どうも、ダート予想のかえるんです。今年も仲間内ドラフト、netkeibaさんのPOGダービーのほうで指名させていただく10頭が決定したので、紹介していきたいと思います。
ちなみに去年の結果はこんな感じ。可もなく不可もなくという感じですかね。まだ今週のダービーにヴェルトライゼンデ、マイラプソディの2頭が出走するので、なんとか絡んでくれればといったところです。
加えて当ブログでは今年もハム太郎さんのPOG企画のほうに参加させていただいたほか、ダート限定のPOG記事も書いたので、そちらもよろしくお願い致します。まあ今年はむしろそちらのほうにリソース割いた感もありますが。
指名馬10頭紹介
指名するにあたっての選考基準としては、やはり血統と馬体の整合性が取れているということが1番。あとは馬格があること、クラシックまでに競走馬としてどれだけ完成するかのビジョンがはっきり見えることですかね。あとは厩舎も重要です。
縛りとしては、今年も種牡馬被り無しで行きたいと思います。やっぱいろんな血統の馬がいたほうが面白いですからね。
①ヴェルナー(牡・キングカメハメハ×アディクティド)
厩舎: 栗東・高野
馬主: キャロットF
生産牧場: ノーザンF
(馬体写真はクラブ公式HPまで)
この母アディクティドはキンカメと相性が良く、全兄2頭はクルーガー、サクセッションと外れ無し。馬体としても兄似の立った繋ぎにコンパクトな造りで馬格もあり、1600~2000あたりで高い持続力を見せてくれそうです。
既にゲート試験を合格しており、先日栗東坂路で53.0-12.7を計時。この時期の2歳馬がこれだけの追い切りを見せることはまれで、スケール感としては兄以上ではないでしょうか。これは走ってくれそうです。
②グランメテオール(牡・ダイワメジャー×ライラックスアンドレース)
厩舎: 栗東・松永幹
馬主: サンデーR
生産牧場: ノーザンF
(馬体写真はクラブ公式HPまで)
ラッキーライラックの半弟になります。姉と同じで8月新潟あたりのデビューを目指しているようで、ダメジャーらしくPOG期間内での活躍が見込めそうです。ライラックスアンドレースの産駒は基本的に気性の悪い馬ばかりで、そこら辺がネックになってくるのですが、その点ダイワメジャーなら前向きな気性をスピードに昇華させてくれますし、こういう配合に関しては割と好きですね。
馬体としては筋肉質で距離はもたなさそうですが、毎年牡馬の短距離路線って意外と手薄で同じ馬が何度も重賞を勝ったりするので、得てして自分でレースを作ることができるこういったタイプは一発嵌ると大きく稼いでくれるのではないでしょうか。
③ヒシハルク(牡・ブラックタイド×レーゲンボーゲン)
厩舎: 美浦・堀
馬主: 阿部雅英
生産牧場: ノーザンF
当歳時の馬体しかわかりませんが、非常にバランスの取れたいい体型をしていて、ブラックタイド産駒ながら9000万と破格の値を付けた1頭です。レーゲンボーゲンは言わずと知れた名繁殖で、上にはアニメイトバイオやレインボーラインがいます。アニメイトバイオが走ったせいかこれまでゼンノロブロイばかりを付けられてきましたが、やはり母父フレンチデピュティなだけあって硬めの種牡馬は合わなかった印象。その点ウインドインハーヘアが入ってくるというのはかなりプラスに働くと思っていて、期間内に仕上がってくれれば一発は大きいんじゃないかなと考えている1頭です。
あとはこの馬主にこの厩舎ですし、ダービートライアル~ダービーのイメージで合わせてくれるのでは。
狙い目: ダービー
④ステラヴェローチェ(牡・バゴ×オーマイベイビー)
厩舎: 栗東・須貝
馬主: 大野剛嗣
生産牧場: ノーザンF
こちらも早そうな1頭で、先日坂路で52.6-13.0を計時していました。半兄ビットクラッシャーは走りませんでしたが、父エピファネイア母父ディープインパクトの個人的にあまり好きではない血統構成ということもあり、その点この父バゴ替わりはパワー補完という意味でもかなりプラスになるんじゃないかなと思います。まあ馬体としても長手の造りでまとまってますし、デビュー前の動きを考えてもそんなに外さないのではないでしょうか。
一発という意味ではどうかですが、2歳戦でしっかり収得賞金を加算し、クラシックをコンスタントに皆勤してくれるような馬になってくれれば。去年のヴェルトライゼンデみたいなイメージですかね。
⑤レッドヴェロシティ(牡・ワールドエース×トップモーション)
厩舎: 美浦・木村
馬主: 東京HR
生産牧場: ノーザンF
(馬体写真はクラブHPまで)
こちらは540キロを超えるくらいの巨漢馬で、クラブ公式の写真でもかなりのスケールを感じた1頭です。兄弟馬は走っていませんが、軒並み気性が悪かったり順調さを欠いたりという形で、まあそこまで気にしなくてもいいのではないでしょうか。
あとは同厩舎の並み居る良血を差し置いて6月末の東京1800を予定しているというのは陣営からも相当な期待が窺えますし、巨漢馬ながら育成の早いノーザン馬というのは最近のトレンド(サリオス等)。これは一発狙いで持っておいて損は無いかなという印象です。
狙い目: ダービー
⑥サドルロード(牡・オルフェーヴル×コナブリュワーズ)
厩舎: 栗東・池江
馬主: サンデーR
生産牧場: ノーザンF
(馬体写真はクラブ公式HPまで)
オルフェーヴルを取るなら牝馬のキンカメ肌かなと考えていたのですが、馬体がいいので牡馬ながら選んでみたという感じです。そもそもこの馬の馬体はオルフェーヴル牡馬特有の硬さは無く、これならオルフェ牡馬にありがちなスピード不足によるフェードアウトなんてことも無さそうです。
既にゲート試験を合格しており、この厩舎であれば割とコンスタントに使いながら育ててくれそう。一発はどうかですが、計算は付きやすい1頭だとは思います。
⑦ダノンランディ(牡・ロードカナロア×インディアナギャル)
厩舎: 栗東・中内田
馬主: ダノックス
生産牧場: ケイアイF
こちらはダノンプレミアムの半弟です。全兄のダノンフォルツェも持っていたのですがデビューできずに終了ということで、この馬でリベンジという感じですね。
まあロードカナロア×ダンジグ系の組み合わせはスプリンターとしての能力が高く(ファンタジストなんかがそうでした)、早めにデビューできればスプリント戦線での活躍が見込めるのではないでしょうか。
馬体などの情報はありませんが、一発狙いならということで。
狙い目: 小倉2歳S~朝日杯、NHKマイル
⑧ダノンシュネラ(牝・ドゥラメンテ×ラッドルチェンド)
厩舎: 栗東・池江
馬主: ダノックス
生産牧場: ノーザンF
セレクトセールで1億6500万円の値が付いた高額馬。6、7月の阪神デビューを予定しているようで、馬格もありますし、仕上がりも早そうです。
ドゥラメンテ産駒の傾向がどうなるかはわかりませんが、筋肉質に出やすいモーリス産駒よりは距離に融通も利いて、走ってくるのではないかなとみています。長手の造りで馬体のバランスもいいですし、まあオークス一本ということで、こういう馬を狙ってみても面白いのかなという感じはしてます。
あとはダノックスに池江厩舎というのがあまり見ない組み合わせで、どう出るかという感じですかね。
狙い目: オークス
⑨ヘネラルカレーラ(牝・キズナ×セレブラール)
厩舎: 栗東・角田
馬主: ノースヒルズ
生産牧場: 土居牧場
キズナ産駒の牡馬はダートに出てしまう部分があって、牝馬から狙ってみました。半姉にベルカントやイベリスがいる良血馬で、既に栗東坂路で何本か時計を出しています。全姉エレヴァートは馬格も無くデビューの遅れもありましたが、先日勝ち上がり。馬格もあり、早期デビューが見込めるこの馬にはさらに期待できるのではないでしょうか。
まあこれだけ勝ち上がり率が良ければノースヒルズのキズナ産駒というところはトレンドになってきそうですし、まあ兄弟成績もあるこの馬が1番取りやすいのかなという感じではみています。
⑩トレデマンド(牝・ディープインパクト×コンドコマンド)
厩舎: 栗東・松永幹
馬主: サンデーR
生産牧場: ノーザンF
(馬体写真はクラブ公式HPまで)
皐月賞、ダービーに比べて、桜花賞、オークスのディープ産駒占有率というのは毎年軒並み高く、今年もオークスには8頭のディープ産駒が出走しました。こういったことからディープインパクトは牝馬から選ぶことにしていて、まあ今年はこの馬かなといったところです。
この馬はアルジャンナの全妹ですが、そのアルジャンナがかなりモッサリとしたタイプだけに、牝馬に替わって瞬発型に寄るのはかなりプラスに働くのでは。まあそもそもアルジャンナは初仔でしたし、その辺の上積みにも期待できそうです。
まあ馬体はディープ産駒らしくバランスの取れた馬体をしていますし、既に函館1800でのデビューが公表されている通り仕上がりも早そうです。毎年ディープ牝馬というところのチョイスが鬼門にはなっているので、この馬にはとにかく順調に行って欲しいです。
以上の10頭で今年は勝負です。また1年間、POGを楽しんでいきましょう。それでは。