かえるん日記

当たった時は謙虚に。外した時は冷静に。

日本に留まるメリットが無い件について

www.nikkei.com

はてブでも結構話題に出ている記事かと思いますが、2019年の出生率が史上初の90万人割れとなりました。日本国における急速な少子高齢化は近年ずっと叫ばれている問題ではありますが、ここまで来たらもう手遅れだと思うんですよね。手の施しようがない。「子供を産め」「子供を産め」と言ったところで今の若者は子供を産みません。産むメリッもありません。というわけで現状日本国は崩壊へと向かっています。このままではいずれ国家を運営することが出来なくなるのは目に見えているのではないでしょうか。そんな現状にも関わらず、抜本的な改革案が出ないまま時間だけが過ぎていくといった状況です。

というわけで今の日本は縮小、減速する市場なわけです。母集団の規模が小さくなっていく中でビジネスを加速させることは難しく、今後日本でビジネスを創生拡大させていくというのは至難の業ではないでしょうか。現実問題として、コンテンツの拡大のためには、加速するセッティングの中に身を置くことが賢明だと思います。日本という「終わったコンテンツ」の中に身を置くメリットなんてないんですよね。そりゃ法整備や治安などで初速的なメリットはあるかもしれませんが、それを継続させるとなった時に将来的な不安はどうしても付きまとってきます。

そうなるとやはり海外。特に中国、東南アジア、アラブ、アフリカといった加速する市場を拠点として新たなビジネスを模索するという形のほうが「面白い」と思いますし、なんならそっちのほうが「簡単」であると個人的には思います。

私は来年就活する学生ですが、そういった日本の現状を踏まえて、勤務地は海外一択かなと考えています。オワコン化した国にいたところで将来に見通しが立ちませんし、何よりマイナスをゼロにするよりもゼロをプラスにしていったほうが絶対に面白いでしょう。私みたいな考え方をしている若者は今の日本にはうじゃうじゃいるかと思いますが、我々若者に「留まる魅力」をどう与えていくか。少子高齢化対策(まだ間に合うとするなら)を含め、政府は緊急に対応していかなければならない(具体案は思いつかないけど)と思います。そうしなければ、日本国はさらに指数関数的にオワコン化が進んでいくことになるのではないでしょうか。後期高齢者の医療制度を充実させている暇があったら、まずは若者向けの「引き留め政策」に打ち込むべきなのではと思います。

まあ若造がごちゃごちゃ抜かすなとか言う老害がいるかもわかりませんが、我々の立場から見ると今の日本はこう見えていると思っていただければ。「何とか今の日本を救いたい」とかいう意識高い系も周りにちらほらいますが、我々はそこまでアツい奴ばかりはありません。自分が生活しやすい環境が他にあれば、母国だろうがいとも簡単に捨てる所存です。

 

どうも、クリスマスはずっとパーティー用のフルーツオードブルを切っていたので腱鞘炎気味のかえるんです。2019年ももうすぐ終わりですが、2月末にブログを開設してからの10か月間、こうやって継続して記事を上げ続けることができたというのは自信にもなりましたし、記事を書く中でもいろいろと新たな知見が得られた1年間でした。年末年始も引き続き平常運転で更新していく予定ですので、どうぞよろしくお願い致します。それではまた明日。