どうも、かえるんです。2019年次のJRA賞が発表されましたが、個人的には最優秀3歳牡馬はクリソベリルにあげて欲しかったですかね。JDDでの圧倒的パフォーマンス、古馬相手のGⅠ勝利ということで受賞する条件は十分満たしていると思うのですが(まあ最優秀ダート馬と被る部分が考慮されたのかもしれないですけど)。。トラックマン達が率先してダートを軽視しているようでは、JRAも変わってくれませんよね。悲しい限りです。
さて、かなり遅くなりましたが、12月の阪神開催(4.5週分)のダートレースについて指数が出し終わったので見ていきたいと思います。馬券のほうはでかい的中がいくつかあったのですが、推奨馬の精度という点では相当苦しんだので、そこら辺も含めて精査していければ。
阪神ダート2000
推奨馬成績
推奨馬成績は(0-0-0-2) 穴を狙いましたが不発という形です。
勝ち馬指数・レース傾向
特殊条件ですが、日本屈指のタフセッティングということもありかなりの追走力が要求されますね。タイサイやクリノカポネなど、若干決め手に欠けるかなというタイプの馬が勝ち切っているあたりからも、そういったバイアスを感じます。
阪神ダート1200
推奨馬成績
推奨馬成績は(2-0-1-7) 単回収率109% 複回収率68%となりました。なかなか隊列依存で難しいコースです。
勝ち馬指数・レース傾向
ダート1200としては差しが決まりやすいセッティングです。今回は馬場がタフめだったこともあり坂で止まる先行馬が続出しました。ここで垂れた先行馬の巻き返しは1~2月の京都で期待できると思います。
昇級戦注目馬
テンテキセンセキ
サンライト
ともに後続をぶっちぎっての完勝。阪神1200で72秒台で走破した2歳馬は9割近くがその後勝ち鞍を上げており、この2頭も1勝クラスでは上位の存在となってくるのでは。
阪神ダート1400
推奨馬成績
推奨馬は(1-0-0-13) 単回収率26.4% 複回収率10.7%とかなり苦しみました。穴を狙ったレースが多かったですが、いずれにせよ指数の嵌りがかなり悪く、改善していくにはもう少しサンプルが欲しいところです。
勝ち馬指数・レース傾向
2歳戦のレベルが軒並み低調でした。この時期の関西2歳未勝利はハイレベルになりやすいのですが、今年は良血がより長距離側にシフトした分レベルが下がった感じですかね。ヘニーヒューズやパイロを1800に使うトレンドの影響が大きいように感じます。
昇級戦注目馬
クリノケンリュウにしようかと思っていたのですが、ギャラクシーSに出走して走られてしまいました。1勝、2勝クラスの勝ち馬も特注すべきラインには乗ってきませんし、ここは該当馬なしで行きたいと思います。
阪神ダート1800
推奨馬成績
推奨馬は(2-5-2-12) 単回収率25.7% 複回収率156.2%となりました。途中4着が続いて厳しかったですが、しつこく狙ったスズカフリオーソ、有馬記念デーの爆勝ちを演出したソルトイブキなど、最低限の結果は残せたかなという感じです。
勝ち馬指数・レース傾向
この開催はかなり差しが決まるレースが多かったですね。それだけタフな馬場でしたし、ジョッキーもなぜか縦への意識がかなり強かったように感じます。短い距離同様、ここで乱ペースに巻き込まれて沈んだ馬の巻き返しが京都で見られると思います。
昇級戦注目馬
ビルジキール
もともとレパードSでは本命も考えていたくらいの馬で、素質的に見てもOPまで上がってくるのは当然。成長力を感じるし、本来の先行する形ならアルデバランSあたりでも面白い。
まとめ
こんな感じで。全体の推奨馬成績は(5-5-3-34) 単回収率42.6% 複回収率87.4%となりました。厳しい結果ですが、この分はしっかり1~2月の京都で回収したいところです。指数や馬場補正はレースレベル比較等でかなり整合性のある結果が得られていますし、表だけでも参考にしてもらえればと思います。それでは。