どうも、かえるんです。フェブラリーS、お疲れ様でした。私個人としては平場のほうもサッパリで、今日は延べ24000円負けとなりました。年間収支もマイナスに逆戻りといった形で、厳しい戦いが続きます。まあしかし苦手な東京、小倉が終了ということで、開催替わりでまた流れを変えていきたいところですね。
さて、この記事ではフェブラリーSの回顧を行います。ヒヤシンスSを含む平場レースの回顧、結果報告については、明日の記事をご覧ください。なお週中には東京、京都、小倉の振り返り記事も出していきますので、競馬記事4本立てということで、そちらもよろしくお願いします。
フェブラリーS 2020 回顧
まずレース内容の概観から書くと、アルクトスとワイドファラオが前でやり合う展開で中盤緩まず。絶対的なスピード巡行能力と追走力が問われる1400寄りのフェブラリーSとなりました。まあどちらかといえば去年のようなレースのほうが特殊で、フェブラリーSは本来こういうラップのほうがしっくり来ますね。
◎サンライズノヴァ(3人気3着)
馬体重は増えていましたが緩さはなく究極の仕上がりだったと思います。予想記事では前受けも視野に入るという話もしましたが、ペースに合わせて自在性を持ち合わせているという意味では今日の展開で溜める形というのはそれほど悪くなかったと思います。確かにモズアスコットに勝つには前に行くしか無かったかもしれませんが、それはタラレバの話になってしまうので。
馬としてはやはり充実期に入ってきたなという印象ですが、この馬はやはりワンターンマイルがベストです。地方の1400なんかは絶望的に合わず、そこら辺の見極めは今後もしていかなければならないと思いますね。
何はともあれ、この馬に10000円突っ込んで良かったと思える競馬でした。ナイスラン。
〇モズアスコット(1人気1着)
根岸Sは緩んで加速する展開、今回は一貫ペースで巡行する形と、質の違うレースで立て続けに好走してくるあたり、やっぱ強いなという感じですかね。根岸Sの時に歴代の名馬と肩を並べるレベルと書きましたが、まさにそういう印象が強まった1.35.2でした。
しばらく日本で走ることは無さそうなのでこれ以上は特に無いですが、この感じだと距離も持ちそうなんですよね。特に土ダートの場合基本の巡行スピードは求められますし、ブリーダーズカップに出るならマイルよりクラシックのほうが面白いかもしれません(マイルだとスプリント質すぎるので)。
▲インティ(2人気14着)
東海Sの回顧記事から散々触れていますが、やはり直接的な原因は前哨戦で控える競馬をイメージ付けたことにあると思います。フェブラリーSを見据えるなら東海Sでもガンガン飛ばしていくべきで、距離短縮前の溜める競馬の選択により、この馬の持ち味である「他馬の脚を削ぐ行きっぷり」がこのレースでは陰を潜めました。強い馬ではあるのですが、今後以前のようなアプローチで競馬してこない限りは復活は見込めないと思います。
その他穴で狙った☆ワンダーリーデル(7人気4着)は狙い通りの前潰れペースで突っ込んできてくれました。まあ普通にやればこれくらいはやれる馬で、出来ればここで馬券にしたかったというのが正直なところです。まあ展開向いてのこの競馬ですので、完敗といえば完敗ではあります。※ノンコノユメ(8人気8着)はやはり全盛期に比べるとズブさが出てきてしまっている印象で、距離は最低でも1800以上は欲しいところではないでしょうか。
2着に入ったケイティブレイブはさすがに買えないですね。衰え云々の前にまず1400質のこのラップで来ること自体が意外で、いわゆるスピードに寄りすぎることによって本来のスピード質のレンジから逸脱するような感じになったのではないでしょうか(ヴィクトリアマイルのクロコスミア参照)。いずれにせよ長岡Jはロスのない素晴らしい騎乗で、普段から調教に乗っているアドバンテージの大きさを感じましたね。
その他バッサリ消した中穴どころ(アルクトス、ヴェンジェンス、ワイドファラオ)あたりに関しては買い時は明らかにここではなく、後の適条件のレースでしっかりサルベージしていきましょう。
そんなところで。馬券としてはモズアスコット-サンライズノヴァの馬連、サンライズノヴァ-ワンダーリーデルのワイドを持っていたので、ケイティブレイブさえ居なければという感じでしたね。予想の方向性としては間違っていなかっただけに、悔やまれる敗戦となりました(まあケイティブレイブは買えないですが)。
最後に一言、「やっぱりダートは面白い」ということですね。見ごたえのあるレースを見させてもらいました。これを機にダートに興味が湧いたという人は、ぜひ平場のダート予想にも挑戦してみてはいかがでしょうか。意外と奥が深いですし、馬券としても芝より圧倒的に当たります(※個人の感想です)。
12月のチャンピオンズCまで中央ダートGⅠはありませんが、その時はまた馬券購入企画をやるつもりでいます。そこに向けて、また日々の予想に取り組んでいく所存ですので、今後ともかえるん日記のダート予想をどうぞよろしくお願いします。それではまた明日。