ハム太郎さん(id:yutaro2050016)が企画されたこちらのPOGに参戦させていただくことになった。ご一緒させていただく皆さまにつきましては、1年間よろしくお願いします。
指名馬5頭紹介
以前こちらの記事でnetkeibaのPOGダービーや仲間内POGで指名する予定の10頭を紹介したが、せっかくなので今回のPOGではその10頭と被らないよう指名した。
5頭選ぶポイントというかコンセプトとしては「セレクトセールでの評判や関係者の動き」といった点に着目した。というのも、POGでは主にクラブ馬に指名が集まるが、今年のダービーは個人馬主の馬がワンツースリー、NHKマイルをアドマイヤマーズが勝ち、オークスではカレンブーケドールが2着、桜花賞ではシゲルピンクダイヤが2着と、いわゆる「セリ」「庭先」を意識しないと取れないような馬が多く上位に食い込んだ。そこで今回は敢えてクラブ馬を対象から外し、個人馬主所有馬の中から走る馬を選ぶということに挑戦してみた。
①ヴォルスト(キズナ×ナスケンアイリス)
こちらは私のブログ見てる方はやっぱり来たかと思うかもしれないが、ゴルトマイスターの弟である。
当歳の頃にセレクトセールに出ていて、当時はそんなに兄がバケモノだとは知る由もなかったのだが、スラッとした馬体でいい馬だとチェックしていたほど。実際値は跳ね上がり、3456万でノースヒルズが落札した。その矢先のゴルトマイスターの登場だったので、これはもう取るしかないなという感じ。母ナスケンアイリスは高松宮記念覇者セイウンコウセイの半姉で芝でもいける下地はあるし、父キズナに変わって血統的にも素軽くなった印象。5月にゲート試験を受かっており、一旦放牧に出ているが秋には行ける態勢。マイル路線で一発ないかと期待。
②サマーハの2018(ハーツクライ×サマーハ)
こちらは去年のセレクトセールで1番最初に登場し、1億円を超える値を付けた馬。めっちゃいい馬でしたね。
ただ正直言うとかなりの晩成血統でPOG向きではないと思います。まだ馬名も決まってないぐらいだし、情報が全く無くて生きているかどうかすらわからない。ただ、今年シャケトラの弟をPOGで指名するということは非常に意味のあることだと思います。
私は道半ばで絶たれた兄の夢を弟に託したい。デビューは遅くなると思うが、青葉賞からダービーに間に合ってくれたら御の字。来年は戸崎がダービー取ると思っているが、ぜひこの馬で。
③アブラシオの2018(ヴィクトワールピサ×アブラシオ)
こちらは北海道セレクションセールから。値は1000万ほどだったがかなり筋肉質で大物感があった。
ただこれはダート馬だと思います。兄オーヴァルエースもダートだし、母系がかなり重い。ただパワーはかなりありそうで、もしかするとダートで一発あるのかなという印象。POGでダート馬を取るのは賛否あると思うが、私は平場はほとんどダートしか買わないような根っからのダート人間なので許してほしい。
こちらも去年のセレクトセールから。レイクヴィラファームの馬がそろそろクラシックに乗ってくるのではと思っていたのと、ダイワメジャー×重い母系という、最近のセリ出身活躍馬のトレンド(アドマイヤマーズ、シゲルピンクダイヤ)と同じということでの指名。さらにこのオーナーは割と新規のオーナーなのだが、去年もレイクヴィラファームの馬(シホノフォルテ)を購入していて、それが未勝利を突破して500万2着。ブリーダーならこういう新規のオーナーに当たりを引かせたいだろうし、そこそこ走ってくるのでは。
牝馬はクラブ馬が強いが、割ってくるならダイワメジャーかなという感じ。順調にいってほしい。
⑤キラークイーン(マジェスティックウォリアー×ノンコ)
これはセリでもなんでもないのだが、YouTubeのPOGのプロモーションでノンコノユメの妹として紹介されていた馬。なかなかいい馬体をしていて、牝馬とは思えない重厚感があった。
マジェスティックウォリアーの産駒は今年芝でもクラシック乗ってくるのではと思っていて、実際先日の新馬戦でサナチャンが勝利。Mウォリアー産駒で一番の良血は今年はこれだと思うし、順当といえば順当に指名。芝でダメでもダートという選択肢もあるし、しっかりポイントを稼いでくれるはず。
以上5頭。ディープインパクトやロードカナロアといった王道種牡馬が入らなかったが、やはり一番重要なのは肌馬だと思う。零細種牡馬だっていい肌馬をつければ走る。去年のクロノジェネシスだってそうだった。そういう意味では5頭とも兄、姉はそこそこ走っている。POGにおいて、いい馬の下を取るというのはシンプルだけど鉄則だと思う。
今日はここまで、タスクをこなして帝王賞待機。それでは。