かえるん日記

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【世代を占う】第3弾・牡馬クラシック編【皐月賞・ダービー】

試験的な記事です。レースラップの観点による2歳戦分析第3弾。牡馬のクラシック路線を見て行きたいと思います。

 

kaerun4451.hateblo.jp

 

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※芝1800~の2歳新馬戦・未勝利戦を勝った牡馬について集計。

加速指数→1ハロンあたりの0.1秒の加速能力を1点としてハロンの加速割合、加速距離を偏差的に計算し、基準ペース13.5-13.5からどれくらい加速できるかを判定。

持続指数→テンの1ハロンを除いたレース中の最高速を基準にする。ペースの最高速以降のラップが0.5秒遅れると0.1秒あたり1点減点し、0.5秒以内に留まれば1点加点する。再加速に関しては不利のポイントに組み込む。

TS指数→最高速10.5を基準値50で偏差的に計算。

 取ってみて思ったのは、やはりマイル路線よりは圧倒的にレベルが高いということですかね。レースレベルが高いがゆえに未勝利戦では1800→1600、1800→ダ1800のような別路線への転戦馬が穴を開けることが今後も多くなってくると思う。個人的にベタ買いで儲かるレベルまである印象。

というわけでここでも注目馬を3頭挙げたい。

①マイラプソディ

ネット競馬でPOGで指名している馬だが、新馬戦は評判にたがわぬ勝ちっぷりだった。ちょっとこの指数ドスローすぎると補正強めに出ちゃうのでなんとも言えないのだが、末脚の質なら今のところ2歳ナンバーワンとみていいでしょう。個別ラップを取るとスト2ハロン11.1-10.7とかですからね。あとは前傾戦でどうなるかだが、まあ王道ローテで前傾戦になるのは皐月賞だけなので。ダービーを意識できる馬だと思います。注目。

②ワーケア

個人馬主のハーツクライ産駒からもう1頭。新馬戦は11.1-11.0-11.4の3ハロン戦を33.2の脚で軽くねじ切った。この馬に負けた組が未勝利戦で勝ちまくっているし、指数に出ている通りかなりハイレベルな1戦だったと考えられる。セリで見たときはちょっと仕上がり遅いかなとも思っていたし、新馬戦を見てもまだまだ緩い。それでいてあのパフォーマンスなんだから将来性は抜群。府中の2400で見たい馬ですよね。無事にいってほしい。

ダーリントンホール

この馬の新馬戦は一見平凡な時計に見えるが、前半4ハロンが50秒かかっているうえにラスト3ハロン目で12.5を刻むかなり時計の出にくいラップ構成だった。そんな中でこの馬は12.5-11.5の急加速の区間でしっかり抜け出しているあたり一瞬のキレ味は相当高いものを持っている。しかも向こう正面から3コーナーにかけて11.9-12.1とジワジワ脚を使った後ですからね。血統的にも人気の盲点になりそうな馬なので、積極的に狙っていきたい。

こんな感じで。あとは北海道組のゴルコンダレザネフォールあたりも優秀ですかね。札幌2歳勝った馬は今年も軽視できないと思う。それでは。