2019-2020のPOG期間も残すところあと2カ月少々となりました。いよいよ大詰めですね。
というわけで、今年指名したマイPOG馬15頭についての最後の近況報告をしていきたいと思います。悲喜こもごも、いろいろありました。
まずは昨年の5月に上の記事で配信した10頭から。
新馬(6月東京) 2着
未勝利(8月札幌) 1着
サウジアラビアRC(GⅢ) 3着
こうやまき賞(1勝) 1着
クロッカスS(L) 4着
ファルコンS(GⅢ) 11着
獲得ポイント: 2970P
NHKマイル出走への分水嶺だったファルコンSが痛恨の出遅れとなり、POG期間中の出走はもう無いかもしれません。
瞬発戦セッティングを得意とする藤沢厩舎と持続戦セッティングを得意とするダイワメジャー産駒というのがミスマッチだったかなというのは思うところですが、今年は順調に行かなかったノーザンFの牡馬が多い中での2勝、GⅢ3着というのはまあ良かったのではないでしょうか。
マイラプソディ(ハーツクライ×テディーズプロミス)
新馬(7月中京) 1着
野路菊S(OP) 1着
京都2歳S(GⅢ) 1着
共同通信杯(GⅢ) 4着
獲得ポイント: 6210P
共同通信杯はこれまでヌルい競馬しかしてこなかったのが祟っての4着。短期放牧に出ましたが、皐月賞に向けて帰厩したところです。
初の敗戦についてはいろいろ言われていますが、この馬自身にとってはプラスの敗戦だったかなと思います。掛かる馬ではないので、皐月賞とダービーでは反省を生かして積極的な競馬を期待したいですね。個人的には武さんはこっちに乗ってほしいと思ってます。
これは結構良い指名だったかなというのは思うところで、「仕上がりの早いハーツクライ」が今年のPOGでもトレンドとして重要になってくると思います。
新馬(9月小倉) 1着
萩S(L) 1着
ホープフルS(GⅠ) 2着
獲得ポイント: 5230P
今週のスプリングSに出走します。暮れの内容を見るに皐月賞、ダービーともにノーチャンスではないと思いますし、まずは年明け初戦をいい形で終えてほしいところです。
ドリームジャーニー産駒は毎年取るのですが、まさかこんなに走ってくれるとはといった感じですね。父に種牡馬として初のタイトルを。期待しましょう。
リズムオブラヴ(ディープインパクト×ミュージカルウェイ)
未出走
獲得ポイント: 0P
両前骨折と聞いた時はどうなることやらと思いましたが、なんとか5月中にはデビューできそうです。一発突破を期待したいですね。
ダノンフォルツェ(ロードカナロア×インディアンギャル)
登録抹消
獲得ポイント: 0P
残念ながらゲートに入ることは叶わず。競走馬にとって「出走」というハードルがどれだけ大きいものなのかというのを実感させられました。
新馬(1月京都) 1着
沈丁花賞(1勝) 2着
獲得ポイント: 1020P
京都ダート1800の新馬戦を快勝し、昇級初戦となった沈丁花賞では2着。負けはしたものの、追い出しが遅れて逃げ馬に出し抜かれる形での敗戦で、内容としてはかなり濃いものでした。今後は続戦で阪神の1勝クラス→兵庫CSが本線になるかとは思いますが、脚力的に見てもチャンスはありそうです。POG終了後も期待したい1頭ですね。
今年のブラックタイド産駒はいまひとつ。芝短距離やダートなど柔軟に路線変更してくれる厩舎のほうがいいかもしれません。
新馬(6月東京) 1着
新潟2歳S(GⅢ) 8着
1勝クラス(10月東京) 2着
1勝クラス(2月東京) 4着
獲得ポイント: 1140P
放牧中ですが、5月の東京開催あたりで1回使うかどうかといった形です。若干追走力不足の感はあるもののレース内容自体はいいだけに、距離延長で見てみたい感はありますね。
チェルヴィーノ(リアルインパクト×スネガエクスプレス)
未勝利(2月中京) 6着
獲得ポイント: 200P
新馬3着後に骨折、先日の復帰戦は6着となり、放牧中です。順調さを欠いた分未勝利脱出が現実的なラインですかね。毎年牝馬の指名が鬼門です。
エクストラノート(アイルハヴアナザー×オメガフレグランス)
新馬(2月京都) 9着
獲得ポイント: 10P
新馬戦は馬群に着いて行くことができず9着敗退となり放牧に出ています。これはちょっと厳しいかなという感じもしてますが、遅生まれですし、使った上積みに期待したいですね。
ネヴァタップアウト(エスポワールシチー×パイクーニャン)
新馬(11月東京) 4着
獲得ポイント: 120P
新馬戦はハイレベル寄りのメンツを悪くない内容で4着。放牧に出ていましたが帰厩しています。勝ち上がりは問題ないと思いますが、1勝クラス突破は成長力次第といったところでしょうか。
以上10頭が配信した指名馬となりますが、netkeibaでのランキングだと現在34881人中11174位となっています。攻めた指名もありましたが、もちろん納得のいく結果ではないので、この結果をどう来年のPOGに繋げていくかが重要になってくると思います。
続いてハム太郎さんのPOG企画のほうで指名させていただいた5頭です。
ヴォルスト(キズナ×ナスケンアイリス)
新馬(8月札幌) 1着
もちの木賞(1勝) 7着
1勝クラス(12月阪神) 4着
1勝クラス(1月京都) 1着
獲得ポイント: 1570P
勝ち上がった1勝クラスはハイレベルで、2着ハクアイウィンザー、3着アポロアベリア、5着サトノラファールが勝ち上がり、7着のショウナンナデシコも次戦2着。伏竜Sに向けて帰厩していますが、かなり期待が持てそうです。
サマーハの2017(ハーツクライ×サマーハ)
馬名登録なし
獲得ポイント: 0P
変えても良かったのですが、思い入れのある血統なので残しました。ダノンフォルツェもそうですが、今年は特にデビューの壁が厚かったですね。
未出走
獲得ポイント: 0P
美浦の加藤和厩舎に入厩しました。ケガ明けとのことですが、まずはデビュー戦、頑張ってほしいですね。
新馬(7月中京) 3着
未勝利(7月新潟) 3着
未勝利(8月小倉) 1着
りんどう賞(1勝) 6着
1勝クラス(12月阪神) 10着
菜の花賞(1月中山) 8着
獲得ポイント: 870P
芝1勝クラスの2戦はどちらも前潰れのレースを先行してのもので悪い内容ではないのですが、なかなか戻ってきてくれないですね。期間内の出走があるかどうかは微妙なラインです。
キラークイーン(マジェスティックウォリアー×ノンコ)
新馬(10月東京) 9着
未勝利(11月東京) 11着
未勝利(1月中山) 8着
未勝利(2月東京) 11着
獲得ポイント: 40P
こちらはもう厳しいかなという感がありますね。ただ新馬戦の内容が良かっただけに、高速ダートでもう1回見てみたいという感はあります。
こちらの5頭では当面ヴォルストに期待ですね。伏竜S→兵庫CS本線でどれだけ賞金を加算できるかといった感じじゃないでしょうか。
以上です。そろそろ2020-2021シーズンのPOGも考えていますが、情報の多いクラブ馬だとスレイマン(キングカメハメハ×ドナブリーニ)、スルーセブンシーズ(ドリームジャーニー×マイティースルー)、イシュタル(アメリカンファラオ×モヒニ)あたりは注目してます。今後セリの動画等を見返しつつ吟味していきたいですね。それではまた明日。