かえるん日記

当たった時は謙虚に。外した時は冷静に。

さて、菅野の不調でメシが旨いわけだが。

 

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耳を疑うかもしれないが、阪神打線が菅野智之から10点取った。まさに「5.15事件」である。

阪神打線が覚醒したのだろうか?いやそんなことはないだろう。おかしいのは菅野のほうである。左バッターのアウトローに変化球がビッタリ決まらない。ストレートの威力がないので空振りが取れない。少なくとも私の知っている菅野ではない。菅野という投手はもっとチートだったはずだ。なぜこうなったのか?そんなのは知るか。おそらく本人が一番わかっていることだろう。外野が責め立てることでもないし、騒ぎ立てることでもない。まあ私は巨人ファンではないわけだから、菅野にこのまま不調を維持してほしいわけだが。

 

コンスタントに結果を出すということ

日本人の特徴として、一気に結果を出すと過剰に称賛し、一気に結果を出さなくなると過剰にこき下ろすというのがある。一時的に結果を出すという事象はコンスタントに結果を出すという事象より圧倒的にハードルが低いのにも関わらずだ。そして結果を出し続けるものに対しては「当たり前」という感情が優先され、ありがたみを感じなくなるのだ。だから節穴オレンジ球団のファンたちは、「菅野なら当然今年もチート級の活躍をしてくれるだろう、だって菅野なのだから」と菅野の恩恵を無下に扱い続け、そして今に至るのだ。

日本人の特性

一時の好調、一時の不調で評価を極端に変化させるという日本人の特性が一番活かされているのは競馬だ。一度走らなかった馬は極端に人気を落とし、一度凄く走った馬は極端に人気する。それを逆手に取って馬券を買い金を稼ぐ。それが競馬だ。株もそうらしい。日本の株は評価が過剰に動きすぎるからそれが狙われるのだそうだ。知らんが。そう考えると、国際的な視野で見た時の日本人の特性というものが金を稼ぐために何か役に立つかもしれない。まあ具体例は出てこないが。

結局このブログで何が言いたいかというと、一時の不調で評価を落としすぎるなということだ。人間誰しも悪い時がある。それを克服するということをもっと評価するべきだし、調子が悪いことに対してはもっと理解が必要だ。腐っても菅野は菅野だ。このまま腐っていてくれるとありがたいが。そうはいかないと思う。それではまた明日。