自分の無力さを考える
ブログを始めてからいろいろ考えるようになった。いろいろ考えるようになると、人間の嫌な部分やいろいろな社会問題が目に付くようになった。貧困。少子高齢化。人口減少。年金制度の崩壊。セクハラ。パワハラ。自殺。老老介護。LGBT。待機児童。過疎過密。食品ロス。万引き。ジェンダー格差。男女格差。医師不足。後継者不足。高齢ドライバー。あおり運転。インフラの老朽化。ブラック企業。詐欺。ひきこもり。いじめ。所得格差。まだほかにもたくさんあるだろう。こんなにあるのに私は何一つとして解決することができないのだ。私は無力だ。お前らも無力だろう。私に社会を変えることはできない。明白な結論がそこにある。
社会問題と出会う(FENICS100万人のフィールドワーカーシリーズ 7) (FENICS 100万人のフィールドワーカーシリーズ)
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社会は変えられなくても、世界は変えることができる
上に書いたような社会の問題があるのは事実だ。それは変えられない。だがその社会をどう捉えるのかはお前ら次第だ。自分は社会の中でどういう存在であって、どういう役割を担っているのか。客観的に見る方法はあるかもしれないが、主観的に見ることだって出来ると思うのだ。主観的に見た時、そこに「世界」が生まれる。つまり、自分は「社会」という映画の中の主人公であってもいいわけだし、エキストラであってもいいのだ。それは自分がどう思おうが自分の勝手だろう。だったら主人公でいようじゃないか。私はそう思うのだ。だから社会は変えられなくても世界は変えることは出来る。主人公だから。自分が主人公の世界なら世界を変えることが出来る。
主人公は何をすべきか
映画の中で主人公には必ず困難が降りかかる。それを乗り越えてハッピーエンドになるか、乗り越えられずにバットエンドになるかは主人公次第だ。私はハッピーエンドである必要はないと思う。バットエンドの映画には強いメッセージ性が残る。だから例えお前らの人生がバットエンドだったとしても、その人生には強いメッセージ性が残るのだ。そのほうが人の印象に深く刻まれる。だからハッピーエンドな人生がいい人生だとは思わない。主人公は必ずしも困難を乗り越えなくてもいいと思うのだ。主人公なりの考えで動けばいい。主人公とは自由であることなのだ。
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世界を変えるのに、1000文字もいらない。
主人公の考え方が変われば世界は変わる。人類は皆主人公となることができる。私のブログは1つの記事がだいたい1000文字だ。もし私のブログを読んで考え方が変わる人間が仮に70億人中1人でもいれば、それで世界は変わる。世界を変えるのに1000文字もいらないのだ。だからブログを書く。社会のいろいろな問題に対して、自分の世界でいろいろな視点を与えてやるのだ。そうすることで世界は変わる。世界が変わることで社会が変わるかどうかはわからない。だが1人1人の世界が変わらなければ社会は変わらないと思うのだ。そう考えると自分は無力だなんて間違っていたと感じるのだ。自分は無力じゃない。お前らも無力じゃないだろう。それではまた明日。