かえるん日記

当たった時は謙虚に。外した時は冷静に。

POG馬近況報告【2019-2020シーズン最終版】

2019-2020のPOG期間も残すところあと2カ月少々となりました。いよいよ大詰めですね。

というわけで、今年指名したマイPOG馬15頭についての最後の近況報告をしていきたいと思います。悲喜こもごも、いろいろありました。

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まずは昨年の5月に上の記事で配信した10頭から。

アブソルティスモ(ダイワメジャー×ラドラーダ)

新馬(6月東京) 2着

未勝利(8月札幌) 1着

サウジアラビアRC(GⅢ) 3着

こうやまき賞(1勝) 1着

クロッカスS(L) 4着

ファルコンS(GⅢ) 11着

獲得ポイント: 2970P

NHKマイル出走への分水嶺だったファルコンSが痛恨の出遅れとなり、POG期間中の出走はもう無いかもしれません。

瞬発戦セッティングを得意とする藤沢厩舎と持続戦セッティングを得意とするダイワメジャー産駒というのがミスマッチだったかなというのは思うところですが、今年は順調に行かなかったノーザンFの牡馬が多い中での2勝、GⅢ3着というのはまあ良かったのではないでしょうか。

マイラプソディ(ハーツクライ×テディーズプロミス)

新馬(7月中京) 1着

野路菊S(OP) 1着

京都2歳S(GⅢ) 1着

共同通信杯(GⅢ) 4着

獲得ポイント: 6210P

共同通信杯はこれまでヌルい競馬しかしてこなかったのが祟っての4着。短期放牧に出ましたが、皐月賞に向けて帰厩したところです。

初の敗戦についてはいろいろ言われていますが、この馬自身にとってはプラスの敗戦だったかなと思います。掛かる馬ではないので、皐月賞とダービーでは反省を生かして積極的な競馬を期待したいですね。個人的には武さんはこっちに乗ってほしいと思ってます。

これは結構良い指名だったかなというのは思うところで、「仕上がりの早いハーツクライ」が今年のPOGでもトレンドとして重要になってくると思います。

ヴェルトライゼンデ(ドリームジャーニー×マンデラ)

新馬(9月小倉) 1着

萩S(L) 1着

ホープフルS(GⅠ) 2着

獲得ポイント: 5230P

今週のスプリングSに出走します。暮れの内容を見るに皐月賞、ダービーともにノーチャンスではないと思いますし、まずは年明け初戦をいい形で終えてほしいところです。

ドリームジャーニー産駒は毎年取るのですが、まさかこんなに走ってくれるとはといった感じですね。父に種牡馬として初のタイトルを。期待しましょう。

リズムオブラヴ(ディープインパクト×ミュージカルウェイ)

未出走

獲得ポイント: 0P

両前骨折と聞いた時はどうなることやらと思いましたが、なんとか5月中にはデビューできそうです。一発突破を期待したいですね。

ダノンフォルツェ(ロードカナロア×インディアンギャル)

登録抹消

獲得ポイント: 0P

残念ながらゲートに入ることは叶わず。競走馬にとって「出走」というハードルがどれだけ大きいものなのかというのを実感させられました。

ヴァンタブラック(ブラックタイド×プチノワール)

新馬(1月京都) 1着

沈丁花賞(1勝) 2着

獲得ポイント: 1020P

京都ダート1800の新馬戦を快勝し、昇級初戦となった沈丁花賞では2着。負けはしたものの、追い出しが遅れて逃げ馬に出し抜かれる形での敗戦で、内容としてはかなり濃いものでした。今後は続戦で阪神の1勝クラス→兵庫CSが本線になるかとは思いますが、脚力的に見てもチャンスはありそうです。POG終了後も期待したい1頭ですね。

今年のブラックタイド産駒はいまひとつ。芝短距離やダートなど柔軟に路線変更してくれる厩舎のほうがいいかもしれません。

モーベット(オルフェーヴル×アイムユアーズ)

新馬(6月東京) 1着

新潟2歳S(GⅢ) 8着

1勝クラス(10月東京) 2着

1勝クラス(2月東京) 4着

獲得ポイント: 1140P

放牧中ですが、5月の東京開催あたりで1回使うかどうかといった形です。若干追走力不足の感はあるもののレース内容自体はいいだけに、距離延長で見てみたい感はありますね。

チェルヴィーノ(リアルインパクト×スネガエクスプレス)

新馬(6月阪神) 3着

未勝利(2月中京) 6着

獲得ポイント: 200P

新馬3着後に骨折、先日の復帰戦は6着となり、放牧中です。順調さを欠いた分未勝利脱出が現実的なラインですかね。毎年牝馬の指名が鬼門です。

エクストラノート(アイルハヴアナザー×オメガフレグランス)

新馬(2月京都) 9着

獲得ポイント: 10P

新馬戦は馬群に着いて行くことができず9着敗退となり放牧に出ています。これはちょっと厳しいかなという感じもしてますが、遅生まれですし、使った上積みに期待したいですね。

ネヴァタップアウト(エスポワールシチー×パイクーニャン)

新馬(11月東京) 4着

獲得ポイント: 120P

新馬戦はハイレベル寄りのメンツを悪くない内容で4着。放牧に出ていましたが帰厩しています。勝ち上がりは問題ないと思いますが、1勝クラス突破は成長力次第といったところでしょうか。

以上10頭が配信した指名馬となりますが、netkeibaでのランキングだと現在34881人中11174位となっています。攻めた指名もありましたが、もちろん納得のいく結果ではないので、この結果をどう来年のPOGに繋げていくかが重要になってくると思います。

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 続いてハム太郎さんのPOG企画のほうで指名させていただいた5頭です。

ヴォルスト(キズナ×ナスケンアイリス)

新馬(8月札幌) 1着

もちの木賞(1勝) 7着

1勝クラス(12月阪神) 4着

1勝クラス(1月京都) 1着

獲得ポイント: 1570P

勝ち上がった1勝クラスはハイレベルで、2着ハクアイウィンザー、3着アポロアベリア、5着サトノラファールが勝ち上がり、7着のショウナンナデシコも次戦2着。伏竜Sに向けて帰厩していますが、かなり期待が持てそうです。

サマーハの2017(ハーツクライ×サマーハ)

馬名登録なし

獲得ポイント: 0P

変えても良かったのですが、思い入れのある血統なので残しました。ダノンフォルツェもそうですが、今年は特にデビューの壁が厚かったですね。

スマーティーアゲン(ヴィクトワールピサ×アブラシオ)

 未出走

獲得ポイント: 0P

美浦加藤和厩舎に入厩しました。ケガ明けとのことですが、まずはデビュー戦、頑張ってほしいですね。

シホノレジー(ダイワメジャー×メジロスプレンダー)

新馬(7月中京) 3着

未勝利(7月新潟) 3着

未勝利(8月小倉) 1着

りんどう賞(1勝) 6着

1勝クラス(12月阪神) 10着

菜の花賞(1月中山) 8着

獲得ポイント: 870P

芝1勝クラスの2戦はどちらも前潰れのレースを先行してのもので悪い内容ではないのですが、なかなか戻ってきてくれないですね。期間内の出走があるかどうかは微妙なラインです。

キラークイーン(マジェスティックウォリアー×ノンコ)

新馬(10月東京) 9着

未勝利(11月東京) 11着

未勝利(1月中山) 8着

未勝利(2月東京) 11着

獲得ポイント: 40P

こちらはもう厳しいかなという感がありますね。ただ新馬戦の内容が良かっただけに、高速ダートでもう1回見てみたいという感はあります。

こちらの5頭では当面ヴォルストに期待ですね。伏竜S→兵庫CS本線でどれだけ賞金を加算できるかといった感じじゃないでしょうか。

以上です。そろそろ2020-2021シーズンのPOGも考えていますが、情報の多いクラブ馬だとレイマン(キングカメハメハ×ドナブリーニ)、スルーセブンシーズ(ドリームジャーニー×マイティースルー)、イシュタル(アメリカンファラオ×モヒニ)あたりは注目してます。今後セリの動画等を見返しつつ吟味していきたいですね。それではまた明日。

「叩かれてナンボの世の中」なのかもしれない。

vergil.hateblo.jp

 まず、はてブのランキングに載っていたこちらの記事を見てほしいのですが、記事の内容を掻い摘んで書くと、「痴漢を取り押さえようとして重傷を負った人に対して、ネットで自業自得だと嘲笑する人が大勢湧くのはいかがなものか」という感じでした。これに対して、「叩いている大半は普通の日本人で、なぜ普通の日本人は正義が嫌いなのか」という切り口でロジック的な考察がなされています。

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「正義」という概念については私も過去にいくつか記事を書いてきましたが、上の記事とは真逆の考察をしていると思います。上の記事は「日本人は正義が嫌いだ」と書いているのに対し、私は「日本人は正義感が強すぎる」という旨の文章を書いてきました。この2つの文章は一見相反しているように見えますが、「事象に対するベースの批判量が多い」という観点から見てみると、ある程度合致する部分もあるのかなとは感じます。

なぜ正義が叩かれるのか?

多くの日本人は、「見知らぬ誰かが何かを成し遂げた」事に対して、嫉妬的な感情から本能的に批判的な捉え方をしがちで、逆に「既知の(ファンである)誰かが何かを成し遂げた」事に対しては称賛的な捉え方をしがちという心理的バイアスを持っています。上の記事の事象では、「見知らぬ誰かが痴漢を捕らえようとしてケガをした」ということになりますから、当然初動の感情としては批判的に映るわけです。ここでガンとなってくるのはSNSで、SNSの多くは、自分の初動的な感情を脳で噛み砕いて考察する前に表現できてしまいます。これが字を書いたり、声を出して話したりといった諸作であれば一旦脳を介して考察できるので、例え自分が初動で「痴漢を捕らえようとしてケガをした見知らぬ人物」に対して批判的な感情を持ったとしても、それを表現したい欲求は抑えることができます。しかしSNSに投稿するという作業(親指を動かすだけ)に際してはそういった初動的な感情を脳で噛み砕きずらい側面があり、まさにこれが「日本人が正義が嫌いである」という事象の本質的な要因になっているのではないでしょうか。

何度も言っていますが、現代社会に突如登場した諸悪の根源のほとんどはSNSです。SNSは人間を「悪」に導く心理バイアスを加速させ、「善」に導く心理バイアスを減衰させます。そのため現代の社会問題について考える際には、必ず高度情報化社会の弊害というものを最初に考えるべきというのが定説です。

叩かれてナンボの世の中

これにより導かれる結論は「あなたを知らない全ての人は、あなたの行動を批判的に捉えている」ということです。よって「叩かれること」を過剰に意識していては、この高度情報化社会では何も行動することが出来なくなってしまいます。そこで大事になってくるのは「批判」の質(内容)で、特に筋の通っていない批判については無視をするべきです。叩かれてナンボのこの世の中では、「どう叩かれないか」ではなく「どう叩かれるか」が重要になってきます。「叩かれ方」に注視しつつ、臆せずクリエイトしていきましょうということですね。

 

今日は3月11日です。多くの犠牲を無駄にしないためにも、毎年この日は、あの震災から何を学ぶべきか、個人個人がしっかり考えていくことが大切ですね。

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以上です。中の人は就職活動中であり、エントリーシートを毎日せっせと書いていますが、ブログを書いてきたおかげでそれほど苦にならないですね。何事も継続することは大事だなと感じます。それではまた明日。

日本人の国民性が、図らずもコロナの感染拡大を防いでいる。

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先週の記事にも書きましたが、新型コロナの問題で1番気を付けなければならないのは医療崩壊です。コロナウイルスが感染拡大し収拾が付かなくなりつつある韓国がいい例なので紹介すると、

市民が病院に殺到→大して症状もないのに病床を独占→院内感染勃発→医療スタッフは疲弊し、医療従事者にも感染拡大、病床が無いため呼吸困難者を家に返す始末。片っ端から検査を実施したため、既往症を持つ高リスクの高齢者が検査を受ける前に死亡。こういった医療崩壊をきっかけに、病院を中心としたパンデミックが発生。収拾が付かない事態に。

これが韓国の現状です。

jp.reuters.com

中国人の入出国者数や地理的条件を考えれば、正直日本にもこれだけの感染拡大が起こるリスクはあったと思います。しかし日本の医療はノートラブルで稼働し、まだ油断は出来ないものの、急激な感染拡大は食い止めた形となりました。なぜ韓国と日本でこれだけ差が生まれたのか。それはまさに国民性の違いにあると思います。

新型コロナウイルス感染拡大が大々的に報じられるようになってから日本で起こったことをまとめてみると、

・政府の対応を批判し、「安倍やめろ」の声が各所で拡大

・コンサートを開催しようとしたアーティストに大々的なバッシング

・トイレットペーパー買い占め

決してコロナが怖くなって病院に人が押し寄せるなんてことはありませんでした。これがまさしく韓国人と日本人の国民性の違いで、「自分がコロナウイルスにかかったらどうしよう」自己志向が強く出るのが韓国人なのに対し、日本人は「みんながコロナウイルスにかからないようにするにはどうしたらいいか」他者志向が強く出ていました。

だから日本人は、密閉空間の満員電車での通勤でも、「マスクをして自分が他の人を感染させなければそれでいい」と厭わないし、自分が全く関係のないコンサートに対しても「コンサートは感染拡大に繋がるからやるな」と声を挙げます。トイレットペーパーについてはちょっと違いますが、「他の人がデマを信じてトイレットペーパーを買い占めたら困るからあらかじめ買っておこう」と他者志向的に買ってしまったという意味では国民性が出ているのではないでしょうか(おそらく純粋にデマを信じて買い占めた人は少ないはず)

だからなんだという話ではあるのですが、他者志向的な日本人の国民性がコロナウイルスの感染拡大を図らずも防ぐ形になったというのは、来たるべき国難に向けてのいいサンプルになるんじゃないかなと思います。「インフルエンザ並みのウイルスで騒ぎすぎだ」という意見はもっともですが、日本人は「本質的には」それほど騒いでいないのかもしれません。

 

というわけで中の人は、コロナのせいで会社説明会等が軒並み中止になり、就活が全く進んでおりません。一刻も早いコトの収束を願うのみですね。それではまた明日。

冬のダートを振り返る(小倉編)

どうも、かえるんです。遅くなりましたが、今年は長かった小倉開催について振り返っていきます。

あと昨夏の勝ち馬指数表とは指数の算出方法がだいぶ変わっているので、あくまで開催内でのレースレベル比較用の表になるかとは思います。

小倉ダート2400

推奨馬成績

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推奨馬成績は(0-1-0-2) 単回収率0% 複回収率36.7%となりました。

勝ち馬指数・レース傾向

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この距離で高速馬場となると出入りの激しいレースになるので、折り合いやスパートのタイミングなどのジョッキーの技量への依存が非常に高くなりますね。なかなか指数でパフォーマンスを捉えるというのは難しいセッティングです。

小倉ダート1000

推奨馬成績

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推奨馬成績は(2-1-0-11) 単回収率115% 複回収率47.1% となりました。ここは人気馬の逆噴射も多くイマイチでした。どうしても隊列依存になってしまうので難しいです。。

勝ち馬指数・レース傾向

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基本的にスタートして200mで決まってしまうというレースがほとんどで、こちらもジョッキーのスタートの技量、馬のゲート能力がかなりのウエイトを占めていたように思います。指数も出てはいますが、この指数はダ1000でのパフォーマンスとしてしか参考にならなさそうです。

小倉ダート1700

推奨馬成績

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推奨馬成績は(6-6-4-22) 単回収率118.7% 複回収率81.6%となりました。推奨した人気サイドが飛びまくって後半は諦めモードでしたね。

勝ち馬指数・レース傾向

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結構馬自身のパフォーマンスのブレが大きくて、超高速馬場だったことや、無謀なマクリがかなり入っていたことなどが要因として挙げられると思います。この騎手メンツならではの乱高下ラップなんかも結構あり、この小倉で凡走して評価を落とした馬なんかは結構サルベージできそうです。ただ次の中京もかなり癖の強いクソコースなので、ローカル転戦馬なんかはなかなかカオスな馬柱を踏みそうですね。走り時を逃さないようにしていきたいです。

総括

冬小倉全体の推奨馬成績は(8-8-4-35) 単回収率111.3% 複回収率70.4%となりました。この複回収率ではちょっとコンテンツとしてさすがに良くないので、夏に向けて攻略の糸口を掴んでいきたいところです(夏は騎手メンツを考えても多少はマシになると思われる)。

馬券収支はコパノラクラクの一発が大きく、なんとかプラスになりました。ここで踏みとどまれたのが結構デカいですね。

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以上です。今週は重賞が全部ガチガチっぽくて多分予想配信しないと思うので、じっくりダート予想が出来ると思います。そろそろ大穴一発ズドンで5~6万馬券を当てて、年間プラスで立ち回りたいところですね。頑張っていきましょう。それではまた明日。

サウジCデー総括

日本馬延べ5頭が参戦したサウジCデー諸競走が29日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われました。

日本馬の結果はこんな感じです。

モーターズC(芝2100)

ディアドラ 2着

SサウジダービーC(ダ1600・3歳)

フルフラット 1着

サウジアC(ダ1200)

マテラスカイ 2着

サウジC(ダ1800)

ゴールドドリーム 6着

クリソベリル 7着

まずディアドラについて触れると、コースレイアウトや相手関係を考えてもここは勝つのかなという感じで見ていましたが、結果はバーレーンの馬に負けての2着という形。この走破タイム決着でヨーロッパGⅠ馬のディアドラに勝つというのは結構強いなというのが正直な感想で、ここは相手を褒めるしかないのかなという感じです。まあ道中のマークも厳しかったですし、海外レース、ましてや断然人気で勝ち切ることの難しさを実感したレースとなりましたね。

フルフラットに関しては、UAEオークスでセランに圧勝したダウンオンダバイユーゴドルフィンが世代トップ級のファイナルソングを送り込んできていること等を考えてもここはどうなのかなというのが正直なところではありましたが、蓋を開けてみれば早め先頭から押し切って完勝。BCジュベナイル5着馬としての意地を見せてくれました。息が入らなくて追走能力が問われるレース質とアメリカ血統がマッチしたという点も当然あるかと思いますが、栗東坂路で前半からゴリゴリ飛ばしていく森厩舎の調教アプローチも効いたんじゃないかなと個人的には思います。UAEダービーはどちらかというと純アメリカンな競馬にはならないレースなのでどうかなとは思いますが、この感じだとケンタッキーダービーはかなり面白いですね。武豊Jとともに、日本馬初の快挙達成が期待できる1頭だと思います。

あと日本で走らないかと言われると多分そんなことは無くて、1200~1400なら世代屈指の1頭かなと思います。京都1800の機動力勝負でハクアイウィンザーに伸び負けるのは適性面から見てもある程度は仕方ないでしょう。

マテラスカイは2着でしたね。フルフラットの競馬を見てこれは勝つかなと思っていたのですが、直線の長いコースレイアウトが最終的には仇となりました。もう少し向こう正面が長くて直線が短ければ着順は入れ替わっていたでしょうし、来年内枠を引ければリベンジ濃厚ではないでしょうか。と、その前にこの馬はゴールデンシャヒーンですね。ひと叩き入れて上積みもあるでしょうし、去年の雪辱を晴らしてほしいです。

続いてサウジCですが、一応予想をしていました。

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予想の結果としては、

マキシマムセキュリティー 1着

ムーチョグスト 4着

アメリカンな競馬だとさすがにアメリカ馬のワンツースリーかなと見ていたのですが、意外と時計がかかって惰性減速の小ささが要求された分最後にムーチョグストが垂れてベンバトルが届いたという感じですかね。なかなか馬券的にも面白いレースだったので、来年はぜひ発売して欲しいところです。

日本馬の2頭に関しては、追走能力勝負で適性は見せたゴールドドリームと、適性は合わないながら能力は見せたクリソベリルという感じですかね。2頭とも頑張っていますが、欲を言えばタピット産駒でこういう追走質セッティングは向かないだろうタシトゥスには先着してほしかったところです。あれくらいの地力の馬は向こうにはうじゃうじゃいますし、やはりアメリカダート競馬の壁は相当に厚いということが今回のレースで再認識できたのではないでしょうか(ノーザンも、JRAも)。まあとっとと3歳ダート路線を整備しないことには一生勝てないですよ。

あとおそらくこういうラップ構成になるなら日本馬で1番適性がありそうなのはおそらくコパノキッキングじゃないかと思います。来年はチャレンジしてほしいですね。

以上です。果敢に挑戦した陣営に拍手を送りたいですね。チャレンジしなければ勝利はないですし、結果が出せなかったからってチャレンジ自体を批判をするのはやっぱ良くないですよ(出資者が率先して批判しているのがなんとも。。配当が大事なのはわかるけど夢見ようよ。。)

という感じです。ダート馬の海外挑戦はどんどんしてほしいですね。それではまた明日。

コロナウイルスに感染しないために我々がすべきこと

www.msn.com

本記事を書くにあたって、医学部(5年生)の友人にコロナウイルスに関する適切な知識、情報を提供してもらいました。専門家の意見と書くとちょっと語弊があるかもしれませんが、個人的には信頼出来るソースだと認識しています。

もしこの記事の誤りについて訂正・意見したいという人がいたら、「誤りのある箇所」と、それに対する「具体的な訂正」を「ソース」と「根拠」を明確に示したうえでコメント欄に書き込んでいただければと思います。

日常生活で感染するリスクの高い唯一の場所

www.huffingtonpost.jp

まずコロナウイルスの感染力に関しては誤解されやすい事項ですが、基本的に電車やレストランなどで空間を共にした程度では感染しません。感染するリスクを高めるには、「密閉された空間で有症者と長時間共に生活すること」が要求されます。もう1つ感染するリスクを高める要因として考えられているのは、ドアノブ手すりなどの接触、もしくは咳やくしゃみによる飛沫です(接触より限定的)。ただこれらの事項は手洗いうがいの徹底によりある程度防ぐことができるため、私たちが日常生活を普通に営む中でコロナウイルスに感染するリスクというのはほとんど皆無といってもいいかもしれません。なんなら大規模イベントなどの人ゴミ(ホットなところでいくと東京マラソンみたいな)に行ったとしても、手洗いうがいをしっかり行えば感染する確率というのは非常に低いものです。

じゃあコロナウイルスに感染するリスクの高い場所はどこなのか?それはまさしく「病院」です。

病院がウイルスの主要な感染源になりやすい理由として順を追って説明すると、

①有症者が病院を受診

②有症者→患者への感染の発生(※病院を受診している患者は総じてどこかしら体に不調をきたしていますが、体に不調をきたしている人はウイルスに感染しやすい傾向があります)

③患者→医者・看護師への感染の発生

という流れです。

ちなみに、

④病院にウイルスが蔓延して医療従事者が多数死亡→医療崩壊が起こりパンデミック

という最悪の事態が起こっているのが中国の武漢です。こう見ると「④を起こさない」ということが今後の収束を見据えるうえでの最重要事項となってくるのがわかるかと思います。そのためにも「病院に行かないこと」こそが、「我々がすべき最も重要なこと」となってくるわけです。

ヒステリックになりすぎないこと

「過剰な報道によりヒステリックになりすぎない」ということは「病院に行かないこと」にも繋がってくると思います。例えばみなさんが今風邪を引いて体調が悪化したとして、みなさんのアタマには「コロナウイルス感染」ということが思い浮かぶと思います。当然自分がコロナウイルスに感染したのかそうでないのかを知るために病院に行くかとは思いますが、病院に行っても基本的に詳細な検査はしてもらえないと思います。これには理由があって、それは検査の結果が「陽性」であっても「陰性」であっても病院側の対応は変わらないからです。症状が軽ければ基本的に自宅療養、症状が重ければ入院して経過観察となります。いわば、コロナウイルスに感染していたとしても症状が軽ければ自宅療養だし、コロナウイルスに感染していなくても症状が重ければ入院して経過観察対応となるわけです。これは、

コロナウイルスにはそもそもまだ特効薬や確立された治療法がない。

②ウイルスに感染したリスクがある場合は、例えノロウイルスだろうがインフルエンザだろうがそのウイルス種に関わらず自宅で絶対安静、いわゆる「出席停止」「出勤停止」の扱いとなるため、コロナウイルスであるかどうかは正直どうでもいい。

という背景に基づくものです。大事なのは症状が重篤重篤でないかであって、自分がコロナウイルスかどうかはさほど重要ではありません

以上のことから、「むやみにコロナウイルスの検査を受けようとしないこと」が大切になってくるのがわかると思います。自分がコロナウイルスかどうかを知れるメリットよりも、ウイルスの巣窟である病院にわざわざ何度も足を踏み入れるデメリット(検査を受けるためにはだいたい病院をたらい回しにされる)のほうが遥かに大きいですからね。

風邪を引いても症状がごく軽いのであれば基本的に病院に行かずに静観。「風邪にしては、、」と感じたら病院に行き、ウイルス(インフルエンザ等)の診断をもらって「出席停止」「出勤停止」を獲得し自宅療養をする。この時、コロナウイルスかどうかの検査をむやみ要求しない。過剰にヒステリックにならず、コロナウイルスの特性についてしっかりと理解をしたうえで適切な対応をしていくことが重要です。新型のウイルスと聞いて不安になる気持ちもわからなくはないですが、十分な知識を持ち得ていない人が過剰な報道、流布したデマに煽られて病院に押し寄せ、医療が崩壊した武漢のようにならないためにも1人1人が正しい認識を持って冷静に行動していくということが大切ではないでしょうか

以上です。マスク着用の効果については懐疑的な面もあるので、手洗いうがいをしっかりしていきましょう。確率論的な視点で言えば、コロナウイルスよりも正月の餅のほうが致死性は高いです。餅よりも危険性が低いものに対してまるで国が転覆するかのような言い方は適切ではありません。報道への過剰な反応こそが、パンデミックへと繋がってしまいます。正しい知識を持ち合わせれば大丈夫です。死にません。それではまた明日。

冬のダートを振り返る(京都編)

どうも、かえるんです。今日は年明けからの京都開催について振り返っていきます。

レースレベル比較等で使えると思うので秋の京都振り返り記事も置いておきます。こちらも併せてよろしくお願いします。

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京都ダート1900

推奨馬成績

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推奨馬成績は(3-0-0-7) 単回収率121% 複回収率46%となりました。堅めのレースが多かったですね。

勝ち馬指数・レース傾向

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1900の割には流れたレースが多かったです。関西の騎手は縦の意識が強いのでレースが締まります。

京都ダート1200

推奨馬成績

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推奨馬成績は(0-3-2-21) 単回収率0% 複回収率40.8%となりました。京都1200は隊列依存が強いのでほとんど馬券は買わないですが、結構爆荒れ決着が多かったですね。特に未勝利、1勝クラスなんかではスピード質が強すぎて芝転戦馬が穴を開けたりするので、私個人としては今後もあまり手は出せないかなという印象です。

勝ち馬指数・レース傾向

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本質的に差せないレース質という傾向に変わりはなく、これからの阪神開催を見据えるうえではやはり「京都1200で差し込んできた馬」というのがチェックポイントになると思います。明確に前潰れ戦となったのは前半33.8で流れた橿原Sだけでしたからね。

京都ダート1400

推奨馬成績

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推奨馬成績は(2-5-3-18) 単回収率136.1% 複回収率107.9% となりました。ボチボチです。

勝ち馬指数・レース傾向

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1200とは違い割と差しが決まるレースが多かったように感じます。1200質の馬が結構1400に出て来たりというのもありますが、やはりワンターン1400というのは前傾気味からラスト失速の展開になりやすいというのが共通項として見受けられます。あと世代未勝利戦なんかは強い馬が勝ち尽くした感があり、徐々にですがレベルが落ちてきているように感じます(中距離路線よりも顕著)。

京都ダート1800

推奨馬成績

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1月の推奨馬成績は(4-6-4-10) 単回収率102.9% 複回収率122.9%、2月の推奨馬成績は(3-5-2-9) 単回収率147.4% 複回収率134.2%、1800計で(7-11-6-19) 単回収率122.6% 複回収率127.9%という感じです。個人的には精度も取れましたし、穴馬の嵌りも含めてなかなか手ごたえが掴めた開催となりましたね。

勝ち馬指数・レース傾向

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今開催は冬にしては馬場が軽かったこともあって、より機動質のレースが多かったかなと感じます。ゆえにローカルや1400実績がある馬が多く穴を開けました。例によってここで差し損ねたズブいタイプやコーナー加速できない大飛びタイプなんかはキッチリ阪神でサルベージできると思うので、そこら辺を逃さないようにしていきたいですね。

総括

京都1月2月開催全体の推奨馬成績は(12-19-11-65) 単回収率98% 複回収率94.9%となりました。1200は壊滅的でしたが、1800のほうで何とかアドバンテージを取って最低限の成績は残せたかなと思います。馬券についてはこんな感じ。

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ほぼトントンですが、個人的には悪くなかったかなと思います。まあ京都はそれほど得意ではないので。何よりもこの結果を次の阪神・中京にどう生かしていくかが1番重要になってくると思うので、気を引き締めて、今週末の競馬も頑張っていきましょう。

小倉の振り返り記事は明日には出せるかと思います。それでは。