立憲民主党だか国民民主党だか知らないけど、民主党がまた選挙に負けてしまった。今回も勝機すら見いだせない始末。こんな調子じゃ1億万年経っても自民党政権のままだと思うので、民主党が自民党に勝つためにすべきことをちょっと考えてきた。それを今から書いていきたい。
①自民党を批判するのをやめろ
これはまあみんな思っていることだと思うのだが、今の民主党は自民党を批判することしか能がない集団だと思われている。確かに自民党のネガティブキャンペーンをするのは大事だが、だったらお前らは何が出来るの?と世間は思ってしまう。「自民党はダメだ」とわめいたり叫んだりするのではなく、「私たちは自民党と違ってこういうことが出来ますよ」ということをアピールすべきだと思う。それをしないから、世間は他よりマシそうだから自民党に投票しようという思考になるのである。
②そもそもの政策がショボい
これは毎回そう。民主党はロクな政策を打ち出してこない。今回だってマニフェストの一番の目玉が消費税がたかが2%上がるのを阻止するという、政権を奪取するためには明らかに弱弱しいものだった。世間はやっぱ社会保障だったり経済を重要視しているわけで、そこら辺の景気対策でもっと大胆な金融緩和であったり、魅力的な税収改革を打ち出してもよかったのではないかと思う。せめて政権を取るんだという気概をもう少し見せてほしい。
③「安倍は戦争をしようとしている」とかいう主張はやめろ
そもそも今の日本が軍事侵略戦争なんかするわけないのは明白で、これはかなり馬鹿げた主張だと思う。安全保障的な観点でいけば、当然対韓国、対中国、対北朝鮮といったあたりが焦点になってくるわけで、そういう国の脅威に対してどれだけ国民の安全を確保していけるかが鍵になってくると思う。そういった観点で見ると正直自民党は実績もあるし強い。ここはあまり議論の対象にはせず、安倍政権同様強気な外交を行っていくということにしておけばいいと思う。憲法に関しても護憲にこだわるのはいいと思うが、マニフェストの中心に据えるほどの緊急性があるのだろうか。そもそも自民党に本気で憲法を改正する気があるとは思えない。どこをどう変えるのかすら全く定まってないですからね。
④もっと若者をターゲットにすべき
50代~60代以上で自民党に投票している人って死ぬまで一生自民党に投票し続けると思うのだ。新たな支持層を獲得するためにはやはり若者の心を掴む政策が必要になってくると思う。例えば年金制度の見直しだったり、雇用機会の拡大であったり、労働環境の改善であったり。現在の若者はネットの影響もあって自民党支持が圧倒的なわけで、そこをなんとかしないことには未来永劫政権を取ることができないと思う。
⑤鳩山・菅のネガティブイメージを払拭する。
やはり民主党というだけで嫌悪する人はかなり多いと思う。東日本大震災時の失態の数々、全く解決できなかった沖縄基地問題、経済の悪化。民主党にこの国は任せられないというイメージが国民に強く根付いたに違いない。しかし今の民主党はその頃とは上層部のメンツが変わってきている。いっそ選挙に受かりたいだけのスキャンダルにまみれた老害を全て吐き出し、本当に日本の未来のことを考えている若い人材を多く党に迎え入れるべきではないだろうか。
こんなところか。とにかく今の民主党には投票する気が1ミリも起きない。党の方向性を180度転換し、抜本的にマニフェストを見直し、なんなら党名を変え、新しく生まれ変わる必要があると思う。そうしなければ日本はずっと自民党政権でままである。1党独裁では成長が生まれない。信頼のある、希望のある野党の存在が日本に成長を生むのだ。
競争なき場所に、成長はない。
お前らもちゃんと選挙には行けよ。それではまた明日。
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