来年もしくは秋の東京・新潟開催、暮れの中山開催に向けての備忘録的な記事です。勝ち馬の指数データを距離別でプロットしているので、レースレベルの比較等で活用していただければと思います。
中山ダート2400
推奨馬成績
超特殊条件です。推奨馬は(0-0-0-3) ヨシヒコの4がありましたが、馬券を取ることはできませんでした。難しいですね。
勝ち馬指数・レース傾向
2勝クラスの1戦はどスローもどスローからの脚力勝負。1勝クラスの2戦はともに決壊気味の消耗戦になりました。これだけ距離があると極端なレースになりやすく、どちらかに振り切って予想するということが大事になりそうですね。
それとこの条件は、分解指数の構成的に東京2100との互換性がありそうで、フィールオーケーやイルジオーネなんかは東京2100の2勝クラスでもある程度勝負できるのかなという印象です。相手関係にもよりますが。
中山ダート1200
推奨馬成績
今開催の中山ダート1200(新馬戦を除く)は全23レースあり、推奨馬は(2-1-1-19) 単回収率は78.3%、複回収率は47%でした。分解指数が全く嵌らないので途中からはほとんど買っていないのですが、結局確率論的下振れかなあという印象もあって、隊列依存の大きいスプリント戦だとまあこういうこともあるかなという感じです。暮れの開催では巻き返したいですね。
勝ち馬指数・レース傾向
表の見やすさに関しては最大限努力してのこれです笑。悪しからず。
まあラップの傾向としてはいつもの中山1200という感じで、1勝クラスであれば1.11.0(34.0-37.0)、2勝・3勝クラスであれば1.10.0(33.5-36.5)、この時期の2歳未勝利だと1.12.5(34.5-38.0)くらいをベースに追走能力が足りるかどうかというレースが続きました。
勝ち馬の傾向で話すと、2秒以上の前傾ラップ実績というのがダイレクトに見て取れるというのがポイントかなと思います。ただ一方で、今開催は馬場も軽かったですし、新潟1200の好走馬がそのまま来てしまうことも多かったですかね。
おそらく暮れの中山では馬場差ベースが+10~+5くらいで変動してくると思うので、前傾ラップ傾向が顕著になってくると思います。9月の中山で好走したタイプはどちらかといえば秋の新潟で狙って、暮れの中山では軽視してみるというのも面白いかもしれません。
あと東京1300,1400とはまるで互換性がないコースなので、そこは注意が必要かと思われます。
秋以降のこのコース注目騎手
菅原明J
今開催で急激に成長した新人Jです。出していって折り合えるようになったし、直線もフラフラせずに追えるようになってきました。正直関西の斎藤新J、岩田望Jとも遜色ないくらいの実力はあると思います。まだ減量もありますし、暮れの中山1200でも勝ち星を量産してくれるのでは。注目です。
次走以降の注目馬
アポロビビ
同日の2勝クラスを上回る時計で勝利しており、上がり36.4も超優秀。昇級初戦から通用すると思います。持続力もありますし、東京でも問題ないのでは。
あとは言うまでもないですけどゴールドクイーンですかね。正直冬のパサパサのカペラSではどうかというのはありますが、あのパフォーマンスならJBCレディスとかでも通用すると思います。
中山ダート1800
推奨馬成績
今開催の中山ダート1800(新馬戦を除く)の推奨馬は(4-2-2-12) 単回収率は422.5% 複回収率は140%となりました。こちらはボチボチお役に立てたのではないかなと思います。アルマスティング、グログラン、フクサンローズと、取るべき穴は全部取った気がしますしね。こういう馬の走り時を逃さないように今後もやっていきたいと思います。
勝ち馬指数・レース傾向
今開催は馬場が軽いこともあって、割と前残りが目立ったかなという印象を受けました。道中でガッツリ13.5とかを刻むレースも多かったですし、かといってそこでマクリが入るわけでもないという形。そういった前残りの恩恵を受けたタイプに関しては東京1600,2100では全く通用しないと思うので、注意が必要かと思います。
中山1800に関してはいつも書いている通りで、4角でインに収納した馬は全く伸びません。レース映像を見る中で、そういった馬をひたすらピックアップしていくだけでも違うと思いますね。
秋以降のこのコース注目騎手
戸崎J
中山1800のセオリーは4角グルっと回すことです。なので安全策を取っていく騎手が割と絡むんですよね。その点戸崎Jは中山芝の成績が悪いことから敬遠されがちなんですけど、実は中山ダート1800は得意としています。
戸崎、外枠、タフな馬
中山ダート1800の3か条です。
次走以降の注目馬
フクサンローズ
1.52.4(36.6)は高速馬場とはいえ超優秀な数字で、実際OPのラジオ日本賞と同等の指数が出ています。ここの11人気1着がフロック視されるようなら3勝クラスでも十分狙えるのでは。
あとは雑記記事でも軽く触れたロンゴノットですね。2歳のこの時期で指数50オーバーはなかなか出ない数字です。世代上位のラインには入ってくるのではないでしょうか。
以上です。今週から新潟・東京に替わりますが、引き続き頑張っていきましょう。それでは。