかというのを学んだレースとなった。あとはやっぱり◎シゲルピンクダイヤで爆死(3500円も買っていた)したオークス。馬券に私情が絡むのは本当に良くないとわかっているのだが、GⅠくらいはという形で引き下がることができなかった。あと前の週でヴィクトリアマイルを当てて多少の奢りがあったかもしれない。謙虚に粛々と予想していく。なによりも根拠論理を大切にしていく。これを忘れてはいけないなと痛感したレースとなった。

ただこれだけ予想していればたまには嵌まるもので、スプリングS(◎ファンタジスト〇エメラルファイト)の朝日杯組決め打ち、マーメイドS(◎レッドランディーニ☆サラス)の追い込み決め打ちなどドンピシャの予想も何個か刺し込むことができた。こんな感じで夏競馬のうちにまたデカいの当てられれば。もちろんメインはダートなのでそちらも頑張っていきたい。それでは。