かえるん日記

当たった時は謙虚に。外した時は冷静に。

【POG 2021-2022】クラブ注目馬紹介

どうも、ダート予想のかえるんです。現在クラブの1歳馬募集の真っ最中ということで、一口会員の方は馬選びの段階かと思います。私個人として出資するということはないのですが、まあせっかくなので一応一通りは目を通し、見て行く中で気になった馬を羅列していこうという記事です。もう満口になっている馬が結構いますが、悪しからず。

馬を選ぶうえで重要な要素となってくる馬体に関しては、現在勉強中といったところです。予想に組み込む段階にはほとんど至っていないのですが、初ダートや距離延長、距離短縮といったところを馬体からアプローチして予想するという作業はしばしば行っていて、多少はわかる部分も出てきたかなという手応えは掴めている状況です。あとはセレクトセールをかなり真面目に見たという自信はあるので、そこで良く見えた馬との比較なんかも考えてみました。

馬体は語る (競馬道OnLine 選書シリーズ)

馬体は語る (競馬道OnLine 選書シリーズ)

 

 東サラ

フィルバートの2019(ダイワメジャー)

募集額: 3000万(7.5万×400口)

厩舎: 栗東昆貢厩舎

生産牧場: 谷川牧場

ダイワメジャーHigh Chaparralを介してサドラーズウェルズをニックスさせるという配合はシゲルピンクダイヤと同じパターン。馬体的にも胴が詰まっていて、いかにもマイルあたりでキレる脚が使えそうです。アドマイヤマーズとかもそうですけど、ダメジャー牡馬はデカすぎないほうがキレるので、その点この馬はサイズ感的にも良いと思います。一口的にもこれくらいの額なら十分回収できそうでは。

マーブルケーキの2019(エピファネイア)

募集額: 3600万(9万×400口)

厩舎: 美浦・萩原厩舎

生産牧場: ノーザンF

今流行りのエピファネイア×キンカメ×サンデー配合。タフさに欠けるエピファネイア産駒にダート母系が入って弱点補完の形になりそうです。初仔ですがサイズとしては問題ないですし、馬体もバランスが良くて、現状特に悪いところは見つからないですかね。

社台RH

アーバンレジェンドの2019(ヘニーヒューズ)

募集額: 1600万(40万×40口)

厩舎: 美浦・和田雄厩舎

生産牧場: 社台F

これは馬体写真見てもらえばわかる通り典型的なダート短距離馬という感じです。肩回りの盛り上がり、立った繋ぎ、ぶ厚い蹄ということで、走る条件は満たしているかなといった印象。もう満口になってしまったようですが、この厩舎なら早期のデビューからコンスタントに使ってくれそうですし、割とPOG向きかなという感じもします。

ダイワスカーレットの2019(ロードカナロア)

募集額: 4000万(100万×40口)

厩舎: 栗東・中内田厩舎

生産牧場: 社台F

ダイワスカーレットはこれまでダイワレジェンド(キングカメハメハ)、ダイワエトワール(エンパイアメーカー)、ダイワメモリー(ノヴェリスト)とコンスタントに走る馬は出していますが、どれも若干スピード不足の感は否めず。その点今回トップスピードに優れたロードカナロアに替わるというのは少なからずプラスなはずで、走るとしたらこのタイミングな感。母似のスラッとした馬体で、ロマンがありますね。

広尾

ミスペンパリーの2019(キズナ)

募集額: 5000万(2.5万×2000口)

厩舎: 栗東・矢作厩舎

生産牧場: 木村秀則

ミスペンパリーは産駒がディメンシオンパンサラッサなど打点の高い肌馬で、そこに母馬の良さを引き出すキズナを入れたということで、これは走るんだろうなという馬です。あっという間に満口になってしまいましたが、この厩舎なら短期間でどんどん走らせてくれますし、POGとしても面白いのでは。

ユニオン

ウインキナウの2019(オルフェーヴル)

募集額: 1000万(5万×200口)

厩舎: 栗東・佐々木晶厩舎

生産牧場: 協和牧場

オルフェ×キンカメはタガノディアマンテショウリュウイクゾホウオウピースフル等を出しているニックス配合。この馬は遅生まれですがバランスの取れた良い馬体をしていますし、ユニオンのオルフェーヴルということで、面白いんじゃないかなと思います。

シルク

イスパニダの2019(ディープインパクト)

募集額: 1億(20万×500口)

厩舎: 美浦・堀厩舎

生産牧場: ノーザンF

鉄板ニックスのディープ×ストームキャットにスピード質の強いアルゼンチン母系ということで、良馬場東京2400かなというディープを選んでみました。あと良いと思ったのはサイズ感ですかね。あんまり大きくなりすぎると嫌ですが、カタログでは416キロということで、重すぎない感じに仕上がりそうです。

アドマイヤテレサの2019(ドゥラメンテ)

募集額: 3000万(6万×500口)

厩舎: 栗東・高野厩舎

生産牧場: ノーザンF

個人的にドゥラメンテの強みってあんまり日本競馬的でない母系でも日本競馬的な感じにしてしまうことだと思っていて、その点でこのアドマイヤテレサはフェアリーキング×ニジンスキーという重い感じからわかる通り日本競馬的なキレを持つ産駒を出していません(アドマイヤラクティアドマイヤジャスタは欧州チックなタフな馬)。そういった意味でもここのドゥラメンテ替わりは面白そう。

馬体としては細身も、太いよりはキレが出せるのでは。

サンデー

プレシャライジングの2019(アロゲート)

募集額: 4000万(100万×40口)

厩舎: 美浦・国枝厩舎

生産: ノーザンF

希少なアロゲート産駒です。まあアロゲート産駒ってだけで選んだのもあるんですけど、馬体の筋肉の付き方が日本馬のそれではないなというのがあって、引き締まってる感が凄い伝わってきます。どこでどんなパフォーマンスをするかは見当もつきませんが、ポテンシャルとしては高いのではないでしょうか。

バラダセールの2019(ジャスタウェイ)

募集額: 4000万(100万×40口)

厩舎: 栗東・松下厩舎

生産: ノーザンF

牡馬かなと思うくらいの馬体、馬格なのですが、バラダセールの産駒は全部こうなるなという感じです。この馬は父がジャスタウェイに替わった分兄姉たちよりさらにパワーに寄ると思うのですが、最近の牝馬クラシックって結構パワーで押していくみたいな馬が絡む印象があって、そういうトレンドにも合致しているんじゃないかなとは思います。

エピックラヴの2019(ドゥラメンテ)

募集額: 4000万(100万×40口)

厩舎: 栗東安田隆厩舎

生産: ノーザンF

エピックラヴはとにかく優秀な肌馬で、ミッキーブリランテ(ディープブリランテ : リステッド3着)、オールザワールド(キズナ : 1勝クラス2着)、ダノンザキッド(ジャスタウェイ : 新馬圧勝)と抜群の安定感。ドゥラメンテ×ディンヒルの組み合わせは既にアスコルターレダノンシュネラ新馬勝ちが2頭出ており、この馬としても早めに仕上がって来そう。POG1位指名くらいの馬ですね。

ドバイマジェスティの2019(ハーツクライ)

募集額: 1億(250万×40口)

厩舎: 栗東・池江厩舎

生産: ノーザンF

ハーツクライ産駒はやはり晩成色が強いのがネックになるので、この早熟短距離ダートという母系は相性が良さそう。19世代は隔年で来るハーツクライの当たり年ですし、まあこの辺は無難に走ってくるだろうということで。

キャロット

クリソプレーズの2019(キタサンブラック)

募集前

生産: ノーザンF

まあおそらくPOG期間内には間に合わないんだろうなと思いつつこの馬から。まあ間に合わないとはいってもマリアライトは期間内2勝、リアファルも期間内で重賞2着、クリソベリルは重賞を勝ちましたし、ある程度の晩成色はポテンシャルで補えるんじゃないかなという感じです。偉大な母のラストクロップだけに、走ってほしいですね。

GⅠ

Llanarmonの2019(Pioneerof the Nile)

募集額: 3600万(90万×40口)

厩舎: 栗東・池江厩舎

生産: Shadai Corporation

おそらくダートだと思うのですが、いい馬なので挙げておくといった形です。アメリカ産馬だと、たまに脚が短くてストライドが伸びないみたいな馬がたまにいて走らないのですが、その点この馬はスラっとしていて造りが長いという点は良いのではないでしょうか。

以上です。この辺に挙げた馬は来年のPOG記事でも結構取り扱うことになると思うので、とりあえずは備忘録的な感じですかね。この中から1頭でも多くクラシックに乗ってきてくれればといったところです。

kaerun4451.hateblo.jp

というわけで、今週末の競馬も頑張っていきましょう。それでは。

夏のダートを振り返る(函館編)

どうも、ダート予想のかえるんです。昨日出す予定のところを急な案件が入り今日にズレ込みましたが、先々週まで6週にわたって行われていた函館開催を振り返っていきたいと思います。

算出された分解指数の有用性についてですが、函館ダートと札幌ダートとでは求められる適性がかなり変わってくるので、ここで出た指数がこのあとの札幌競馬で嵌ってくるかどうかというのは微妙なところではあると思います。ただ最低限のレースレベル比較としては使えるかなといった感じなので、ぜひ最後までお付き合いください。

函館ダート2400

推奨馬成績

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推奨馬成績は(0-0-0-2) 単回収率0% 複回収率0%となりました。

勝ち馬指数・レース傾向

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クルクル回るマラソンコースということで、他場のダ2400とはある程度互換があるかなといったところですかね。ヒロイックテイルは1勝クラスとしては破格の指数を出しているのですが、そもそもダ1800を基準に算出している指数だけに、2400で出た数字の信用性については疑問符が付くところ。強かったのは事実ですが、展開の恩恵もありましたし、過信は禁物かなと思います。

函館ダート1000

推奨馬

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推奨馬成績は(1-3-1-13) 単回収率4.1% 複回収率41.7%となりました。ベースが隊列依存なので、なかなか率を取るのは難しいです。

勝ち馬指数・レース傾向

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このセッティングのレースを評価する際は、

逃げがあまりにも有利すぎる

という点だけ押さえておけば大丈夫かなと思います。

函館ダートはコーナーがキツいため外を回すロスが大きく、かつゴールへ向けて下り坂になっているので必然的に前は止まりません。加えて浜風に重めの砂質でキックバックも強いので、インにいる馬も総じてキツく、「内も外もキツいのに逃げ馬だけ楽」という状況が発生しやすくなります。1700だとそれを見越して超ハイペースになるのでそれほど前残り質は強くならないのですが、ダ1000だとペースは逃げ馬の能力に依存するので、逆に速いほうが後ろはつらいんですよね。

これを踏まえると、このコースで逃げて出した時計というのは信用できず、逃げてない馬の中で好パフォーマンス馬はどれかという考え方でサルベージしていくのが鉄則だと思います。この考え方はこのあとの札幌ダ1000でもかなり使えるのではないでしょうか。

函館ダート1700

推奨馬

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推奨馬成績は(5-4-6-23) 単回収率106.8% 複回収率88.4%となりました。条件戦は悪くなかったですが、やはり未勝利の率の悪さが足を引っ張ります。

勝ち馬指数・レース傾向

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ラップの緩急が付いたレースが多かったなという印象で、字面通り追走力と機動力がかなり求められていたと思います。勝ち馬のラインナップを見てもピッチ寄りで器用に動ける馬や、やはり追走力のあるアメリカンな血統の馬(※)が多いかなと思います。

(※)ベッサメモーハイパーステージエバンタイユドールレンブランサホウオウトゥルースピクシーメイデンタガノグリュックオメガレインボーチェルシーライオンソリストサンダー

この傾向はコーナー角が緩く平坦な札幌では見られないものなので注意が必要です。札幌ダートはビルドアップと持続力に優れたヨーロピアンな血統の馬のほうが走りますね(※)。

(※)先週だけでもインセンディオ(ノヴェリスト)(11人気3着)、ファイナルマズル(ホワイトマズル)(5人気3着)、ワキタジャズ(ハービンジャー)(2人気2着)、シネマソングス(ハーツクライトニービン)(4人気1着)

2020 函館ダート ベスト騎乗

2020年の函館ダートは先週で終了ということで、今年の函館ダートで最も上手かった騎乗を独断と偏見で選んでいこうと思います。10場全部で選んで、年末にその中から2020年のベスト騎乗を選出する予定です。

7/12 函館2レース(17・3歳未勝利)

エスペルト(4人気1着):坂井瑠星J

 前半のレースラップが7.0-11.3-11.8-12.6と、正直そこまでマクリが入るラップではなかったのですが、ウォータージョイが無理やりマクってくるタフな展開となりました。これによってテンである程度脚を使って中団に取り付いていたこの馬は、

①マクリと一緒に動いたらガス欠

②マクリに反応しなければポジションを悪くしてコーナーで外を回らされて死亡

という厳しい状況に立たされていたわけですが、

坂井Jはワンテンポ遅らせてマクリに呼応することで、過度なロンスパになることを防ぎ、かつ2列だけポジションを上げることでコーナーでのポジションをそれほど脚を使わずに確保するというファインプレーを見せました。道中の出入りの激しさに惑わされることなく、冷静にポジションを上げ下げすることによって馬を圧勝へとエスコートした坂井Jの騎乗にはまさに感服といった形でしょう。2020年ベスト騎乗候補の函館代表に文句なしの選出です。

まとめ

函館全体の推奨馬成績は(6-7-7-38) 単回収率76.6% 複回収率73.6% 個人の馬券としては購入50000円、払戻84450円、回収率168.9%となりました。精度は相変わらず取れていないですが、嵌めるべきところでしっかり嵌められたのは大きかったかなと思います。また来年、もっと上手い予想が出来るようになって戻って来たいですね。

以上です。コロナや長雨でどんよりした日々が続きますが、週末くらいは気分を晴らしていきたいですよね。夏競馬、頑張っていきましょう。それでは。

夏のダートを振り返る(阪神編)

どうも、ダート予想のかえるんです。遅くなりましたが、先週までの阪神開催を振り返っていきたいと思います。函館の振り返り記事は来週に回す形となりますが、悪しからず。

阪神ダート2000

推奨馬成績

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推奨馬成績は(0-0-1-6) 単回収率0% 複回収率41.4%となりました。レース傾向がハッキリ出ていただけに、1個ぐらいは取りたかったです。

勝ち馬指数・レース傾向

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7レース全てでマクリが入る形となり、ほとんどが差し馬による決着となりました。このコースはここ数年ずっとこんな感じなので、今後も基本的にどれがマクるかを予想する形で良いと思います。

阪神ダート1200

推奨馬成績

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推奨馬成績は(1-4-0-11) 単回収率11.3% 複回収率51.9%となりました。

勝ち馬指数・レース傾向

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こちらは梅雨開催らしく前々の決着が多かったように感じます。

あとは2歳戦や3歳未勝利戦はレースレベル的にイマイチなところがあって、ちょっと注意が必要な感。ただ1勝~3勝クラスは圧倒的に福島開催よりレベルが高く、変則2場開催中の新潟ダート条件戦では関西組を狙う形がベターかなとは思います。

阪神ダート1400

推奨馬成績

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推奨馬成績は(0-0-4-16) 単回収率0% 複回収率39.5%となりました。もったいない4着5着が多かった印象ですが、それにしてもここが足を引っ張りましたね。

勝ち馬指数・レース傾向

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こちらは猛烈なペースからの差し決着が多かったです。阪神1400は芝スタートからの下り坂ということで阪神1200よりテンの3ハロンが速くなりがちなのですが、この開催はジョッキーのポジション意識が強かったこともあり、このコース形態の影響がモロに出た印象です。最初33秒台とかで入ってしまうと普通は坂で止まってしまいますね。

あとここを使ってきた馬って基本的に1400スペシャリストというタイプが多く、1200だと短い、1700、1800だと長いという形で夏競馬後半は苦戦しやすいので(中京1400のデータを踏襲するなら)、そこら辺は注意が必要ではないでしょうか。

阪神ダート1800

推奨馬成績

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推奨馬成績は(7-4-6-16) 単回収率109.7% 複回収率103%となりました。大穴サイドが1頭入ればといったところですが、紐穴も良く来ましたし、まずまずじゃないかなと思います。

勝ち馬指数・レース傾向

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基本的に差し優勢でしたが、梅雨開催ということもあって若干追走に寄ったかなという印象です。ここで前受けして垂れた馬を新潟1800でサルベージするという形を考えていたのですが、この感じだと意外とそうはならないかもしれないですね。

あと中距離に関しては関東と関西とのレベルの差はかなりありそうで、新潟1800で福島1700経由組と阪神1800経由組の力比較をする際は、基本的に関西優勢で考えたほうがいいのかなというのが個人的な見解ですかね。関西の中距離ダート3歳未勝利だと、まだ骨っぽいところが勝ち上がれていなかったり、初ダートで打点の高い馬なんかが頻繁に出てくるので、強いところが勝ち上がり切ってスカスカ状態の関東ダート3歳未勝利とは状況がかなり異なると思います。

まとめ

阪神全体の推奨馬成績は(8-8-11-49) 単回収率50% 複回収率67.6% 個人の馬券としては購入81000円、払戻161490円、回収率199.4%となりました。精度は取れませんでしたが、大きな的中もあり、個人的には結構収穫のある変則開催だったかなとは思います。

というわけで以上です。ここから3週間は変則2場開催ということでダートレースが少ないので、1レース1レースを大事に予想していきたいですね。それではまた明日。

夏のダートを振り返る(福島編)

どうも、ダート予想のかえるんです。この記事では、夏の福島開催について振り返っていきます。個人の馬券としては全然ダメでしたが、指数だけでも見てもらえれば。

福島ダート1150

推奨馬成績

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推奨馬成績は(0-0-2-7) 単回収率0% 複回収率50%となりました。この時期の未勝利ダートは本当に難しいですね。

勝ち馬指数・レース傾向

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基本的には超高速馬場で、行ったもん勝ちというレースが多かったように感じます。あとはこれといって書くこともないですが、2歳戦について若干寸評を書くと、やはり同日の3歳未勝利より0.5秒速い時計を出したニシノミズカゼは強いかなとは思います。ただ新馬勝ちの2頭、ミスズグランドオーキモンブラウンもそれなりの水準では走ってきており、ベースのレースレベルとしては高かったんじゃないかなという印象です。おそらくここの組が新潟の2歳未勝利ダートにゴッソリ出てくるかと思いますが、素直に福島1150経由組から買って良さそうですかね。

福島ダート1700

推奨馬成績

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推奨馬成績は(1-2-1-12) 単回収率15% 複回収率35.6%となりました。やはり東京から転戦してきた馬の上げ下げで苦戦したかなというのが正直なところで、東京→福島でパフォーマンスを上げてきそうな馬が案外だったり、逆に小回りがダメそうな馬がパフォーマンスを上げてきたりというケースが多かったように感じます。春の福島開催は中山→福島という馬が多かったのでそこら辺の地力比較が上手くいった部分はあるのですが、夏の福島はそう簡単には行かなかったなというところです。

基本的にコース適性を見るうえで、私は結構ストライドや勝負どころでの加速力、ラスト1ハロンの失速度なんかを見たりするんですけど、ちょっとこれだけ嵌らないのであれば違う指標も考え出さないとダメかなとも思っていたりします。そこら辺は今後の予想記事でいろいろ試していければ。

勝ち馬指数・レース傾向

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こちらも速い馬場で行われたというのがポイントで、福島にしては割と追走寄りのレースが多かったかなと感じます。ただ今年の梅雨って結構異常だったと思うので、この傾向が来年も見られるかという点には疑問符が付くでしょうか。

まとめ

夏福島全体の推奨馬成績は(1-2-3-19) 単回収率9.6% 複回収率40.8% 個人の馬券としては11レース22000円分買って的中ゼロでした。完敗ですね。

というわけで以上です。今日はサクっとした記事となりましたが、3週開催だとこんなもんですかね。阪神函館の振り返り記事は今週中になんとか出せればといった感じです。それでは。

科学の研究に実用性を求めるのは野暮だという件。

基本的に理系の人間が自分の研究について人に(特に理系ではない人間に)あれこれ説明すると、だいたい「それって何の役に立つの?」と聞かれることが多いと思います。でもその質問って結局野暮だよなというのが個人的な感覚としてはあって、今日はそれについてちょっと書いて行こうと思います。

私も含めて、自分の研究に対して実用性があると思っている研究者というのはあまり多くなくて、基本的には「実用性があるとは思っていない・実用性があるかはわからない」というのが本音だと思います。ただこの「実用性があるとは思っていない」という表現には若干の語弊があると思っていて、正確に言うと、「速効的な実用性があるとは思っていない」ということになると思います。言い換えると、「今の人類への寄与という部分に限定すれば」この研究は意味が無いということになりますかね。

これについて補足していきますが、人類の発展というのは近年めざましく、生活様式というのは刻一刻と変化していきます。そういった状況の中で、今は役に立たなくても、10年後、100年後、あるいは1000年後には何らかの役に立つかもしれない。そういった時間経過に伴う人類の発展、進化に貢献していくというのが研究の主たる目的だと個人的には思います。もちろん現在の生活をよりよくするという部分に貢献するという考え方もありますが、むしろそこは科学の本質ではないのではないでしょうか。

極端な例を出すとわかりやすいので、ちょっと挙げたいと思います。中世の科学者ニュートンは力学や微積分の研究をしていましたが、果たしてそれが当時の人々の生活にどう寄与したかというと、それは全く寄与しておらず、「無駄なこと」だったと思います。当時の人々にとってはリンゴが下に落ちる理由がなんであろうがどうでも良かったでしょうし、Xの2乗の微分が2Xになろうが特段生活にはなんの影響もありませんでした。ところが今現在、ニュートンの研究は世界中のいろんな場所でいろんな人の生活に影響を与えています。毎日多くの人が利用する航空機は、原理としての基礎の部分でニュートン力学が大きく関わっていますし、今我々が使っているPCのシステムといった部分にも、微分積分といった要素が大きく関わっています。ニュートンの研究は当時の人々の生活をよりよくするには至らなかったですが、現代の人々の生活は間違いなくよりよいものにしました。この例からもわかる通り、研究発見発明があって、発展進歩があるわけですが、それが必ずしも連続的に起きるわけではないのです。

当時のニュートンは鉄の塊が空を飛んで人を運ぶだとか、薄っぺらいセラミックの板が人間以上の計算能力を持つだとか、ましてや自分の作った数式がそれらを作るうえで役に立つだとかとは微塵も思っていなかったはずで、それは現在の科学者にも同じことが言えると思います。今は確かに実用性は無いかもしれない。今後いつどのようにして実用性が生まれてくるかもわからない。全く実用性が無いまま人類は滅んでしまうかもしれない。そういった不確定要素の塊模索していくのが研究であり、人類がそういった研究の恩恵で発展、進歩を続けてきたというのは紛れもない事実です。

「その研究にお金や時間をかける必要性はあるの?」という意見はどの時代の科学者にも言われてきたことであり、それは現代においても変わりません。国の支出における科学への予算というのは毎年縮小の対象になりますし、実際に縮小されてきました。確かに科学よりも大事なことというのはたくさんあると思いますし、そんな先の見えない、成果が出るかわからないということにお金を出すなんてもったいないという主張は正しいと思います。ただ、今研究をやめてしまっては、今後人類が享受するであろう科学の恩恵が無くなってしまう。10年後100年後に発展、進歩するはずだったものが発展、進歩しなくなるということに繋がりかねません。だから我々は研究を続けますし、例えそれに実用性が無くても、我々は自分の研究に誇りを持てるのです。

だからこそ、「それって何の役に立つの?」という質問は野暮な質問だと思いますし、そこの議論に科学の本質はありません。

以上です。中の人の就職活動は終わったので(とんでもない年に就活してしまったなというのが感想です)、これからこういった週中の討論記事が増えていくかもしれません。頑張って書いていくので、今後とも当ブログをよろしくお願いします。それではまた明日。

【POG2021-2022】セレクトセール2020注目馬紹介

どうも、ダート予想のかえるんです。セレクトセールを見ていたらついつい朝ってこと、よくありますよね。


セレクトセール2020 生中継 1日目 1歳馬

というわけでこの記事では、私が述べ10時間セレクトセール1歳セッションを見ていて、これはいいなと思った馬を軽く紹介していきたいと思います。まあ10時間全部見たって人もあんまりいないでしょうし、何かしら役に立てれば。ちなみに当歳は見てもわからないのでやりません。

なお馬体の映像についてはYouTubeの公式チャンネルのほうに上がっているので、そちらで確認しつつという形で読んでいただければ(ここに全部載せると重くなりそう)。

フルボイスの2019(キズナ)

生産: ハクレイF

購買価格: 7200万

購買者: サラブレッドクラブCHS

母はデビュー出来ませんでしたが、兄にトーセンホマレボシトーセンジョーダンを持つ超良血。半姉のアドマイヤキラメキ(トーセンスターダム)、ケアレスウィスパー(トーセンバジル)と繁殖実績があり、コンスタントに活躍馬を出す良牝系にアベレージのあるキズナを付けたという形です。

馬体としては馬格があるうえに筋肉量がそれほど多くないというのがポイントで、牡馬らしく成長期でガッチリしてきても可動域が保てるんじゃないかなという印象です。華奢だと言う人がいるかもしれませんが、キズナは割と薄くてもダートに出たりするので、これくらいのほうがいいでしょう。まあ生まれも早いですし、POG向きですかね。

ギーニョの2019(キングカメハメハ)

生産: ノーザンF

購買価格: 5600万

購買者: (株)NICKS

半兄2頭がダートで勝ち上がっている血統ですが、この馬もそんなイメージ。繋ぎが立っていて、後肢の蹴りが強そうです。キンカメ産駒はラストクロップということで結構注目してたんですけど、ノーザンが4頭しかいなくて、良い馬はクラブや庭先に回すのかなといった印象です。まあなので、明確にパワータイプとしてのビジョンが見えやすいこの馬が現状面白いですかね。

テディーズプロミスの2019(ディープインパクト)

生産: ノーザンF

購買価格: 2億4000万

購買者: (株)キーファーズ

マイラプソディの妹になります。兄もPOGで持っていた通りかなり見映えのする馬でしたが、この馬も見映えが良いですね。サイズ感やフォルムとしては競走馬としての理想形にかなり近いのではないでしょうか。

まあディープの牝馬だとたまに胴や四肢が長すぎて牝馬路線を走るうえではゆったりしすぎてしまうという馬が多いのですが、その点この馬は割とコンパクトで、マイルあたりでキレる脚が使えるのではないでしょうか。牝馬はマイル走れないと稼げないですからね。

そのほかディープの牡馬については例のごとく全部良い馬なので、ちょっと優劣付けるのは難しいですね。全部走るのでは。

フォンタネットポーの2019(ドゥラメンテ)

生産: ノーザンF

購買価格: 1億3500万

購買者: 麻布商事

今回のセリで1頭選べと言われたらこれかなという馬でした。ドゥラメンテ産駒って結局奥手そうなところがネックだと思うのですが、その点馬体の完成度が高いというのは好材料です。

母フォンタネットポーはベストウォーリアの半妹で、馬柱を見てもわかる通りいかにもアメリカンな早熟ダート短距離馬という感じ。こういう肌馬にドゥラメンテを付けるというのはお互いの短所を打ち消すという意味でも良い配合だと思いますし、馬体を見るにそういった思惑が良いほうに出たという感。これは走るんじゃないかと思っています。

バランセラの2019(ドゥラメンテ)

生産: ノーザンF

購買価格: 4200万

購買者: 小笹芳央

ビッシュの妹です。兄のホウオウサーベル(ハーツクライ)もPOGで持っていたのですが、ちょっとズブいところがあって若駒時代は距離が足りず。その点この牝馬替わり、ドゥラメンテ替わりという部分は良いんじゃないかと思っています。馬体的にも牝馬特有の薄さがなく、それなりに力強さは出せそうです。

このセールは牝馬が薄かった感(毎年ですけど)がやはりあり、クラブ馬を狙うなら今年も牝馬かなとは思います。

フェアリーダンスの2019(ドレフォン)

生産: レイクヴィラF

購買価格: 5000万

購買者: 猪熊広次

種牡馬枠ということで、注目しているドレフォンから。フェアリーダンスの仔はフェアリーポルカ(ルーラーシップ)、ココロノトウダイ(エイシンフラッシュ)、去年のこの記事で紹介したフミチャン(クロフネ)と毎年パワー型の良い馬を出すのですが、この牝系にストームキャット直系のドレフォンを付けたということで、まあダートかなとは思います。ただ立った繋ぎに加えて筋肉量もなかなか多いということで、良いダート馬になってくれるのでは。

デイトユアドリームの2019(ドレフォン)

生産: ノーザンF

購買価格: 5200万

購買者: 田中成奉

中央ダートで1600万まで行ったユアマイラブの弟です。まあこういった結果の出ているダート母系にドレフォンという配合は現時点では1番買いやすいかなといったところで、ダート路線はゴールドアリュールが居なくなって群雄割拠という形になるでしょうし、ダート路線の相対評価を考えればドレフォンの期待値としては高いですね。

あとは馬体や歩様を見ても筋肉量が多い割に可動域が広そうですし、ノーザンの馬にありがちなこじんまりとした感じもないので。

ペルヴィアンリリーの2019(ハーツクライ)

生産: ノーザンF

購買価格: 8000万

購買者: (株)サラブレッドクラブライオン

ハーツクライ産駒って3歳夏ぐらいでグッと良くなってくる馬が多くて、1歳の時点だとあんまり良くは見えないのですが、その点この馬はもう競馬に使えそうな馬体をしていて、早めから行けそうという意味では良いんじゃないでしょうか。ハーツクライにしては胴や脚も長すぎないですし、可能性としてはいろいろありそうです。

あとは同じラスティングベルの牝系からクロノジェネシスが出たということで、この辺あたりからクロノジェネシスみたいなパワーで圧倒するタイプの牡馬が出てこないかなあという期待も込めて。

ヴァンフレーシュの2019(ブラックタイド)

生産者: ノーザンF

購買価格: 7600万

購買者: 金子真人ホールディングス(株)

これは背が高くてスラッとしていたのですが、キタサンブラックとは3/4の同血、金子オーナーが結構譲らないぞという姿勢を見せての購入だっただけに、祭りの予感がします。

メジロスプレンダーの2019(ブラックタイド)

生産者: レイクヴィラF

購買価格: 4000万

購買者: 村瀬寛紀

メジロスプレンダーの仔は安定して走ってきていて、先日ダノンスプレンダー(ロードカナロア)が3勝クラスを突破、半姉のシホノレジーナ(ダイワメジャー)はPOG期間中にしっかり勝ち上がってくれました。こちらもブラックタイド産駒らしく体高があって、兄姉たちよりはスピード質にシフトしそうな感。姉と同じシホノ冠の村瀬オーナー購入ということで、個人的には応援したい1頭です。

レーヴルシードの2019(リオンディーズ)

生産者: ノーザンF

購買価格: 2300万

購買者: (同)DMM.com

母のレーヴルシードは体が小さく非力で、競争馬としては全く走らなかったのですが、その馬の初仔ということを考えれば結構サイズもあって、筋肉量も多いというのは好印象です。

牝馬はちょっと難しいところですが、見た目的にはディープ牝馬の理想形に近いフォルムをしているので、まあ値段の割には期待度としては高いんじゃないかなという印象です。

キョウエイトルースの2019(ロードカナロア)

生産者: 岡田スタッド

購買価格: 4000万

購買者: 小笹芳央

ロードカナロア産駒のネックポイントとしてはやはり脚や胴が短くストライドが伸びないので、適性がどうしても短距離やダートといった部分にシフトしすぎてしまうというところがあるのですが、その点この馬は割と体高もあり胴長ということで、あんまりロードカナロアっぽくないところが好感的でした。

兄弟馬としてもアナザートゥルース、ルールソヴァール、サウンドトゥルーとパワー系種牡馬で活躍馬を出しており、ここ最近のロードカナロアの傾向を見ても嵌るんじゃないかなとは感じています。

こんなところで。羅列しただけですが、この中から1頭でも多くクラシックに乗ってきてほしいですね。まあこの辺の馬はPOGでも結構指名すると思うので、来春に向けて、この記事が備忘録になればいいかなと思います。

明日はスパーキングレディーカップということですが、堅そうかなというのが個人的な感想です。引き続き夏競馬を楽しんでいきましょう。それでは。

【プロキオンS 2020】徹底回顧

どうも、ダート予想のかえるんです。この記事では、昨日行われたGⅢプロキオンSについて振り返っていきたいと思います。f:id:kaerun4451:20200712114338j:plain

プロキオンS 2020 徹底回顧

ミッキーワイルド(7人気13着)

サンライズノヴァ(5人気1着)

スマートアヴァロン(11人気11着)

ワンダーリーデル(12人気9着)

カフジテイク(15人気15着)

個人の予想としてはダメでした。まあただこの決着を馬券にするのはちょっと私には難しかったかもしれません。

まず本命を打ったミッキーワイルドについて見て行くと、まあテンで若干出していったとはいえこの馬にとっては楽に追走できるぐらいのペース(34.3-11.9)を中団で溜めながら運べており、これは弾けるんじゃないかなと思って道中は見ていたのですが、直線を向いてからサッパリ伸びず。結局今春にも見せていたような釈然としない大敗をしてしまったという感じです。うーん、こんな馬じゃないんですけど。。

勝ったサンライズノヴァは地力上位とはいえ、1400でしかも速めの馬場でとなるとポジション的にどうかという部分もあって本命までは推せなかったのですが、59キロを背負って後方2番手からぶち抜いての圧勝。上がり34.4はダート重賞勝ち馬の上がりとしては歴代3位の数字でした(1位 ノンコノユメ根岸 34.2、2位 ブロードアピール根岸34.3)。

ここまで圧倒的な勝利になった要因としては800地点で11.9と緩むところがあったおかげで馬群との差を詰めることができたというのが1つありますが、やはり他の追い込み馬がテンで脚を使って不発だったという部分も大きいと思います。デュープロセスが最後方から4着に追い込んできている通り急→緩→急の差しが決まるラップにはなったわけで、ワンダーリーデルスマートアヴァロンダノンフェイスカフジテイク等の差し脚に優れた馬がもっと溜めに徹する形を取れば、この馬と同じような競馬を披露できた線もあるんじゃないかなとは感じます。追い込み馬って自分の追走限界を超えて追走しちゃうと良さが出ないですからね。

2着エアスピネルは中団外目から脚を伸ばす王道競馬で、ダート適性の高さを見せました。ダートの上級条件だとこの手の走力があってかつダートっぽい血統の初ダート馬が走っちゃうケースはよくあるんですけど、だいたい人気してしまうんですよね(先週のラインベックしかり)。その点今回のこの馬は全く人気が無かったわけで、まあ私は初ダートの馬は基本買わないというマイルールがあるので予想の対象にすらしなかったですけど、紐で押さえておく分には期待値高かったのかなとは思ったりします。

ただこの馬初ダートとはいえ7歳馬ですし、ここからの上積みについてはちょっとあまり期待しないほうがいいかなとは思っています。今回も砂被りで嫌がるところが全く無かったですし、休み明けですが個人的には仕上がっていたように見えたので。普通に重賞級の力はあると思いますけど、次からは多分人気もするでしょう。

3着ヤマニンアンプリメも個人的には評価できなくて仕方ないかなとは思っていて、というのもこの馬交流重賞ばかり使っているせいで近走の数字的な評価が全く出来ていなかったんですよね。地方競馬は指数が出ないですし、その交流重賞の内容を見るに追走力全振りのタイプだと思っていたので、今回のような直線での再加速が求められる脚力質競馬でしっかり脚を伸ばしてくるというのは正直予想外でした。斤量もアローワンスを加味すればエアスピネルより2キロ重かったわけで、この3着についてはは字面以上の評価が必要かなとは思います。【次走注目馬】

そのほかトップウイナーラプタススマートダンディーレッドルゼルあたりのテンで脚を使った組は脚力質の競馬で持ち味が活きず。適性面を考慮すると大目に見れる部分はありますが、ただヤマニンアンプリメ比較では完全に劣っていましたからね。特にラプタス、レッドルゼルに関しては今回のオッズは若干過大評価気味だったかなとは感じます。

サクセスエナジーは、この馬ダッシュが付かず全く走らない時がたまにあるのですが、今日がそれというイメージ。今回で7月~9月の成績は(0-0-0-5)になったということで、普通に冬馬なのかもしれません。

とまあこんな感じで。個人的にミッキーワイルドの負けだけは釈然としない部分があって、なんかモヤモヤするプロキオンSとなりました。来月はレパードSエルムSもあるので、なんとか当てていきたいところです。

そのほか今日はセレクトセールがありますが、ちょっと就活の関係上リアルタイムでは見れないので、後日見て馬体気になった馬とかを記事に出来たらなと思います(当歳は難しいので1歳セクション中心ですかね)。あと東サラの1歳募集馬の馬体診断も頼まれたので、今のところはそれもやる予定ではいます。乞うご期待ということで。それでは。