かえるん日記

当たった時は謙虚に。外した時は冷静に。

千葉の大停電から学ぶべき、電気自動車の必要性。

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近年、石油のネガティブな部分が急激にプロパガンダされるようになり、オール電化への移行が叫ばれるようになった。その一環として提唱されていたのが電気自動車導入の有用性である。「地球に優しい」の押し問答の下、電気自動車は普及の初期段階へと入ったわけだが、今回の台風による大規模停電のおかげで不安点が浮き彫りになったと考える人が多いのではないだろうか。

電気自動車の災害時におけるメリット

電気自動車を所有している際の災害時におけるデメリットとしては、充電ができなくなり移動手段が絶たれるというものである(今回の台風では道路網の大幅な分断により、そもそも普通自動車でも移動が困難な地域も多かった)。一方でメリットもある。東日本大震災の際には電気よりもガスの普及が遅く、いわゆるオール電化型のライフストックが優位に働く結果となったし、リーフなどの車種では、電気自動車に充電しておいた電気を家庭用の電力として使用することもできたりする。

いろいろな方面から目を向ければ、災害時の電気自動車の役割はリスクヘッジとも取れるし、二面的に考えられるのだ。

www3.nhk.or.jp

www3.nissan.co.jp

一見災害等による停電で脆さを見せそうな電気自動車ではあるが、停電時だからこそ役に立つ。確かにオール電化は危ないのでリスクを分散(コンロはガスにする、簡易的なソーラー発電装置を付ける等)させるのが重要であるという意見はごもっともなのだが、少なくとも車に関しては電気自動車がベターなのではないかと感じる。あくまで「災害時は」ということだが。

自然には勝てないですからね。大事なのは負けた後。新車は電気がいいのでは。それではまた明日。