かえるん日記

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全日本大学駅伝2020 展望・順位予想

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どうも、かえるんです。この記事では、日曜日に行われる全日本大学駅伝を展望していきたいと思います。今年は出雲駅伝が中止になってしまい、なかなか各校の戦力がはかれないところではありますが、昨年の駅伝実績、記録会等のデータを元に予想していきたいと思います。

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展望

 全日本大学駅伝は第50回大会から大幅にコースが変更され、1区から8区まで徐々に距離が伸びていくという中で、どこにエース格の選手を配置していくかというのが非常に難しいコースとなりました。ただ2年間の試行錯誤もあり、今年の区間エントリーを見るに3区・7区・8区が重要視されてきた印象で、この3区間にしっかりエース格を置いたうえで、残りの5区間をどれだけ揃えられるかというのがカギになってきそうです。いずれにせよ、1区・2区に主力選手が集結し、特殊区間の5区を除いて先行逃げ切りでレースが決まってしまう箱根駅伝とは違い、昨年のように各区間で様相がめまぐるしく変わり、出入りの激しい駅伝になってくるのではないでしょうか。

順位予想

順天堂大学

予想オーダー : 三浦(1年)-伊豫田(2年)-清水(4年)-野村(2年)-荒木(2年)-牧瀬(3年)-吉岡(3年)-近藤(3年)→野口(4年)

寸評 : 前評判では青山学院、東海、駒澤が3強といわれる中で、勢いのある順天堂を1位予想してみました。箱根予選会から中2週ということでピーキング面がどうかという意見もあるかとは思いますが、今年は高速セッティングででそこまでダメージが残るレースでもなかったですし、昨年の東京国際が箱根予選会1位の勢いそのままに4位にジャンプアップ。そもそも昨年も6区終了時には2位に付けていたチームですし、強い1年生が加入した中で昨年よりも選手層はかなり厚くなっていると思います。

区間配置を見ても、箱根予選会日本人トップの三浦選手を1区に配置し、当日変更で実績のある野口選手が8区に入れば2~8区まで全て28分台ランナーという安定感のある布陣。大砲はいませんが、序盤で抜け出して6区終了時までで1分のリードを作れれば勝機は見えてくるのではないでしょうか。

駒澤大学

予想オーダー : 加藤(4年)-花尾(1年)-石川(3年)→鈴木(1年)-伊東(4年)-酒井(2年)-山野(2年)-唐澤(1年)→田澤(2年)-佃(3年)→小林(4年)

寸評 : 3強の中では経験が最も豊富で、計算が立ちやすそうな駒澤大学を2位予想としました。区間配置はちょっと読めない部分はありますが、エース格の3人を順当に3.7.8に配してくるのではないかなと考えています。やはり駒澤大学の強みは、なんといっても昨年7区区間賞の田澤選手。7区で最低1分はひっくり返せるだろうということで余裕をもってレースプランを組めますし、ブレーキさえ無ければ先団争いに加われる走力も持っています。6区までを先頭と1分~1分半程度で凌げれば、強力な7区、8区で逆転の芽も残せるのではないでしょうか。

東海大学

予想オーダー : 佐伯(1年)→石原(1年)-市村(3年)-塩澤(4年)-濱地(2年)-本間(3年)-長田(3年)-佐藤(2年)→西田(4年)-名取(4年)

寸評 : 当然3.7.8区の4年生3本柱が強力な前年度覇者の東海大学ですが、繋ぎ区間に初駅伝の選手が多く、未知数な部分が多いということでやや評価を落とした形です。しかし多少の出遅れは3区の塩澤選手で取り戻せるでしょうし、3区でトップに立って6区まで先頭効果を使えれば7区、8区は当然強力。優勝争いに絡んでくる確率という点ではここが1番高いのかなという気がしています。

そのほか挙げなかった大学でいくと、青山学院大学はエース級の岸本選手、飯田選手が欠場。過去成績を見ても箱根駅伝の圧倒的ピーキング力に比べて全日本では1枚落ちる感があり、未知数な選手が多い中でここは苦戦を強いられるんじゃないかなとみています。まあ実績のない選手がいきなり爆走するのがこの大学なので、やってみないとなんともいえませんが。

あとは早稲田大学明治大学も戦力が充実しており、優勝まではどうかも上位候補と考えています。東洋大学國學院大學は強い4年生が抜けてやや選手層が薄くなっており、印を打った3校に比べてやや見劣るかなという印象です。

以上、全日本大学駅伝の展望、順位予想でした。日曜日、朝8時5分の号砲を待ちましょう。それでは。