コーナーで差をつけろ
去年の皐月賞は〇エポカドーロ、▲ジェネラーレウーノまではまあ良かったものの◎タイムフライヤーが撃沈(ツイッター参照)。コーナーで加速できないワグネリアンやステルヴィオがあっさり飛んだようにコーナリングで全てが決まるレース。どの馬が瞬足を履いているか。そこだけに着目すればいい。
今年の瞬足候補はヴェロックス。若駒S、若葉Sと高いコーナリング性能を見せた。東京だと見劣りするのでここが狙い目。浜中がレース中に寝ていた野路菊Sとタックルを食らって競馬にならなかった東スポ杯は度外視するとして実質無敗。無敗の2頭に人気が集まるようならこっちを狙うというのもありかもしれない。
メトリクス解析
皐月賞はやはりハイペース。どの馬も先手を取りたいから当然締まった流れになる。コーナーで力を使った馬は直線伸びない。どのGⅠよりもハイペース適正が求められる中で着目したいのはサトノルークス。500万下で59.6の1000通過から11.9-11.3を刻むタフなラップを先行して脚色衰えないのだから相当スタミナがある。サドラーズウェルズの血が生きてくるのはダービーよりも間違いなく皐月のほう。ピッチ走法で道悪も問題なさそうということで今回のメトリクス解析ではこの馬に注目という形にしておきたい。あとは同じ厩舎のクラージュゲリエ。共同通信杯の瞬発力勝負で負けたからといって見限るのは早計ではないか。ノリさんのイン突きは怖い。
有力馬はほとんど内。雨で内を空けた競馬になればサートゥルナーリアはかなり外を回すことになりそう。それを嫌うなら前に行くしかないが、道悪のハイペースを先行するような競馬はロードカナロア産駒には厳しい(大阪杯のステルヴィオ参照)と思われる。それでもねじ切ってしまいそうな感はあるが。いずれにせよ日曜の雨が波乱を呼ぶことは間違いない。個人的にはどんどん降ってほしいところ。それではまた。