かえるん日記

当たった時は謙虚に。外した時は冷静に。

「GWにわざわざ働いてるんだから店員を大事にしろ」という主張に対する嫌悪感

何度も言っているが全ては金で決まる

GWに入ってやたらとツイッターで「GWにわざわざ働いてるんだから店員には優しくしろ」「お客様は神様じゃない」といった文言をまるで正論かのようにまくし立てる連中がいて、それに「そうだそうだ」などとリプライが飛んでたりするのだが、かなり嫌悪感がある。本質的な論議がなされていない。

 

kaerun4451.hateblo.jp

 そもそもサービスというのは金で決まるのだ。何度も言っている。お前らが高い金を払ったなら「お客様は神様」になり、店員はそれ相応のおもてなしをしなければいけない。一方お前らが大した金を払っていないなら、別に店員にお前らを神様として扱う義理はないし、お前らに「態度の悪い接客だった」とか言って店員に文句を言う資格もない。だから一概に「どんなお客様にも真摯に接客しなければならない」「客として店員には優しく接しなければならない」と言うような理論は正論ではないと思うのだ。

だから嫌悪感がある。金に依存する話で金の話題が出てこない。人の他人に対する態度は金によって変わるべきだ。賛否両論あるかもしれないが、これに反対するやつは優秀で真面目で立派な人間だと思う。だが私は優秀な人間ではない。自分に金を与えてくれそうな人間には媚を売ってペコペコする。だから私はバイト先でスマイルを忘れない。全ては金のためだ。

 

金価格は6倍になる いますぐ金を買いなさい

金価格は6倍になる いますぐ金を買いなさい

 

 GWになると思い出すある教師

尺が余ったのでもう1個書きたい。私は持論として、学校は個性を剥奪する監獄のような場所であり、そこにいる教師の言うことなどさして聞くべきではないと思っている。そんな私に最も大きな影響を与えた教師がいる。私が荒れていた中学生の時だ。技術の先生だった。いつもブツブツ言いながら猫背で歩き、他の教師と喋っている姿は見たことがない。生徒から挨拶されてもロクに返せず、授業もチンプンカンプンで何言っているかわからない(そもそも聞いてなかったが)。黒板に書いてある字も読めない。女子からはキモいと言われ、男子からは軽蔑される。そんな先生だった。

その先生からはいろんなことを学んだ。こういう大人にはなりたくないと思った。その人は私にとっての最高の反面教師であり、最高の恩師だ。中2のGW、その先生が鬱病で辞めた。他の教師が「鬱らしいね」と半笑いで生徒に話す始末。だが私は少し寂しかった記憶がある。

この話から言えることがある。学校には反面教師が必要だ。私が中学時代他の優秀な教師から学んだことは何1つとしてない。ただその辞めた教師からはたくさんのことを学んだ。要するに必要なのは反面教師なのだ。今の学校には反面教師が枯渇している。教師が優秀すぎるがゆえに生徒が社会に対して引け目を感じてしまうのだ。PTAや自分の世間体ばかり気にする馬鹿な教師は必要ないが、反面教師は必要だ。GWになるとなぜか思い出す。「あの時世界からまた1人必要な人間が消えたんだな」と思う。それではまた明日。