集金に出くわす
NHKの集金人には長らく遭遇していなかったが、今日久しぶりに遭遇した。私は家にテレビもないし、ワンセグ機能も使っていない。なんの後ろめたさもなく追い返すことができる。
こういう社会の核心を突くような記事を公の場で書くと何らかの権力によって消される可能性もあるので、こういう記事を気兼ねなく書くことができるのは緩いコンテンツであるブログならではだろう。それにこの手のNHK批判というのは比較的炎上しにくい。
だがここで別に私はNHKがなくなったほうがいいとか書くわけでもないし、批判的な論調で文章を進めるつもりもない。私はNHKの未来を案じているのだ。あんなに頭の悪い経営体制で今後も運営が成り立つはずがない。家にテレビを置かない人間が普通にいるこのご時世にNHKがどう対応していくべきか。今日はそれを議論していきたいと思う。実際NHKを批判的な目で見ている人は多いだろう。私はジャーナリストでもないし放送倫理研究家でもないわけだが、貧乏人の目線からNHKがどうあるべきかということについて考察することができる。まあ所詮は素人の意見なので気軽に読み流してほしい。
NHKはなぜ幸福実現党の報道をしないのか 受信料が取れない国営放送の偏向 公開霊言シリーズ
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国営放送としてのメリットが薄らぐ
近年メディアの多様化が叫ばれている。要はNHKはテレビが国民の主要な情報源だった時代の負の産物であるわけだから、当然その役割が経時的に薄らいでいるわけだ。つまりNHKのこの運営体制というのは果てしなく前時代的なのである。
偏向報道というレッテル
ここ数年NHKは致命的なミスを犯している。おかげで偏向報道局だとか反日報道テレビだとか揶揄されている。これは紛れもなくNHK自身の責任だ。私はこれはどうなのかと問いたい。スポンサーへの忖度の必要がある民放や新聞社などと違って、NHKは唯一中立的な立場で情報を提供することが出来る報道機関だ。この要素は情報多様化社会において非常に重要になってくるとは思うのだが、今のNHKはその責任を全く果たしていないのだ。つまり、NHKが国営放送である唯一の意義が失われているのである。これでは国民の信頼が得られないのも当然なのではないだろうか。
じゃあどうするべきか
民放にしたらいいのではないかという安直な意見も正しいとは思う。実際国民から一律で受信料を集めるというシステムは破綻しているからだ。だがちょっとした工夫でこの問題は解決するとも思うのだ。NHKの放送を見た分だけ受信料を払うシステムだとか、災害時などの報道の必要性がある場合に被災地以外の場所から集金するシステムだとか。少しではあるがまだ国営放送としての意義は残されている。
災害に強い情報社会―東日本大震災とモバイル・コミュニケーション
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だからこそNHKは中立的な報道をするべきだ。情報の本来の役割を体現するような機関になることができれば、自ずと受信料は集まるはずだ。だから私はここでNHKを民営化しろとは敢えて言わない。まずは抜本的な人事改革で前時代的な人間を洗い流すこと。そしてNHK自身が内部から変化していくことが必ず求められると思う。中身が変わらなければ外見は変わらないし周りの評価も変わらない。
こうは書いてはきたが特にこういう記事の場合はお前らもいろいろ意見は持っているだろう。 そんなときは自由にコメント欄を荒らしてほしい。ちなみに自分の文章に反論の余地があると思っているときは討論というジャンルをつけるようにしている。さて、これからバイトなので競馬の予想は朝になる。それではまた明日。