どうも、ダート予想のかえるんです。この記事では、今日行われるダート重賞平安Sの予想をしていきます。平場のダート予想は既に配信済みなのでそちらもぜひ見ていただければ。
ブログの概要、予想ロジックについては以下の記事にまとめています。初見の方はそちらをぜひ。
平安S2020 徹底予想
今年は平安S(GⅠ)ということで、豪華なメンツが揃いました。まあいつも通り指数表載せようかなとは思ったんですけど、想像の通りゴールドドリームとオメガパフュームが抜けているわけで、あまり予想に適用できるものにはならず、今回に関しては敢えて載せない形で行きたいかなという感じです。
あとはやはり上位勢が強く、そこまで荒れないかなという印象のレース。展開に寄せてガッツリ絞る形になりそうです。あとは馬券選びのセンスが問われますね。
◎ロードレガリス
まあ本命にはしましたが、正直強いの一言なので、あんまり書くことはないですかね。
1戦ごとにかなり上積みを作ってきている連勝馬で、しかもその内容が圧巻。前走のアルデバランSは着差こそわずかでしたが、完全に相手スワーヴアラミス1頭の競馬でねじ伏せており、先に仕掛けたにも関わらずラスト1ハロンの脚勢は同じ。今回も前走と同様1キロは貰えるわけで、まあここの着順が入れ替わることはないかなと思っています。内枠には入りましたが、京都は1角~2角が急カーブで割とバラけますし、1900ならそんなに急がなくてもどこかで出して上がって行けるのではないでしょうか。個人的にGⅠ級の器とみている1頭ですし、斤量に恵まれるここでは正直負けて欲しくないですね。
あとこの馬と力比較の議論に入って来そうなのはオメガパフューム、ゴールドドリーム、ヴェンジェンス、ミツバ、マグナレガーロあたりまでかなという印象で(他の馬は脚力的に差がある感)、まあ馬券的にもロードレガリス基準でこの辺からさらに絞って買っていく形にはなるかなと思います。
まずオメガパフュームについてですが、この馬は典型的なコーナリングワーク>>直線スピードのタイプで、直線が長ければ走らず、直線が短ければ走るという解釈でだいたい馬柱と整合性が取れると思います。この馬については幾度となく取り扱ってきていて、同じ左回りでも東京、中京はダメでなぜ浦和は行けるのかというロジックをJBCの時に熱弁しているので、興味ある方はそちらもぜひ。
という馬なので、直線性能が問われる競馬場がない日本の右回りでは(7-2-1-0)と安定して走ってきます。しかしそうなると、今回ネックとなってくるのは鞍上の北村友一ジョッキー。
だいぶ前に作った騎手マトリクス表を持ってきたのですが(なんとなくわかるかと思いますが、私は左上が好きです)、北村友Jは典型的なコーナー溜め→直線スピード開放という乗り方をするジョッキーで、オメガパフュームの適性を考えれば相性は最悪だと思います(その点3歳時に乗っていた和田Jは非常に相性が良かった)。要するにオメガパフュームはコーナーでいくら溜めたところで直線スピードが無いので差してこれないわけで、そう考えれば去年のデムーロJみたいな乗り方をしなければ、59キロでこのメンツとなるとぶっ飛んでもおかしくないのかなという印象です。まあここまで来ると右回りではオッズも付きませんし、来たら仕方ないくらいの気持ちで行きたいと思います。あと調教を見てもあからさまな叩きで来ていて、みんなそうかとは思いますが、ここ負けて帝王賞のイメージでいいでしょう。
続いてゴールドドリームについてですが、この馬はオメガパフュームと真逆の適性レンジを持っていて、コーナリングワーク<<直線スピードという馬で左回りベターです。なので条件的にそもそも京都は合わないというのがあって、まあ強い馬ですが、明らかに叩きのセッティングで58キロ。海外帰りになりますし、東京大賞典と同じような負け方(コーナーで惰性加速を付けられずに差される)をしてもおかしくないのかなという印象です。こちらもここや帝王賞は負けてもらって、秋の南部杯→チャンピオンズCあたりでサルベージしていきましょうという感じですかね。
そうなってくると相手は2着候補という形で、〇スワーヴアラミス、▲ヴェンジェンス、☆マグナレガーロ、※ミツバの4頭かなと思います。まあ今回は行く馬がスマハマぐらいしかおらずそこまで流れは速くならないと思いますし、そう考えれば前受けが嵌る線を考えてのスワーヴアラミス、マグナレガーロ。ロードレガリスが早めに動いて前が崩れる線を考えてのヴェンジェンス、ミツバといった決着は割としっくりくるのではないでしょうか。
買い目:
◎ロードレガリス
〇スワーヴアラミス
☆マグナレガーロ
※ミツバ
◎→〇馬単800円
◎→▲☆馬単500円ずつ
◎-※ワイド200円 計2000円
オメガパフュームとゴールドドリームはなんとか3着まででという形の馬券にしました。先日のアンタレスSに続いて、ダート重賞2連勝と行きたいところです。それでは。