かえるん日記

当たった時は謙虚に。外した時は冷静に。

「根性あるね」は褒め言葉じゃないだろ

時間も無いので思ったことをさらっと箇条書きしていきたい。

「根性あるね」は褒め言葉じゃない

現代の日本には必要以上に頑張ることを絶対善として見る風潮がある。だから「根性がある」が一見褒め言葉のように聞こえてしまうのだ。これは日本のブラック企業体質の根源の1つでもあると私は思う。

「根性がある」と思われる、すなわち必要以上に頑張ることは本来悪であると私は提唱したい。もちろん「頑張らない」は悪だ。頑張らない人間は周りの人間を不快にさせる。頑張っている人間に対する侮辱行為だ。だがそれと同様に「必要以上に頑張る」人間も周りを不快にさせているのではないだろうか。あいつが必要以上に頑張っているから俺も必要以上に頑張らなければいけない。周りにそう思わせているのではないだろうか。だから必要以上に頑張ることは悪だ。善は「必要最低限頑張ること」だ。必要最低限から離れれば離れるほど悪になるのだ。

バイト先の店長が遅くまで頑張っている社員に対して「君根性あるね」と言っていた。それに対して社員が「ありがとうございます」と言っていたのに違和感を覚えたのでちょっとこういうことを書いてみた。「根性あるね」は褒め言葉ではないと思う。根性なんか人生に必要ない。必要なのは柔軟性と自由だ。

 

[ドコンジョウガエル] Tシャツ 12893334 ブラック 日本 M-(日本サイズM相当)

[ドコンジョウガエル] Tシャツ 12893334 ブラック 日本 M-(日本サイズM相当)

 

 上野千鶴子の祝辞

上野千鶴子の東大の入学式での祝辞が話題になっていたので読んでみた。なかなか面白かった。心が動いた。母子家庭育ちの貧乏人の私の心にすらこれだけ響くのだから、きっと男子校育ちで母親は専業主婦のボンボン童貞軍団こと東大の男子新入生にはさぞ突き刺さったことだろう。ぜひ1度読んでみてほしい。読んで損しない。

 

女ぎらい (朝日文庫)

女ぎらい (朝日文庫)

 

 

皐月賞前日予想

最後にちょっと競馬の話を。皐月賞の本命はクラージュゲリエで行く。前走のキレ味勝負では分が悪かった。タフな競馬には血統的に見てもかなり適性がある。ノリさんが積極的に乗ってかつ内枠をうまく立ち回れれば。少なくとも14番人気とかになるような馬じゃないと思う。そのほか平場とか相手とかは明日の朝6時を目途に。それでは。